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十勝岳で体力測定登山

今年はかなり出遅れましたが十勝岳に登ってきました。往復10kmちょっとコースはシーズン初めの身体の状態を確かめるのにちょうどよいです。今回は山頂直下で息があがって牛歩状態におちいったり、歩行距離が10kmを超えたあたりで、ひざが少し痛みました。まだまだ複数ピークの縦走には程遠い感じです。

それでも旭川在住という関西弁バリバリのおっちゃんと標高1720mで出会って、山頂まで話をしながら一緒に登ったり、山頂で思いがけずに良い景色に出会ったりと満喫できて良かったです。

天気が心配でしたが登るにつれてよくなってきました。ただ十勝岳らしく風はかなり強かったです。グラウンド火口も残雪わずか…スキー組もいましたが、ここまで雪が減ると滑るルートもかなり限られてきますね。

標高1900mの十勝岳の肩から山頂を見上げます。このあたりでは三歩進んで一息いれる牛歩戦術で何とか登りつづけている感じでした。

十勝岳の登頂は24回目ですが、今回、新たな発見がありました。十勝岳には三角点はないのですが、「光顔巍巍(こうがんぎぎ)」の下に、あからさまに「三角点」って書いてある石がころがっているのを発見したのです。10cm角で地上部整形高25cmほど。大きさは宮三角点(御料局三角点)の規格とおおむね合致しますが、上面刻印が×印ではなく+印で、隅切りがないのが特徴でした。基部が折れているので、どこに設置されていたものかも不明です。なんでしょうね、これ。インターネットで調べても全然わかりません。とても気になります。

晴れてきたので写真撮ります。富良野岳へと続く主稜線は何度見てもよいですね。とくにこの季節は残雪で起伏が強調されて、なお素晴らしい。

山頂で写真を撮ったりして1時間半ほどすごしたあと下山しましたが、下山中に1720m標識から見る十勝岳が青空に映えてよかったです。

今回も白金温泉「山辺の家族」に立ち寄って、温泉に入ったあと、山辺ドッグ(キーマカレー)をテイクアウトして帰りました。冷えるとかたくなってしまうらしいので、指示どおりにオーブンで160℃で10分焼きました。ふわふわモチモチの生地の中にキーマカレーとソーセージ。最高です。とても美味しく頂きました。

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/5NZp2VC)で高解像度山行写真が御覧になれます。当日のツイッターでXPERIAで撮影した写真もご覧になれます(http://twisave.com/suzunanami/2015/5/30)。

望岳台(8:50)→雲ノ平分岐(9:45)→標高1720m標識(11:00)→十勝岳(12:05←昼食→13:30)→標高1720m標識(14:10)→雲ノ平分岐(14:55)→望岳台(15:35)

今回のカメラ:
 「Nikon D7000」+
  「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

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