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奈良公園ボコボコ事件
家族で奈良公園に遊びに行った時の事。
何歳くらいだったろう..
幼稚園児か..もっと前かもしれない。
知ってる人もいると思うが奈良の鹿はおじぎをする。
幼心に感動があった。
鹿せんべいを持っていると、あっちからもこっちからも
鹿が寄ってきておじぎをしておねだりをする。
もう嬉しくて仕方がなかった(笑)
もうはしゃぎに、はしゃぎまくってたような気もする(笑)
私:「あ!あそこに小さい鹿がおる!」
木陰に鹿のあかちゃんがいた。
私は家族の誰よりも前に進み出て、子鹿の方へかけていった。
と!
どんっ!といきなり背中を突き飛ばされた。
私:「あう!!」
少しふっ飛び、のけぞってコケそうになった!
が、目の前にクモの巣があって青虫がかかってうにうにしている!(笑)
私:「ふぎゃ!(>_<)」
その為、根性でコケるのを耐える!(笑)
私:「何すんねん!!」
と怒って振り向く..
私:「鹿っっ!? Σ( ̄□ ̄||)」
親鹿が目前に!
しかも後ろ足で立ち上がっている!!
そう..
奈良公園の規則に「子鹿には近寄らないでください。親鹿が攻撃します」というのがあるのです..
幼い子供だし..誰かに助けを求めるのは当然で..
私:「おとうちゃん!!!」
がーーーーーん!! (@∇@;)
誰も居やしねえ!!Σ( ̄□ ̄||)
親父はとっさに両脇にいた母と姉の手を取り、いち早く避難(笑)
鹿パーーンチ!
鹿キーーック!
鹿ヘッドバーーット!!
親父がふたりを安全な所へ連れて行き、
再び私を助けに来てくれるまでの時間差、約1分(笑)
文字通りボコボコである(笑)
どうやって助けてもらったか記憶がない。
気が付いた時にはただただ呆然として
私:「今...何が起こったん..???」
服はどろどろ、全身すり傷だらけである..
よく見ると服のどろどろは皆、鹿のひづめの形をしている(笑)
親父:「子鹿の近くにいったらアカンやんか〜」
親父:「....プッ...(@ ̄w ̄@)」
あっっ!くそう!!笑いこらえてやがる!! Σ( ̄Д ̄;)
幼心が傷付いた思い出である..(笑)


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