ああ暑い。とにかく暑い。札幌だって暑いのです。エアコンのない部屋で一日仕事をして、耐え切れずに金曜日に大通のビアガーデンに行き、流れで居酒屋、カラオケと...朝帰りです(T_T)。家に帰っても眠いのに暑くて寝れないし、糸が切れた凧みたいになってホゲーっとして土曜日が過ぎていきました。で、日曜日、さすがに疲れていたのか昼まで寝てました。そして、ようやく復活。
もう12時前ということで行ける山も限られているし、ライブカメラ映像の樽前山がいい感じだったので樽前山に決定。登山口13時40分発という、私にとっては超スロースタートです。思えば樽前山に登るのは2009年の7月以来だから3年ぶりです。当時の感覚から3時間ちょっとで外輪山一周できるだろうとスタートしました。
もうタルマイソウ(イワブクロ)も終盤といった感じで、花と言えば他にウラジロタデとミヤマホツツジ、イワギキョウを見たぐらいで、なんだか寂しい感じでしたが、おかげで階段道をズンズン進んでいけます。白いタルマイソウも多く見掛けました。40分程で東山分岐です。ここから私の大好きな稜線のスタートです。少々雲が多いですが、風も気持ち良くて最高です。ドンドコ標高をあげて賑やかな東山を足早に通り過ぎ、静かな外輪山歩きに入ります。思えばこんなに晴れている日に樽前山を歩くのは初めてです。樽前ドームもクッキリです。
西山に近づくに連れて低木や巨岩など地形がバラエティに富んできて、東山からは丸みを帯びておとなしく感じた樽前ドームも男前に表情を変えていきます。「すごい、すごい!」、前回、霧の中にうっすらしか見えなかったドームがこんなになって見えるんだと、感激しながら進みます。
西山に到着です。こんなに立体感あふれる感じに見えるんですね。これはいいです。風不死岳もはっきりと見えます。実際に登ると「もう、この時期にあそこは絶対登りたくない」と思うものの、こうやって見ていると行きたくなってくるのだから不思議なものです。支笏湖の眺望の良いタルマイソウ群落地(行き止まり)につながる不思議なルートもありましたね。一回、騙されて行きましたけど、騙されて良かったと思った記憶があります。
西山からは地図上はピークから南に折れる道がありますが、実際には地図のルート上には踏跡すらなく、更に西の稜線に踏跡が続いています。これを辿るとどこに行くんだろうという興味が湧きましたが、もう時間もないので次の楽しみに取っておくことにします。あとは、更に男前になった樽前ドームを見つつ、奥宮で御参りをして帰路につきます。7合目登山口近くのベンチのある広場に着く頃には陽も随分と傾き、風不死岳の稜線上に美しく輝いていました。
7合目登山口(13:40)→東山分岐(14:20)→東山(14:25)→途中ティータイム→風不死分岐(15:05)→西山(15:45←ティータイム→16:10)→樽前山神社奥宮(16:30)→東山分岐(16:45←ティータイム→17:00)→7合目登山口(17:25)
yah URL 2012年07月30日(月)06時20分 編集・削除
久しぶりの樽前山だったのですね。
僕はなんと言っても1番多く登ってる山ですが、樽前山もいいなぁと思ってもらえたのなら嬉しいです。
ここの稜線(東側)は太平洋からの風が気持ちよいんですよね。
逆に西側はドームで風がさえぎられてムンムンと暑いですが・・・。
行き止まりになるルートっていうのは「樽前山の展望台」と言われる932峰のことでしょうかね?
西山ピークからは錦岡方面に下りるルートがありますが、それとは別に謎の踏み跡がありますよね。
これはどこへ行くためのルートなんだろう?と思います。獣道ではなく、明らかに人間の踏み跡のようなのですが、、、
樽前山にも白いイワブクロがあるんですね!注意力が足らなかったのか、樽前山では見たことなかったです。