小樽で発見した面白いもの

むかい鐘
むかい鐘
JR小樽駅前
むかい鐘「Welcome Bell」
JR小樽駅
むかい鐘「Welcome Bell」
JRニセコ駅
小樽駅の入り口にある「むかい鐘」。かつて、列車到着の予報として上り列車は2打、下り列車は3打と決めて鳴らされていたそうだ。1965年頃まで小樽駅で使われていた鐘は、役目を終えた今、小樽駅の入口で誰に気づかれることなく、ひっそりと余生を送っている。 JR小樽駅の1、2番線ホームには、小樽駅玄関にある「むかい鐘」をベースにしたミニチュア版がある。北海道鉄道120周年の記念に作られたもの。1、2番線は主に上り列車が来るので、列車が来たら2回鳴らしてみよう。 むかい鐘は小樽駅以外にもあった。ニセコ駅のそれは白がベースの明るい感じ。説明文に鐘の絵が入っている以外は小樽駅にあるのと同じだ。他の駅にもあるのだろうか?
JR小樽駅周辺
小樽・ナホトカ姉妹都市壁碑
JR小樽駅前
石原裕次郎等身大パネル
JR小樽駅
JR小樽駅のバスターミナルの前にある壁碑。ロシアのナホトカ市は、日本海を挟んで、ほぼ小樽市と同緯度にある港湾都市で、昭和41年に小樽市長がソ連訪問の際、姉妹都市の調印をしている。 JR小樽駅4番線の奥には「るたお」と書かれた古い駅標と一緒に石原裕次郎の等身大パネルもある。記念写真にはもってこいなので、列車を降りたら探してみよう。
SL、C622の動輪
JR小樽駅
 (地図
和田時計店
小樽市稲穂
 (地図
かつて東海道本線の「特急つばめ号」や函館本線の「急行ニセコ号」を牽引したC622、その動輪は小樽駅5番線横にひっそりと鎮座している。C62の中でも2号機だけに付けられた除煙板の“つばめ”のマークやプレートも一緒だ。 「都通り商店街」の南側、「サンモール商店街」の延長にある店。白壁に古ぼけた大きな時計が小樽の町並に似合う。根っからの時計職人のオヤジさんが時計について熱く語ってくれた。量産時計から一点物まで様々な時計と出会える今となっては珍しいお店。
小樽のカトリック教会とマリア像
カトリック住之江教会
小樽市住之江
 (地図
カトリック住之江教会のマリア像
小樽市住之江
カトリック富岡教会のマリア像
小樽市富岡
 (地図
明治時代に住宅として建てられ、その後、昭和24年にカトリック富岡教会の分教会となった。見るかぎりでは教会のイメージそのもので、これが住宅だったと言われてもピンとこない。 カトリック住之江教会のマリア像はお地蔵様のように石屋根に囲まれた場所に安置されている。今まで、あまり教会という建物をじっくりと見たことはなかったが、なんとなく違和感を感じる。何時でもお祈りができるようにということなのだろうか。 本家の富岡教会もやっぱりマリア様は石屋根の下にいらした。
潮見台浄水場 (地図
潮見台浄水場玄関
小樽市潮見台
潮見台浄水場事務所
小樽市潮見台
潮見台浄水場浄水施設
小樽市潮見台
昭和初期に作られたそうだが、現在も稼働しているのだろうか、玄関には立ち入り禁止の看板とロープがある。国道5号の宣誠寺の角を曲がり、狭い道をひたすら登り切った交差点を左に行くとある。かなり難易度が高いので車の運転に不慣れな人やマニュアル車は無理して入らないほうがいい。 事務所の入り口は板が打ちつけられていて、近年人が入ったような形跡がない。 浄水施設と思われる建物は小樽市歴史的建造物の看板が立っているが、立ち入りは禁止されていて、近くまでは行けない。浄水施設にミスマッチな感じのとんがり屋根の可愛い建物がチョコンと建っている。

参考文献:小樽散歩案内2001〜02版(ウィルダネス発行)