◆ 動物魅了体質事件 ◆ |
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これは体質と言って良いものなのか分からないが。 |
たぶんその体質を親父から遺伝している私はあえて「体質」と思っている。 |
それは「動物が変に寄ってくる」というものだ。 |
私が幼い頃からしょっちゅう親父が動物を拾ってくる。 |
いろいろだったが鳥類が多かった。 |
捨て猫とかそういうものではない。 |
巣から落ちた飛べない鳥とか、怪我をしている動物など。 |
別に特別な行動はしていない。 |
住んでいた所は大阪市内でけっして自然のあふれる田舎ではない。 |
都会で普通に通勤してて拾ってくるのである。 |
親父も決してそういうのを注意して歩いてる訳ではない。 |
いつも偶然見つけてしまうのだ。 |
見てしまったものは放置できない。 |
仕方なくウチに連れて帰ってきて手当てをしてまた逃がしてやる。 |
それが文鳥とかセキセイインコなど野生の生き物でない場合はウチで飼う事も多々だった。 |
生き物が自然と寄ってきているとしか思いようがない。 |
どうやら私もその体質を受け継いだらしい。 |
小学生あたりからその体質が現れ出した。 |
学校帰りにふと前からシマリスが走ってくる。 |
私の足元まで来て足に乗ってくる.. |
都会だよ!?(@∇@;) |
普通のアスファルトの道だよ!?車も走ってる。 |
しかも慣れてる!? |
考えればどこかの家から逃げ出して来たのか。 |
そのままリスをぐわしと掴んで家に帰る。 |
姉に「...おねえちゃん...シマリス..」と言って見せると、 |
姉:「はあぁ!?リスぅ!?(@∇@;)」 |
とびっくりしていた(笑) |
これと同じようなシーンが大人になってからあったな。 |
姉とゲーセンで待ち合わせて遊ぶ約束をしていた。 |
ミナミの華やかな夜の街。 |
ふと前を見ると白い小さい物体がのたのた歩いてくる。 |
私:「?(゜_。)?(。_゜)?」 |
私:「...ねずみ??」 |
その物体が私の足にすがりつく。 |
ハムスターだ(笑)すごくちっちゃいが首輪をつけている。 |
ミナミの繁華街...人はたくさんいるぞ。なぜ私の足にくっつく(笑) |
姉との待ち合わせ場にて。 |
私:「...おねえちゃん...ハム...」 |
姉:「はあぁ!?ハムぅ!?(@∇@;)」 |
結局このハムスターは姉が飼う事になった。私は猫を飼っていたからね。 |
姉が調べた結果、このハムスターは「ドワーフなんちゃらハムスター」という珍しい種類だったそうな。 |
たぶんあのまま放置したら生きていけなかっただろう。 |
そんなこんなで何故か動物が寄ってくる。 |
ちなみに今までに怪我をしている、もしくは保護が必要と判断で家に連れて帰った動物は.. |
すずめ・ツバメ・ヒヨドリ・文鳥・セキセイインコ・メジロ・ハト・ウズラ? など各数匹ずつ |
猫・コウモリ・カメ(道路を歩いてた)(笑)・シマリス 等である。 |
川ででっっかいナマズが傷ついて死にかけてて連れて帰った事もあったなぁ..(笑) |
残念ながらこのナマズは手当てのかいなく死んでしまったが..。 |
更にこれだけではない、野生の生き物が寄ってくる事も多々だった。 |
人と観光をしていて、なにげに「ほら、あっちなんだろう?」と |
右手をあげて指さしたら、とたんにその手にハトがとまったり(笑) |
決してエサを持っていた訳ではない。 |
ベンチでぼ〜っとしていたらすずめが頭にとまったり。 |
しかもお土産(笑)を残して去っていった(怒) |
いきなりカラスにとまられて(肩っていうか背中っていうか) |
あまりの重さと衝撃にコケたり。 |
夜道、木の下を歩いていたら見た事もないサギっぽい形の鳥が頭上に落ちてきたり(笑) |
この時はさすがにびびって叫び声をあげてしまった(笑) |
今思い出してみたら、昔、親父がベランダに出ると |
すずめがわらわら〜っと集まってきてベランダの手すりにたくさん止まっていた。 |
別に親父は気にもしていない風だったが.. |
今思うと不思議な光景だったなぁ.. |
(;^_^Α |