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子供洗脳事件
潜在意識の話。
私は理由もなく怖いと思う歌がある
それは童謡で「でた〜でた〜月が〜 まあるいまあるいまんまるい〜」っていうあの歌。
どう考えても怖い要素はない。
なのにその歌を聞くとな〜んだかヤな気分になる。
怖いってパニクる訳ではない。
ただ漠然と「無気味」という感覚に襲われる。
何故だろう?
私は学生時代もずっと不思議に思っていた。
大人になってからある日その理由が判明した。
なにげに姉にその話をした時に
姉:「ああ、私もだよ」
という返事から追求して判明(笑)
私達姉妹が幼い頃、よく親父が怖い話(親父自作)を聞かせて私達をびびらせてくれた(笑)
その中に「大月さんの幽霊」というものがあったらしい。
これは姉がかろうじで記憶していたものだ。
姉自身、話の細部まで覚えていないのだが、
大月さんという人がいて、その人が木で首吊り自殺をしてしまい、
長い髪が木にからまって仕方なく髪を切って木に残した。
その髪が風にほどかれて、飛んでくるだの幽霊がどうだの..(この辺はあやふや)
で、締めの親父のセリフがいかにも恐ろしい感じに
「大月さんがやってくる〜〜」
であり、そのセリフにびびって沈黙する姉妹に何故か!
何故かその「で〜た〜で〜た〜月が〜」と親父がニタリと笑いながらBGMとして歌ったのだ。
どう考えてもストーリーと関係あらへん(笑)
何故その歌なのかもよく分からない(笑)
大月さん→月がつくから なのか?(笑)
その事実を知って私は納得する点がある。
歌を聞いて無気味な気持ちになるのだが、
いつもなぜか同時に「木」「髪」「大月さんという名前」が頭に浮かんでいたのだ。
事実が判明してハニワ顔の私であったが(笑)
しかし潜在意識ってすごいね。
よっぽど幼心に焼き付いたのであろう。
理由が分かった今でもやはりその歌を聞くと無気味な感覚になる。
ちゅ〜か、親父恐るべし!(笑)


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