三連休なのに天気がパッとしない中、札幌市内はそれでいてたまに晴れ間ものぞくという中途半端な天気。家でグダグダしているぐらいだったら、三角山に登って酒でも飲んで来ようと気楽に出掛ける。ちなみに今回は自宅から全行程徒歩であこの出番はなし。
途中、琴似屯田兵屋に寄り道。随分、久しぶりに寄ったけどすごく綺麗になった。管理人さんに話を聞くと、雨もりが激しかった屋根を張り替えたということだったが、それ以外も手入れが行き届いていてとても気持ちが良い。
その後30分ほど歩いて登山口。ビックリしたのは規制線が隙間なくビッシリと張られていること。熊出没が原因だけど過剰すぎ。五の坂と小別沢で目撃があったらしいが、いずれの記録も1ヶ月前だし、多くの人が登っているようだったので乗り越えて進む。途中、森林パトロールの人にも出会ったが何も言われない。「市としては通行止にするから何があっても責任は持ちませんけど、登るのなら御自由にどうぞ」そう言われている気がした。まぁ、一応気を付けつつ歩いた割には、登山道に熊の形跡は一切ない。彼らの食事となる木の実も豊富で、わざわざ人間が多くいる地域まで来る理由もなさそうだ。そのことを知ってか知らずか、小さいお子さんを連れた家族連れなど多くの人が登っている。今日も30人近くの人と擦れ違った。
食事は旬のものということで、鮭の炊き込み御飯に自家製のいくらのしょうゆ漬けをのせた鮭いくら丼、お手製卵焼き、途中「肉まん屋シナモン」で買ったボリューム一杯の肉まん(120円)の3品。お酒はトップバリューだけど本物のラガービールが2本。やっぱり山頂で飲むビールは格別です(^^)。もう、すっかりお腹もいっぱい。
さて、山頂には三角山の名前の由来ともなった一等三角点があるが、これがとても立派。一辺の長さは四等三角点が12cm、三等・二等が15cm、そして一等三角点が18cmとその差3cmずつしか違わないのに「デカっ」と思ってしまう。三角点をクローズアップしたことは無かったので撮ってみる。デカさが伝わるね。きっと。
下山時にはエゾリスを発見。望遠レンズが間に合わなかったので、トリミングですみませんが、しっぽダラーとさせて枝にしがみついている姿を捉える。エゾリスってイマイチ素っ気なくて愛敬もないけど、見掛けると嬉しくなるのは何故だろう?
琴似屯田兵屋(10:40)→山の手登山口(11:10)→三角山(11:40←昼食→12:05)→山の手登山口(12:30)→地下鉄琴似駅(13:00)