2012年7月1日(日)に撮った花の写真を厳選してお届けします。
板垣分岐から緑岳まではイワウメ、エゾオヤマノエンドウ、チョウノスケソウ、ホソバウルップソウ、コマクサなどが咲いていました。風衝地ということで低い草花ばかりで、ホソバウルップソウも背丈の小さいものが多い印象を受けました。彩りはあって楽しいものの、それほど目を引く花もないって感じでしょうか。
反面、板垣分岐から小泉岳の稜線は花盛りで、ミヤマキンバイ、チョウノスケソウ、コマクサ、ホソバウルップソウ、チシマキンレイカ、イワブクロ(ツボミ)、イワウメ、エゾオヤマノエンドウ、エゾタカネスミレ、キバナシオガマなどが見れましたが、中でもすごかったのは稜線が黄色く見えるほどのエゾタカネスミレ。チョウノスケソウやイワウメもきれいで立ち止まっては写真を撮りといった感じでした。
チョウノスケソウ:もう一つの目的の花。チングルマと似ているけど、チングルマよりも花弁がしっかりして見映えがしますね。
コマクサ:可憐です。見るにつけ風にフルフル揺られて、花がもげないだろうかと心配になります。葉っぱもなんだか頼りなげですよね。
イワウメ:まさしく岩にビッシリです。背が低いので中々いい写真撮れませんけど、好きなんですよね、この花。