◆ 奈良公園ボコボコ事件 ◆ |
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家族で奈良公園に遊びに行った時の事。 |
何歳くらいだったろう.. |
幼稚園児か..もっと前かもしれない。 |
知ってる人もいると思うが奈良の鹿はおじぎをする。 |
幼心に感動があった。 |
鹿せんべいを持っていると、あっちからもこっちからも |
鹿が寄ってきておじぎをしておねだりをする。 |
もう嬉しくて仕方がなかった(笑) |
もうはしゃぎに、はしゃぎまくってたような気もする(笑) |
私:「あ!あそこに小さい鹿がおる!」 |
木陰に鹿のあかちゃんがいた。 |
私は家族の誰よりも前に進み出て、子鹿の方へかけていった。 |
と! |
どんっ!といきなり背中を突き飛ばされた。 |
私:「あう!!」 |
少しふっ飛び、のけぞってコケそうになった! |
が、目の前にクモの巣があって青虫がかかってうにうにしている!(笑) |
私:「ふぎゃ!(>_<)」 |
その為、根性でコケるのを耐える!(笑) |
私:「何すんねん!!」 |
と怒って振り向く.. |
私:「鹿っっ!? Σ( ̄□ ̄||)」 |
親鹿が目前に! |
しかも後ろ足で立ち上がっている!! |
そう.. |
奈良公園の規則に「子鹿には近寄らないでください。親鹿が攻撃します」というのがあるのです.. |
幼い子供だし..誰かに助けを求めるのは当然で.. |
私:「おとうちゃん!!!」 |
がーーーーーん!! (@∇@;) |
誰も居やしねえ!!Σ( ̄□ ̄||) |
親父はとっさに両脇にいた母と姉の手を取り、いち早く避難(笑) |
鹿パーーンチ! |
鹿キーーック! |
鹿ヘッドバーーット!! |
親父がふたりを安全な所へ連れて行き、 |
再び私を助けに来てくれるまでの時間差、約1分(笑) |
文字通りボコボコである(笑) |
どうやって助けてもらったか記憶がない。 |
気が付いた時にはただただ呆然として |
私:「今...何が起こったん..???」 |
服はどろどろ、全身すり傷だらけである.. |
よく見ると服のどろどろは皆、鹿のひづめの形をしている(笑) |
親父:「子鹿の近くにいったらアカンやんか〜」 |
親父:「....プッ...(@ ̄w ̄@)」 |
あっっ!くそう!!笑いこらえてやがる!! Σ( ̄Д ̄;) |
幼心が傷付いた思い出である..(笑) |