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ナンパおじいちゃん
知り合いがバイク事故で入院中。
お見舞いに行こうとバイクで走っている時の事。
場所は和泉市、ある交差点で信号待ちをしていた。
私の右側に小さい車(クラッシックカー?)がギリギリに停まる。
おんや??
クラッシックカーの助手席の窓が開いて中におじいちゃん2人。
おおお。すごくおしゃれなおじいちゃんだ。
なんていうか...歳は70を越えているであろうその2人。
なんかマンガで見る「執事」のようなヒゲをはやしている。
服そうは乗馬でもするかのような..
帽子もキマっている。
クラッシックカーにぴったりなその出で立ち(笑)
こういうおじいちゃんてなんかステキだよね。
じじ:「おね〜さん、バイクの運転うまいねぇ」
Σ( ̄Д ̄;)はぐっ
このじじいはよりに寄って私に言ってはいけない言葉を最初にはいた(笑)
私:「なにおう!いやみか!?いやみなんだな!?(T▽T)」
私:「私の運転がうまかったら私以外の世の中のすべてのライダーは国際ライセンス級の腕の持ち主じゃい!(T▽T)」
私の運転のヘボさは誰よりも自分が知っとるわい!(T▽T)
じじ:「まあまあ、謙遜しなさんなって。どこ行くの〜?」
私:「病院」
じじ:「Σ( ̄Д ̄;)はぐっ(ちょっとひるむ)」
やはり..病院という場所はじいさんには人生の先が見えるヤな場所なのか(笑)
じじ:「ど..どっか悪いん?」
私:「いやぁ..友達のお見舞い」
じじ:「(なぜか急に明るい表情に)そっか。ねえねえ、遊びに行かない?」
私:「ど..どこに!?」
じじ:「ん〜〜?どっかドライブ〜♪」
..( ̄□ ̄||) ちゅ〜か私バイクやん。
自分の車の後ろにバイクくっつけて走ってそれでドライブ??
てかそれでホンマに楽しいん??
私:「病院..一緒に来るか?」
じじ:「( ̄Д ̄;)あうっ ....いや..イイデス..」
しゅるるる〜と小さくなったじじは車の窓を閉めた(笑)
しかし..元気やな。じいさん。


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