悪くなる天気予報に翻弄されて夏休みの予定が大分狂ったが、天候的に最良と思われる14日・15日に知床連山の縦走することに決め、前泊のため木下小屋に向かった。寄り道などをしつつ、ゆっくり行こうと考えていたが、札幌で渋滞にはまって以降交通量の多い状態が続き、斜里についた段階でもう15時30分。木下小屋についたらもう16時30分をまわっていた。
駐車場の確保に苦労していたら運良く下山してきた人の車が一台出ていって、小屋近くの駐車場に停めることができた。ログハウス調の小屋は立派な作りで屋外にはテーブルと椅子も用意されている。
予約していたため、小屋に入ったすぐのリビングにいた管理人さんに名前を告げるが無視されてしまい、怪訝に思ったが「管理人は耳が遠いので...」との貼り紙があったため納得した。空いているから2Fの好きなところ使っていいよというとで早速寝床を準備。確かに誰もいない。外のテーブルで大阪から来たKさんにビールを頂きつつ夕食を済ませて、露天風呂を探しに行く。
風呂は管理人さんに聞いたら小屋のすぐ裏にあるらしい。「ちょうど今誰も入ってないからいいよ」言われたので入浴。浴槽は3つあるが一つはお湯が張ってない。湯の張ってある浴槽は一つは檜(?)風呂、もう一つは岩風呂。露天風呂から見える青空が去年のヌプントムラウシ温泉と酷似していて、何か良くないことが起きる前兆ではないかとネガティブな考えも持ってしまうが、気のせいと言い聞かせて、塩分の濃い温泉で髪を洗ったら余計にガサガサになってしまった(^^;。女の人の入浴はどうするんだろうなぁと思っていたら、後で聞いたところでは風呂の入口にカーテンが張ってある時は、女性入浴中のため出入り禁止ということで安心して入浴できるらしい。
そんなわけで明日からの山行に向け早めに就寝と思ったものの、終夜ランプが着いてて眩しい上に、遅れて小屋に入って来る人のヘッドランプの直撃を受けたりして、すっかり眠れなくなってしまった。ようやくウトウトしだした頃に何やら地震のような揺れを伴うものすごい音が...隣の人のいびきだ。こういう場所では耳栓をして眠るようにしているので、他人のいびきを気にするなんて今までなかったが、耳栓どころか建物にも響くほどの低周波のいびきの主が隣にいた。しばらく色々とトライしてみたが、もう時間も22時を過ぎているので、もう駄目だとマットと寝袋と枕を持って、あこに移動、結局、車中泊で一夜を過ごすことになり、前途多難な山行のスタートとなった。
今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
隊長 URL 2013年08月17日(土)15時57分 編集・削除
こんにちは、スズさん。
いやはや、このタイトルは...
この先に何かが待っている感じに見えるのです!
何やら微妙な事が...起きるような...(笑)。
さて、木下小屋は綺麗な小屋ですねー。
温泉も良さそうだなぁー。
でも、震度を伴うイビキは人災ですよね。
なかなか前途多難な山歩きだったようで、『次号、待て!』な感じがいい感じー。
(^_^;)