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Fujifilm XF1 ~色んなシーンで撮影してみた~

最近、職場の昼休みに散歩に出るようになりましたが、カメラ片手に散歩できるようなコンパクトデジカメで、jpegの撮って出しでもって画質的にも満足できそうなものということでFujifilmのXF1を買いました。このカメラ、電源を入れるために、レンズを引っ張り出すのですが、最初は何て使いにくい設計だろうと思っていたら、使い出したらものすごく便利で、すっかりその動きに慣れてしまって、別なカメラを使って写真を撮るときに誤ってレンズを廻してしまった程です。

今日はXF1を買ったら行ってみようと思っていた札幌農学校第二農場(通称モデルバーン)を散歩してきました。撮影モードはEXRオートです。オート撮影には少し抵抗がありましたがザックリ使ってみた印象で、ものすごく適切に撮影モードを選んでくれるので「もうこれでいいじゃん」と。特にマクロ撮影時に自動でマクロモードに切り替わってくれるのは嬉しいです。

ゲートを入ったすぐの池のほとりです。撮影モードは自動で「ダイナミックレンジ優先、風景・木の葉」に変りました。少し白とびしましたが、とても自然な感じで美しいです。ただ、解像度がL(4000×2664)で撮影していたつもりが自動でM(2816×1864)になっていて、何でだろうと思ったら高感度やダイナミックレンジ優先モードでは自動でMサイズで記録される仕様だそうで、うーむ、これはちょっと頂けないかなと....ただ折角のダイナミックレンジ優先モードが封印されてしまうのは痛いので、Mサイズも止む無しって感じです。

次は太々しい表情の鴨さんです。撮影モードは「高解像度優先、風景・木の葉・動き」になりました。何というか独特の画像処理で、等倍で見るとノッペリとした印象の画なのですが、ブログサイズではすごく美しく見えますね。

次は模範家畜房の中です。「高解像度優先、AUTO」になりました。ん? ダイナミックレンジ優先になるかと思っていたら高解像度優先で、撮影シーンがAUTOってのは? 暗いところは少し苦手なのかな。先程の鴨と同様に、等倍では馬の毛のディテールが崩れてノッペリとしている様子がわかりますが、ブログサイズで見ると素晴らしいですね(^^;。

収穫室と穀物庫です。「ダイナミックレンジ優先、風景・木の葉」です。周囲が明るい時の撮影モード選択の正確性は驚くべきものがありますね。庇の下などの暗がりも黒つぶれすることなく綺麗に写っています。素晴らしいの一言です。解像度がMサイズになっちゃうことを除けば(^^;。

散歩は終わりました。仕事の合間に学生さんに渡したら計測器を撮ったようで、何かボケ具合がいい感じだったので載せました。撮影モードは「高解像度優先、AUTO、マクロ」になりました。花と風景を交互に撮るときとか、自動でマクロになってくれるのは有り難いですよね。最近のコンデシは皆こんな機能付いてるのかな?

そして最後は、帰宅途中に我が家の方角の夜景を撮りました。撮影モードは自動で「高感度・低ノイズ優先、連写重ね撮り、夜景」になりました。周囲がまっ暗な中、望遠端(換算100mm)の手持ちでこれだけ撮れれば十分でしょう。いやぁ、素晴らしい、Mサイズになっちゃうことを除けば(^^;。

まぁ、そんなわけで今日一日で色んなシーンを撮ってみましたが、散歩カメラとして日常のスナップ撮影をするには十分すぎるぐらいの性能のカメラだと思います。気になるところは2点で、撮影モードによって解像度が2816×1864に変ってしまうのと、jpegの画像処理エンジンの特徴なのか毛などのディテールが崩れてしまうところでしょうか。まぁ、とは言ってもこのカメラはコンデジですしね。そこまで要求するのは酷かと...スナップ撮影と割り切ってしまえば十分に許容範囲ですし。

それを押して余りあるぐらい、EXRオートの撮影モードの選定精度が高い上に、オートホワイトバランスや露出も正確で、構図を決めてシャッター押すだけで自然な色味の写真が簡単に撮れるというのは素晴らしいです。パワーON/OFFのレンズ操作機構も、慣れればサッと電源入れて撮影できるのが便利だし、いい買物をしたと思うのと同時に、何よりこのカメラで写真を撮ることがとても楽しく思えるのが一番良かったことですね(^^)。

今回のカメラ:「NIKON1 V1」+「1 NIKKOR 10mm f/2.8」(1枚目)
       「Fujifilm XF1」(2枚目以降)

ああ、そういえば名前付けてませんね、今回(^^;。

三角山山頂までウォーキング

実を言うと、ここのところあまり体調が良くないわけで、寝ても寝ても眠いというか怠いというかそんな感じで、何が原因かはわからないまでも、以前やっていて最近できていないことを洗い出してやってみることに...一つはマジカルアイ、これは目のトレーニングで眼精疲労等に結構効果があってやっていたが、一日三分が中々続かなかったが、最近は少し早起きしてこれをやっている。全頁カラー版なので本で買うと結構いい値段するけれども、最近はインターネット上に画像も転がっていて、結構色んな場面で使えそう。

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A4

もう一つは一日一万歩を週6日というやつで、今週の月曜日から職場の昼休みに散歩に出ている。下の数字が今週歩いた歩数。昨日は天気が悪くてサボってしまったので、今日は三角山に登ってきた。これで6日の平均が9532歩、四捨五入して一万歩ということで、お茶を濁しておこう。最近、富士フィルムのコンデジXF1が欲しいと言っているのも、この昼休みの散歩に手軽に持ち歩けるカメラが欲しいということで...

8/26 8600歩
8/27 9406歩
8/28 14068歩
8/29 8138歩
8/30 4253歩
8/31 12730歩
平均 9532歩 良しっと!


まぁ、そんなわけで旧国道5号線を渡って三角山へ。雨はポツポツ程度。お世辞にも楽しいウォーキングというわけでもない。本日のカメラはSP-550UZ。散歩の延長なのでD7000を持って行くほどでもないし、Nicon1は少しでも水に濡れると機嫌が悪くなるので、防滴構造ではないけれども比較的水濡れや湿気があっても大丈夫なこのカメラを引っ張り出してきた。


そんなわけで登山口についたけれども暗い。写真はjpegの撮って出しなので比較的明るく写っているけれども実際はこれより一段分ぐらい暗い。テンション下がるわぁ。

途中、通行調査用のセンサー発見。こんなものいつ付けたんだろうと思いつつ通過です。

三の坂につきました。明るいので少しほっとしますが、だいぶ雨が強くなってきました。林の中は暗いけど濡れないので快適ですが、林を抜けると明るくてウキウキしますが、ずぶ濡れになります。

雨はかなり降っているようですが林の中だと音しか聞こえず、殆ど濡れることもなく歩けます。山頂近くのあずまやで大倉山から来た男性に会いました。ここまで降ってくるとは思わなかったのか、雨具もなしでとても気の毒に思いましたが、自宅も近いとのことですから帰って暖かくするのでしょう。そして三角山着。一等三角点「琴似山」です。自分の住んでる街の名前が山名になっているって中々ないことだし、しかも一等三角点の大きく立派で誇らしげな雰囲気も結構好きなのです。


札幌の街並みを...雨風にされされていますがちゃんと撮れました。


とうわけでとっとと下山します。短い山とはいえ下りは結構気をつかいます。この写真も随分明るく撮れていますが、実際は一段分ぐらい暗いです。

下山後に琴似神社前をウォーキングです。9月4日は秋の例大祭。写真の歩道は露店で埋めつくされて、多くの人で賑わうでしょう。そして、また多分一杯飲むと思われ...


今回のカメラ:Olympus SP550UZ
1/2.5インチccdだけど710万画素に抑えられていて、ノイズも少なくダイナミックレンジもそこそこワイドで、今更ながら中々綺麗な画がでますねぇ。ケースの中で眠らせておくのは少し勿体ない気がします。

札幌・清華亭で雨宿り

8月24日、マウスが壊れたのでヨドバシで買って来ようと自転車で出掛けた。他のPC機器ならネット通販でもいいのだけれど、マウスだけは直接触ってみないと判断がつかない。LOASのMUS-ULF78Wが一番良かったので、これに決定。ついでに清華亭に寄ってくる予定でななみちゃんも連れてきたが、外に出たらゲリラ豪雨。しょうがないので、店内に留まってカメラなどをイジっていたら小振りになったので、いざ出発。と思ったらまたすぐに豪雨。ヨドバシからは目と鼻の先と言えど、雨宿りのような形で清華亭に到着。

前にブログに書いたことがあるかもしれないが、ここは和洋折衷のヘンテコな住居で、それが気に入って年に1回は必ず来ている気がする。写真は和室ですよ~。雨の音と相まっていい感じに心が落ち着きます。ああ、こんな家住みたい。普段、照明は節電のために消えているんですが、管理人さんがカメラの音を聞きつけて全部点けてくれました。感謝です。

和室と言えばやはり縁側が付き物。晴れた日はここに腰かけたりして優雅に過ごしてみたいものです。照明も、透かし模様が入っていてとても洒落ています。

そして和室の横のドア(いや和室なのにドアがあるんだな)を開けるとすぐに洋室。ここも何か落ち着きますなぁ。


まぁ、そんなわけですっかり雨も上がり自宅に向けての帰路につく前に清華亭の玄関付近を一枚。清華亭は入館無料、札幌駅から徒歩10分ほどですので、札幌に来られた際には是非お立寄りください(^^)。


帰りはJRの高架に沿って...ここは昔、旅行で訪れた際は地上に線路が走っていたが、すっかり近代的な高架の線路になっている。まぁ、それでも昔の名残はあるもので、札幌-桑園駅の間にはレールを切って作られれた柵が残っている。中にはナンバーの刻印されたレールも...音威子府駅の写真展で知ったがナンバーから製造国、製造年、発注者が解るらしいが、これはどこで使われていたレールなんだろうと思いを馳せながら帰宅した。

http://www.saboten.sakura.ne.jp/~suzu/cgi-bin/diarypro/archives/14.html


今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

以久科原生花園でNikon1レンズ比較

8月16日、朝からモール温泉に浸かって朝食を食べた後、8時にチェックアウト。天気も良いので近くの以久科原生花園を散策してから帰宅しようと思い、早速、原生花園に移動。

せっかくNikon1 V1も持ってきていることだし、いい機会なので買ってから一度も使っていなかった「マウントアダプターFT1」を使って「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」を装着。おお、なんか別なカメラみたいでかっちょいい。2.7倍換算なので32.4~64.8mm相当です。

ハマナスは花が終わって実も赤く色付いています。この実、美味しいんですよね(^^)。

エゾカワラナデシコでしょうか。少し終わりかけですが、フワフワの花が見れて嬉しかったです。

このイチゴみたいなのは何でしょう? ものすごく美味しそうないい色しています。もう花は少なく実を見ながら歩いていると言った感じです。

なかでも凛と咲いていたのがフウロウのような花。ゲンノショウコってやつでしょうか...図鑑にはフウロソウ科って書いてあります。漢字だと「現の証拠」って書くんですね。興味深い花です(^^;。

そんなわけで駐車場に戻ってきましたが、ここから見る斜里岳も中々良いですね。今日は大気の状態が不安定が雷雨になるところが多いと言っていましたが、この辺りはそんな気配すらありません。

ところでマウントアダプターの使い心地ですが、AFは特にNikon1専用レンズと変りませんが、メカニカルシャッターのレスポンスが少し悪い気がします。専用レンズを着けるとカシャッと小気味良い音でシャッターが切れるのですが、FT1経由だとカシャーンと少し間延びしたような音がします。ハッキリ仕様を確認したわけではないですが、もしかしたら連写性能が専用レンズよりも劣るのかもしれません。ただ、出てくる画はさすがで、周辺部まで解像感が落ちることなく綺麗に写っています。

で、せっかく駐車場に戻ってきたので、専用レンズの「1 NIKKOR 10mm f/2.8」も持ち出して、砂浜に撮り比べに向かいました。片や10mmで片や12mmなので純粋に比較するのも酷かもですが、「1 NIKKOR 10mm f/2.8」は空の青が周囲で暗くなるのが気になります。発色も「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」のほうが見た目に近く自然な印象を受けました。



「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

「1 NIKKOR 10mm f/2.8」



左:「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」、右:「1 NIKKOR 10mm f/2.8」


その後、帰りの車中、層雲峡で雷混じりの大雨に降られました。山にいる人達、大丈夫だろうかなと思いつつ帰宅しました。

今回のカメラ:「NIKON1 V1」+「1 NIKKOR 10mm f/2.8」
 「NIKON1 V1」+「FT1」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」


今回のあこの燃費:14.7km/L(札幌-知床往復分)

カムイワッカ・知床自然センター・木下小屋から斜里グリーン温泉

8月15日。無事に硫黄山から下山した後、木下小屋まであこを回収しに行かねばならないが、岩尾別温泉まではバスが通っていないので、素直にタクシーに乗ることにした。道道の監視小屋にいたおっちゃんから聞いた情報では、知床五湖では、タクシーは乗せてきた客がそのまま乗って帰るため拾えないそうで、知床自然センターで呼んでもらうのがいいようだ。ただウトロにはタクシーが二台しかないので、相当待たされるとも言われたが歩いても1時間ちょっと掛かるのだから、そのぐらい待っても全然良かろうと思う。

カムイワッカ湯の滝から一先ずバスに乗ると、チケット制で車内精算ができないので、結局のところ自動的に知床自然センターに連れて行かれることに...。いや、しかし、車内は冷房が効いていて非常に気持ちいい。人間のテクノロジーって素晴らしいなと、ありがたく涼ませてもらって、途中、駐車場待ちの長蛇の列が出来ている五湖を経由して知床自然センターに着。

ファイル 247-1.jpg

自然センター内のチケット販売所で精算を済ませて、タクシーの電話番号を聞こうとカウンターで声を掛けたら、親切にもタクシーを呼んでくれた。しかも10分ほどで来るので、階段の下で待ってて下さいとのことで思わずガッツポーズ(^^;。タクシーの運転手さんは千歳の人らしいが、「自分は車で千歳まで行く気がしないなぁ」と話していた。斜里でいいから宿を探していると話したら、いくつかの宿を紹介してもらい、タクシー料金のカラクリなどの話で盛り上がっている内にアッという間に岩尾別温泉に到着。「領収書いりますか?」というので、じゃ記念に貰おうかなと思い、少し悪のりして「登山記念って書いて下さい」って言ったら本当に書いてくれた。「こんな領収書書いたの初めてだぁ」と言いつつもノリのいい運転手さんで、本当にいい記念になったと共に、非常に気分良く岩尾別温泉まで運んでもらえたことに感謝した。

タクシーの運転手さんに紹介してもらった斜里の「グリーン温泉」の電話番号を、ウトロの道の駅で教えてもらい、早速、連絡、急なので夕食は用意できないけど全然OKとのこと。早速、ナビ子にグリーン温泉の電話番号を入力して40分ほどで到着。カーナビってやっぱり便利だわ。

部屋は狭いながらも快適な我が家と言った感じで、まずは温泉に。驚いたことにモール温泉。そして羅臼岳の工事関係者多数。「羅臼岳の登山道工事さ。今日も昨日も羅臼岳だ」って話しているのが聞こえた(^^;。「すみませんなぁ、あなたがたが頑張ってくれているおかげで、我々は安全に登山が楽しめるのです。頑張って下さい」と心の中でエールを送りつつ、2日間の汗を洗い流してからコーヒーブラウンの湯に浸かった。やっぱり風呂はいいなぁ。ちなみに天然温泉ホテルグリーン温泉は朝食込みで5,500円でした。結構、リーズナブルな温泉宿です。紹介してくれたタクシーの運転手さんの話では夕食も結構美味しいらしいです。

その後は、宿で紹介してもらった「しれとこキッチン熊湖」へ。途中、少し寄り道して、新しくなったJR知床斜里駅の駅舎の写真を撮りに行ったら、駅の向こうに斜里岳が綺麗に見えていた。

そして「しれとこキッチン熊湖」。ビール片手にハンバーグ定食。ビールの美味いことと言ったらない。ちょうど8月3日に黒岳石室で一緒に過ごしたTさんから携帯メールが届き、山の話をメールでしつつ美味しいお酒を頂いた。


そして数量限定メニューの牛ヒレステーキも。美味いっす。山であまり手のこんだもの食べられなかったので、余計に美味しく感じる。

食事を堪能した後、外に出ると盆踊りが...そうかぁ、今日って8月15日だもんなぁと思って、平地の賑わいを嬉しく思いつつ、宿へと引き返した。

今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」