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JRとバスで和宇尻山

昨日は快晴にもかかわらずグッタリしていましたが、今日までグッタリいているわけにも行かず頑張って起きて和宇尻山に登りました。お隣の春香山は内地から登りに来る人もいるぐらいに有名な山なのに、和宇尻山は何故か殆ど登っている人がいません。ただ、昨年訪れて、その眺望の良さに魅了されてしまい、今年も行きたいと思っていたのですが、ネックは駐車場がないことなのです。桂岡砂防ダムへの私道林道は、もうゲートが開放される気配がなく、その手前にある浄水場の広場も柵が施されて、もうどうしようもないため、今年はJRとバスで移動しました。

結果としては、雲ひとつない晴天に恵まれて楽しい山行になりました。計画当初は、和宇尻山の後、コル経由で春香山に登ろうかと考えてましたが、時間的に余裕がなかったのと、何より疲れたので行きませんでした。下山でもかなり消耗したので春香山に行かなかったのは正解でした。まだまだ体力的にはプアですね。頑張らないとです。

朝、最寄駅からJR普通136Mに乗り込み銭函着が8:36。銭函浄水場行きのバスの始発が8時48分と少し時間があるので海を見てきました。山もいいけど海もいいもんですよね~。

桂岡の住宅街にある登山口から登ります。この時期にここを通るのは初めてなので、途中、沢を巻いたりするところがあるのが不安だったのですが、予想的中で、積雪の足場が少なくて少々緊張感のある沢巻きでした。写真からは全くと言っていいほど緊張感が伝わりませんが。

こんなだだっ広い林道を進んで行くわけですが、快晴の無風状態で太陽が照りつける中、4月にして熱中症になりかけました(^^;。私、帽子って蒸れるので好きじゃなくて被っていなかったのが原因なんですが…帽子を被ると一気に回復しました。

途中、楽チン林道と夏道と冬道を使ってショートカットしつつ、尾根に出ると正面に春香山が見える定番の風景が顔を出します。ここから見る春香山は大好きなのです。右側に見切れているのが目指す和宇尻山です。ちなみに、ここから見る和宇尻山は美しくないです(^^;。見たい人はImageSpaceか山レコでどうぞ。

和宇尻山へはモービルのトレースが薄っすらと残っていたのでたどりました。途中でダケカンバの影がいやに立体的に見える光景に出くわしました。木から落ちた雪と影がちょうど重なっているのです。折角の景色なので神社の敷居をまたぐように通過します。

和宇尻山の山頂の絶景ポイントで昼食にします。山頂はもちろん誰もいません。こんなにいい景色があるのに登る人が殆どいないなんて不思議な山です。でもいいのです。この景色独り占めですから(^^;。

食後に山頂を散策してたら音叉のように二股に分かれたダケカンバの間から手稲山のアンテナが見えるポイントを見つけました。こういう隙間から見える景色が好きな人、いましたねぇ。私も好きですが…

遠くに定山渓天狗岳も見えます。まだ未踏ですが、残雪期はキツいし、夏は大雪・十勝連峰に行っているので登ることはない気がします。

和宇尻山のウィークポイントは海に近いわりに、海の風景が今ひとつなところなので、下山中に海の絶景ポイントを探しながら降ります。写真は正面に樺戸の山々が見えています。他に暑寒別が正面に見えるポイントとか探せば結構あるものです。

下山は砂防ダム経由で降ります。砂防ダム近くの林道は雪がなくなっているところがあり、もしかしたら福寿草が見れるかもと思って探していたら、局所的に数株ほど咲いているのを見つけました。いやぁ、何も考えずに歩いていたら見過ごしていたところでした。

下山後のバスがちょうど良い時間になかったので、とりあえず歩いて銭函駅を目指します。桂岡といえば道内最古の老舗花月堂の御膝元ですので、工場横のラルズでお土産に買っていきます。ここのお菓子目新しさはないけれど美味しいんですよ~。以前は札幌でも買えたみたいですが、会社が民事再生手続きで大変なことになったみたいで、今は桂岡の他、小樽圏の一部の店舗でしか買えないのです。

銭函駅まで歩いてきました。疲れました。歩いている途中に目にした駅前の「ガトーフレール」というケーキ屋さんの看板にあった「もちもちチーズ」というのが気になって、行ってみたら完売でした。おおぅ、人気メニューっぽい。反面、似たものメニューの「もちもちイチゴ」は全然売れてないっぽい。しょうがないのでレアチーズケーキなどをいくつか買って帰って、今、ビールを飲みながら食べています。ビールとケーキってあいますねぇ。

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/WntNnFA)で山行写真全てが御覧になれます

銭函浄水場バス停(9:00)→桂岡登山口(9:05)→下土場(10:10)→土場(10:25)→和宇尻山(11:30←昼食・散策→12:05)→土場(12:45)→下土場(12:55)→砂防ダム(13:40)→銭函浄水場バス停(13:50)→ラルズ桂岡店(14:05)→JR銭函駅(14:30)

今回のカメラ:「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

P.S. GPSログが17km超えてるんだけどマジか!

手稲山 ~平和の滝・冬尾根コース~

下界では雪も殆どなくなりましたが、まだまだ冬眠覚めやらぬと言った感じで、休日の朝は起きるのが億劫です。ただ、今日は珍しくウェザーニュースでも快晴予報が出ていたため、いよいよ百松沢山に行こうと思って調べていたら、宮城沢コースは先週の段階でスノーブリッジがかなり狭くなっているみたいで、山頂まで辿りつけるか微妙な情勢…そんなわけで手稲山に行き先を変更しました。久々にロングコースの歩きなのでクタクタに疲れましたが、良い出会いと良い天気に恵まれて、気合を入れて出て来て良かったと思います。思えば去年の今日(4月13日)も手稲山に登っていました。去年は道中ヒーヒー言っていましたが、今日は体調も良く、良いペースで登れたと思います。

冬尾根コースの雪庇帯。去年の山行記録によると「こういうところはあまり好きじゃない」と書かれていて確かに好きじゃなかったハズなんだけど、今回は特に何も思わずに通過してしまった。こういうトレーニングを繰り返せば次第に高いところも怖くなくなるんだろうか?

手稲山名物のガレ場。もちろんこの時期は雪の下に埋まっていますが…ここの開放的な感じの景色は良いと思います。去年はルートを間違えて写真のこの斜面を左下から直登しましたが、今年はちゃんと夏道の上から登りました。

程なくしてアンテナが見えてきます。今日は空がとてもきれいでしたが、アンテナと空の景色って良いですねぇ。

ケルンの手前あたりから百松沢山と烏帽子岳方面。スッキリは晴れわたった空がとても爽快感があります。百松沢山、結局、今年は行けませんでした。先々週の土曜日あたりが最高だったのでしょうが、残念ながら闘痔の通院のために行けませんでした(おかげさまで完治しましたが…あれって辛いものですね)。

手稲山ケルンです。宗教画っぽいレリーフも少し欠けていますが健在です。青空の中、サーッと架かった薄い雲が最高です。

今日の手稲山頂からは羊蹄山がきれいに見えました。去年の夏に羊蹄山に一緒に登ったメンバーは卒業して、北海道に残った一人を除き、何の因果か全員私の実家のある関西方面に配属が決まったそうです。

手稲山のシンボルのアンテナ群。山頂で出会った捻り鉢巻の男性との別れ際に撮影しました。山頂で出会った人と山の話で盛り上がるとか、随分久しい感じがして楽しかったです。

ゲレンデの向こうに石狩の市街地と下山される石狩のMさん。捻り鉢巻の男性と入れ替わりに登ってこられて、しばらく話をさせて頂きました。

下山時にスライドした男性が、暖かい中、何やら毛皮のマフラーのようなものを巻いて登ってくるなぁと思いつつ近寄ったら、巻かさっていたのは毛皮ではなくてワンちゃんでした(^^;。ご主人の肩の上でご満悦の姿を一枚撮らせてもらいました。そんなわけで色々な出会いを楽しみつつ無事に下山しました。

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/sNG9Obz)で山行写真全てが御覧になれます

平和の滝登山口(9:00)→冬尾根コース取付き(9:35)→ケルン(10:55)→手稲山(11:05←昼食→11:55)→ケルン(12:05)→冬尾根コース取付き(12:40)→平和の滝登山口(13:10)

今回のカメラ:「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

帰りに立ち寄ったスーパーで、隊長殿に触発されて、たまには日本酒でもと思い物色していたら良さそうな純米酒を見つけました。「特選純米酒 越乃日本桜」…何処のお酒だろうと思いパッケージを確認したら阿賀野のお酒です。「おお、そういえば今日の旗艦は阿賀野さんだったなぁ」と思い即購入。艦これの阿賀野さんはホワホワした甘口の印象ですが、こちらの阿賀野産は辛口でスッキリとした飲み口です。この記事を書きながらグイグイ飲んでしまって止まりません(^^;。艦これ鎮守府の桜は満開ですが、今年の札幌の桜は何時ごろ咲くんでしょうねぇ…

潜水艦隊抜錨です!

「艦これ」続けてます。昨日、巡潜3型の伊号第8(通称はっちゃん)が出てきてくれたので、ようやく「艦これ」のすべての潜水艦が揃いました。

しかし何というか並べてみると面子が個性的ですねぇ。製作者のマニアック度合いが反映されているような気がします。

中でも伊号第168はミッドウェー海戦で山口多門少将率いる航空母艦飛龍が反撃したヨークタウンにとどめを刺した潜水艦として有名ですが、国立公文書館で拾ってきた第一航空艦隊戦闘詳報第六号(昭和17年6月15日)では、飛龍が攻撃したのはエンタープライズと書かれていてヨークタウンついての記述は出てきませんし、潜水艦攻撃の報告もなさそうです。まぁ、第一航空艦隊の報告なので別働隊の潜水艦攻撃は記述されていない可能性もありますが、何せ公開されている文書だけで51頁あって、しかも旧字体なので全文読むのも大変で途中で諦めました。一字一句じっくり読めば理解できますが、とても同じ日本語とは思えません。時間があれば、こういう文書をじっくり調べてみるのも面白そうですが…

あとはやはり伊号第401でしょう。私が昔読んでいた荒巻義雄の「紺碧の艦隊」のモデルにもなった全長122mの巨大潜水艦です。地球を一周半できる航続距離を持っていたというからすごいです。その上、新鋭水上機晴嵐が3機搭載でき、世界中のどの沿岸でも攻撃可能というコンセプトは現在の潜水艦戦略の基礎を築き上げたと言っても過言ではないと思います。写真はqnanwho Analog effectsに掲載されていた戦後米軍によって調査されている伊401です。しかし、こうしてみると、日本の技術って戦中に大きく花開きますよね。かなり不本意ですが、戦争が技術を育んだというのは事実なんでしょうね。

奥三角山へ昼から登山

ここのところダラダラと食って、飲んで、艦これやって、寝る的な生活が続いていて、この間、何となく体重計に乗ってみたらヤバいことに秋から4kgも体重が増えていた。まぁ、毎年こんな感じといえばそうなのだけど、直接数字を見るとショックなもので、ヘルスメーターの水平を確認したり、服を脱いだり、出すものを出してから乗ってみたりと色々やっても、当たり前のことながら結果は変わらず…

そんなわけで今週の三連休に晴れたら山に行こうと思っていたのだけど、晴れるどころか吹雪いてくる始末。ようやく最終日に午後から晴れ予報が出たので奥三角山まで歩くことにしました。それでも10時ぐらいに出発しようと思っていたら、空が一面の雲に覆われ雪が降ってきたので「こりゃ今日も駄目なのかしらん?」と思いつつグダグダしていたら、11時過ぎぐらいに晴れてきました。そんなわけで私にしては珍しく昼から出発したわけです。踏んだことのなかった奥三角山のピークも踏めましたし、道中の天気が最高に良くて、楽しい山歩きになりました。

冬に三角山から先のルートを歩くのは初めてのような気がするんですが、思ったよりも見通しが効いて驚きました。道中、遠くに日本海が見えます。こんなに近所から海が見えるなんて思ってなかったので、「海だよ、海。海っていいよねぇ、海って!」などと思いつつ歩きました。

大倉山への尾根道に出ると完全に晴天になってきて、出発時は雲の中だった手稲山もきれいに見えてきました。

大倉山のピークを超えた尾根の先端部。ここの景色が一番好きで楽しみにしていましたが、期待を裏切らない絶景でした。百松沢山や手稲山などが見えます。

奥三角山へは急斜面の直登です。地図で見て覚悟してましたが、鈍った身体には、この登りが意外としんどいのです。

山頂着。自宅から近い山なのに初めて来ました。時間も遅いので途中で誰もいませんでしたが、4・5人もいれば一杯になりそうな狭いピークで、一人で満喫できてかえって良かったです。

山頂から市街地方面は開けていて一望できました。写真に写っている円山の先には大雪山系が見えていたのですが…こういう時に限って望遠レンズを持ってきていない。林間コースなので広角一本で十分だろうと思ったんですが、こんなに遠望が効くとは…

帰り道。逆光の百松沢山です。天気はどんどん回復してきています。行きに8割方を覆っていた雲はこの短い時間で四散していったみたいです。

奥三角山を振り返ります。いい山ですねぇ。手ごろな距離と運動量、そして道中のきれいな風景。雪が解けると一面エゾエンゴサクで埋めつくされますし。

大倉山を越えて三角山への登り。ここも夏の印象だと結構な急斜面のはずだけと、奥三角山を登った後だと、とても緩やかに感じのは気のせい?

そして三角山の山頂へ。ここから見ると市街地の道路が一直線に伸びていくのが見えて、札幌らしい町並みが楽しめます。


三の坂の広場にあるかまくらが崩れたような雪の塊。行きにも気になっていて、ちょっと中を覗いてみたら、雪のブロックで作られた本格的なスノードームでした。ただ入り口が小さいので残念ながら大人は入れそうもありません。いやぁ、素晴らしい、一体誰が作ったんだろう…

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/b6I99Lx)で山行写真全てが御覧になれます

と、楽しんで帰ったものの下界では色々トラブル。前の車が車線の右側に寄って信号待ちしていたので右折するのだろうと左からスライドして直進したら相手も直進して来て狭い道をサイドバイサイド状態になるし、踏み切り待ちの交差点で本来踏み切りを通らず左折するはずのレーンからも車が何台も踏み切りに直進してきて踏み切り前が大混乱になったり、年度代わりで新しく引っ越してきてこっちのルールに慣れていない人のせいなのか、札幌の町もだいぶ混乱しているみたいで、久しぶりにクラクションを鳴らすシーンが何度かありました。両方とも本来は非のないはずの私が回避したんですが…ああいう人たちは譲り合いってことを知らないんでしょうかねぇ。


山の手登山口(12:10)→大倉山(13:00)→奥三角山(13:25←昼食→13:50)→大倉山(14:10←ティータイム→14:20)→三角山(14:45←休憩→14:50)→山の手登山口(15:10)

今回のカメラ:「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

藻岩山で賑やか登山 ~旭山記念公園から~

昨年夏の羊蹄山メンバーのうちA氏とS氏と再び藻岩山に登ってきました。先週と同じ旭山記念公園からスタートです。降水確率70%とは思えない晴天に恵まれました。二人とも冬の雪中登山は初めてということで、アイゼン・輪カンを使って、ショートカットを開拓したりして楽しみながら登って降りてきました。金曜日の飲みすぎを引きずって体調悪かったですが楽しい山行になりました。特に下山後の温泉とビールが(^^;。

旭山記念公園から急坂を行きます。

誰かが下りで使ったであろうショートカットを強引に登ってバテたのと、アイゼン外れたので小休止。A氏元気です。私はこの日は結構体調悪くて着いてくのでいっぱい。

途中の見晴台への登りもショートカットしてバテたので今度は大休止。行きも帰りも同じルートを通ったので、足跡がポツポツだったルートが随分と立派になりました(^^;。


馬の背を超えて藻岩山を目指します。

山頂着です。二人とも元気ですが、私はきつかった。金曜日に飲みすぎたのが尾を引いていた感じでした。

北大の南北の農場と札幌競馬場。街中にだだっ広い雪原が広がっている光景がいつ見ても不思議な感じがします。

恋人の聖地、愛の南京錠らしいです。久々に展望台まで登りましたが、今はこんなのやってるんですね。南京錠が絵馬みたいになってます。


下山時に馬の背から...ここを登らなければ帰れません。いつも何気なく登って下山するのに何故今日はこんなにつらいのだろう(^^;。

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/A3A986u)で山行写真全てが御覧になれます


旭山記念公園(10:25)→馬の背(11:35)→藻岩山(12:05←昼食等→13:00)→馬の背(13:20)→旭山記念公園(14:10)

今回のカメラ:「Nikon D7000」+「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」