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自宅前から3月の大雪

3/9(土曜日)大雪です。今年の雪は本当にしつこいです。11時ぐらいに雪が弱まったので除雪することにしました。雪を捨てている雪山もどんどん高くなって、2階のフロアと同じぐらいの高さまでになりました。除雪の合間にあこが1boxみたいになっていたのが面白くてスコップをカメラに持ち替えて撮りました。ほんと芸術的な積雪具合です。

たまにはこんな週末も良いかと思って、除雪で汗をかいたので風呂でも入ってゆっくりしようと思ったら、今朝まで続いた嵐の影響で、給湯機の排気口に雪が詰まったようで点火してくれません。どうしても風呂に入りたい一心で、ガスレンジや湯沸かしポットで地道に風呂に湯を入れたのですが全然らちがあかない。途中でイヤになって、マンションの管理会社に電話したら、数十分後にガス会社から連絡があって、「これで何とかなる」と思ったら、似たようなトラブルが続出しているらしく、到着まで何時間かかるかわからないとのこと。それに積雪の状況によっては対処できないかもと言われてしまったので、一体どういう修理をするのかと根掘り葉掘り聞いている内に、排気管の構造が大体理解できてきたので、「自分でもできそうじゃん」ということで対処法を聞いてトライしてみました...

まずは天井をのぞいて給湯器の排気口を探します。すぐに見つかりました。しかも運良く窓のすぐ上に出ていました。早速30cm程度の棒を突っ込んでみます。全然手応えなしです。じゃあ、もっと長いやつをということで1mぐらいのを突っ込みました。ガリッと何やら手応えがあります。あとはひたすら「突くべし!突くべし!突くべし!」。で、早速点火確認、「よっしゃ直った!」ということで、再度ガス会社に直った旨電話してから、ようやく念願の風呂にと思った時にはもう16時でした。雪かき開始から汗で濡れた身体で5時間近くの苦闘...給湯器は治りましたが、私の風邪はすっかり悪化しました。声が変になって鼻水が止りません。

この程度のトラブルでもこんなに大変で体調崩しているのに、すべのインフラが失われた被災地の人達はどんなに辛いだろうと改めて思いました。

再び少しだけの東京観光

先週末に泊り出張で、またまた東京に行ってきました。3/2土曜日は完全休日だったのでフライト前にブラブラしてきました。宿の関係で広重の東海道五十三次的に日本橋からスタートです。

全ての道は日本橋から通じるではありませんけど、橋のたもとに道路元標がありました。確か国道1号もここが起点だったような。


日本橋は車で渡ったことはありますが、歩いて渡るのは初めて。橋の中央部には首都高の隙間からもれる青空にそびえるように凄い彫刻の街灯がありました。いやぁ、いつの時代のものかわかりませんが、お金かかってますなぁ。

これが全体像...ううむ、下半分の風情ある感じと、首都高の高架の味気ない感じが何とも雑多で東京らしい。

東京駅を素通りして皇居に向かう途中に振り向くとこんな感じの風景でした。高層ビルに囲まれていても、三階建駅舎は見劣りしませんね。

私、天皇独裁制でも良いと思っているほど天皇陛下は大好きなのですが、実際に皇居を歩いたのは初めてです。内堀(この辺りは二重橋濠と言うらしい)と手入れされた松が何とも良く合います。場所は東京の最中心ですが、周囲と時間の流れが違う気がします。

皇居正門前から二重橋を眺めた後、慣れない革靴で足が痛くなってきたので東京駅に戻りますが、砂漠の中に大都会があるような何とも不思議な景色が拡がっています。ここは一体どこの国だろうという気になりました。実際、周囲から聞こえて来る声は中国語ばかり(^^;。あれほど日本帝国主義反対などの報道だと耳にするのに、多くの中国人観光客が皇居を訪れることに違和感を感じつつも、「天皇陛下って結構愛されてるじゃん」と、日本国民として少し誇らしげな気持ちになりつつ皇居を後にしました。


東京駅に戻る途中、面白そうな空間が合ったので立寄りました。丸の内ブリックスクエアというそうです。三菱一号館美術館のレンガ造りの建物に続く中庭のような通路なんですけど、支柱に蔦が植わさっていたりして面白いデザインですよねぇ。

で、東京駅舎に到着です。ここも昔、休日に車で何回か来たことがありますが、人間の記憶なんて曖昧なもので、「ん?、どこが変わったんだろ?」みたいに思ってしまいました。帰ってから調べて見たら屋根の形が全然違いますね(^^;。

で、復元されたドーム内です。ここほど超広角レンズが欲しいと思った場所はなかったですが、ななみちゃんと入れ違いになってしまったので仕方がありません。何とか頑張ってNikon1の27mm相当で撮影...。肉眼ではよくわかりませんでしたが、写真で確認すると金網が張ってあって、望遠のレリーフの写真が奇麗に撮れていなかったのが残念です。この後、条件付き運航でもって大荒れの北日本へと飛び立ち、何とか新千歳空港に降り立つのです。そしていつも思うのですが、「帰ってきたぁ、やっぱり北海道が一番だなぁ」と。

しかし北海道の山岳風景や動植物を紹介するブログなのに、二週続けて東京の記事とはなんてこったい(^^;。

AF-S 12-24mm 点検終了 & View NX-2 不具合経過報告

3月1日、マップカメラさんから「AF-S 12-24mm 点検終了」のメールあり。出張で東京にいたこともあって新宿まで受け取りに行く気満々だったのですが、御好意で即発送してくれたようで、私がメールを読んだ頃には既に貨物列車のコンテナの中に。運送会社に問い合わせても「もうピックアップできない」とのことで、翌3月2日、私は飛行機で、ななみちゃん(D7000)は貨物列車で北日本大荒れの中を出発しました。

私のほうは新千歳空港に着いたあたりで風が少し弱まって無事に着陸できましたが、貨物列車のほうは酷い状態。JR貨物のホームページを見てみると軒並み1日と7時間遅れとか...そんなわけで何とか本日到着した次第です。

ファイル 209-1.jpg

心配していた距離計のほうは仕様の範囲内らしい。原理的に広角側の被写界深度が深いのでAF時は実距離より手前側でフォーカスが合うとの説明だったが、点検前よりもズレ幅が少なくなった気がする。あと、やはり後ピン傾向もあったらしく調整してもらえた。実際にまだ写真は撮ってないけれど、心配事もなくなったし、もう大丈夫だろう(^^)。


あとView NX-2のRAW現像不具合の件も、Nikon imaging殿とやりとりしながら着々と前進しています。解像不具合はNikon側でも再現されたとのことで、現在は画像が傾く症状の発生状態などを詳しく聞かれている段階です。

新たに発見した現象としてView NX2(2.7.1)上で表示している分には傾きは変わらないのですが、クロップした画像をペイントソフトなどに貼って比較すると大きく傾くことがわかりました。例えばjpegの画像情報が1ドット分壊れていて、ペイントソフトなどで読み込むと1ドット分ずつ表示がズレていき、傾いて見えるというような可能性がないかなぁとか思っていますが、どうなんでしょうね。あぁ、でもそれだと傾きが大きすぎるかぁ...。こちらも早く改善版がアップデートされると嬉しいです。

東京から少しだけ春の便り

今日は東京に出張でしたが、四ッ谷で打ち合わせの後、飛行機の出発まで時間があったので、JR四ッ谷駅からホテルニューオータニのある紀尾井町まで、外堀の土手沿いの桜並木を散策してきました。カメラなんて持っていってないのでケータイで撮影です。

大きなソメイヨシノが並木道を作っていて、これが咲いていたらどれだけきれいだろうと想像しつつ歩きます。紀尾井町で並木道は終点ですが、ちょうど終点あたりでは学生さんと思しきグループがトランペットの練習をしていました。少し肌寒い中、桜は咲いてないけどスッカリ春の光景って感じです。

まだ時間があるので、御茶ノ水に移動して湯島聖堂から秋葉原に抜けて歩こうと思い、御茶ノ水の聖橋の上から秋葉原方向を見ます。昔、秋葉原に通っていた頃に好きで、良く見た景色です。神田川の上に、トンネルから出てきた地下鉄丸の内線、その上にはJR御茶ノ水駅から秋葉原に向けて渡る総武線の橋梁、側面にはお茶の水の高台から秋葉原に向けての斜面にビルが濫立して、三次元的な都会の景色を感じます。

聖橋を抜けるとすぐに湯島聖堂の入口です。特に興味があるわけではないんですけど、何となくこの空間が好きなのでよく通っています。

今日は門が空いてました。写真では切れて見にくいですが「入徳門」と書かれています。

この奥の真正面に大成殿があるんですが、四面を建物に囲まれた空間が、どこかの映画でみた中国の宮殿のような印象です。「うわ~、何か中国の映画の中に入ったみたい」と思ってしまいました。広角レンズがあればこの雰囲気を伝えられるんでしょうけど、今日はケータイなので我慢です。

湯島聖堂の梅は五分咲きって感じでしょうか...なんだ久しぶりに花を見て気分がウキウキしてきます。

で、最後はJR秋葉原駅前。私が通っていた頃の面影は皆無です。随分近代的になりました。特に欲しいものがあった訳でもないのですが、ケータイで撮影した画像を保存するmicro-SDが差さってなかったので、安売りのワゴンセールで買いました。これでデータ移動も楽々です。今週末に、また行くので東京駅舎でも撮ってこようと思います。ケータイのカメラも晴れていれば中々やるもんですな。葉の多い木とかを写すとカチャガチャした絵になりますが...

墨絵の室蘭岳、青空の測量山、祝津公園 ~室蘭三点セット?~

朝8時30分起床。ああ、やってもうた。昨日の深夜に目覚めて二度寝したのが災いしたかも。窓の外を見て「ゲっ!」、あこの上にとんでもない量の雪が積もっているし...とりあえずは雪を何とかしないと出られないので頑張りました。初っぱなから除雪のために製作した高さ2mの雪山に20往復ぐらい登りましたよ。ママさん一杯の雪と一緒に...グッタリです。9時30分ようやく札幌出発です。高速でパッと行けるかと思ったが登別室蘭ICで降りたのが失敗で何だか流れの悪い道ばかりで、だんパラスキー場まで30分近く掛かってしまいました。スキー場でもイベントをやってるらしくて大混雑。やばい、もう11時まわってますよぉ(>_<)。

何とか出発したけど天気悪し。雪まで降って来て何ともスキー場らしい天候ですね(._.)。登山口もよくわからなくて...スキー場の西側に沿って歩いてたら、山から降りて来たと思しき人が10mほど向こう側を歩いているのを発見。積雪を乗り越えて登山道に合流。良かった。幸いなことに、たくさんの人が歩いているらしくてツボ足でOKな感じ。スキーリフトに沿って進むとしばらくして白鳥ヒュッテ。入山届を書いていよいよ出発。スキートレースが交錯していて明瞭ではないまでも比較的ルートはわかりやすい。時折、晴れてくれるものの何だかイマイチな天気です。写真は標高700mあたりでようやく室蘭港が見えた時のものです。

ここから先は時折風、時折雪。ううン目まぐるしい天候。標高700mを越えると樹林帯から時折脱出して雪原を行く場面も...ピンクテープありがたやです。晴れてると尚いいんでしょうけどねぇ。そうこうしている内に大きな雪庇が正面に見えて来ます。多分もう山頂近しです。というか着いた。


木々の向こうに稀府岳でしょうか。地図を見ないと何がどの山やら...だってこのあたり登ったのは初めてなんだもんさ。ボチボチ眺望が望める程度には晴れています。まぁ、良しとしましょうか。

そうこうしていたら、晴れてきたぁ! と思ったら一瞬でした。途中で出会ったおばちゃんと山頂に設置してある温度計が5℃ぐらいを差していて「おかしいね」とか話していたらまたドンヨリです。

とは言いつつもカムイヌプリ?は見えています。こうなったら晴れるまで粘ってやると思っていたのですが、なんだかよくない雲がやってきて雪が強くなってきました。うーん、これは待っていても期待薄かなということで下山することにしました。



下山途中、墨絵の室蘭港。これはこれで画になっていると思うのですが、やっぱり晴れて欲しいよねぇ。

帰りは行きに気になっていたお社に向かいます。室蘭岳水神社って書いてありますね。ここも水の神様なんでしょうか。お社が雪まみれだったので、御参りの前に雪を掃っていると足を踏み外して転んでしまったんですが、お社の柵のところを反射的に掴んでしまい、もげちゃった。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。一応、修復して御参りしてきましたが、これってご利益あるんだろうか(^^;。駐車場まで戻ってくると一気に好天。ああ、やっぱりお社壊した軽い罰があたってるかもと思いつつ、それを逆手に取って、せっかく晴れてきたのなら2山目行くぞと、あこと登れる測量山に向かいます。

測量山山頂。おおう、素晴らしい景色。もう最初からここで良かったんじゃね、みたいな感じです。私、一応生まれは大阪なので転んでも元取るまではタダでは起きませんよ。室蘭岳もクッキリハッキリ。こういう景色みたかったんですよねぇ。


新日鉄方面も奇麗ですね。最高の景色です。やっぱり来て良かったですね。壊したお社のプチご利益みたいな感じでしょうか。いや十分元取ったし、罰があたらなくて良かったです(^^;。

せっかく室蘭まで来たのだからと祝津公園にも寄ってみます。ここもプチ山頂みたいな感じですが、白鳥大橋がすごく奇麗に見えるんですよ。昔、夜景を撮りに来たことがあります。もちろん車で登れます。こんなにいいロケーションなのに訪れる人少ないんですよね。写真は祝津公園からあこと測量山。ポツネンと佇むあこがいいですねえ。


で締めは室蘭の象徴、白鳥大橋。もう室蘭の景色満喫って感じです。色んなところをまわって冷え切ったので、「むろらん温泉ゆららの湯」でゆっくりと暖まって帰路に着きました。いやぁ、室蘭って電車とか使って駅前とかの市街を巡ると斜陽な感じがして、暗い気持ちになったこともあるんですが、こういう明るい景色を巡るルートっていいですね。室蘭いいじゃん!って思いました。こんどはななみちゃん(D7000)が点検から帰ってきたら晴れた室蘭岳に再アタックしたいです。

だんパラスキー場駐車場(11:15)→白鳥ヒュッテ(11:30)→室蘭岳(12:30←昼食→12:55)→水神社(13:30)→白鳥ヒュッテ(11:40)→だんパラスキー場駐車場(13:55)