2012年7月15日(日)に撮った大雪山緑岳の花の写真を厳選してお届けします。
これまで陽の光をいっぱい浴びて輝いている花ばかりをアップしましたが、今日は林の中やハイマツの影など、少し暗い場所でひっそりと咲いている花にスポットライトを当ててみました。全部、大雪高原温泉~第一花畑周辺で見ることが出来た花です。
ミツバオウレン: その名の通り三つ葉の白い花です。ハイマツや少し高い草木の下に隠れているお茶目さんです。草を掻き分けてこんにちはしました。ここは比較的、陽が当たってますが、本当に真っ暗なところにもいますよね。
コミヤマカタバミ: クローバーっぽい葉っぱが可愛いのです。花は残念ながら開いていませんでした。樹林帯を好むようですね。図鑑で名前を見たとき、小宮山さんが発見したのかと思ったんですけど、正解はコ・ミヤマ・カタバミですね。片喰の深山タイプの更に小さいものってことのようです。
オオバミゾホオズキ: ラッパの形の黄色い花が特徴的でした。湿っぽいところが好きらしいですね。確かにそうでした。見晴台近くで、この子の写真を撮ってる間に蚊に何ヶ所も刺されました。オオバって言うほど葉が大きくない気がしますが...
ゴゼンタチバナ: 丸木のステージでスポットライトを浴びたところを撮影です。今日は輝いてるよ~♪、と思ってたら雲が出てきてゴゼンタチバナショーはすぐに閉幕してしまいました。ゴゼンタチバナさんらしい一幕でした。
ゴゼンタチバナ(緑花): 緑っぽい花を付けたゴゼンタチバナです。先程のと同じ種だと思うんですが、この緑花は、更に日の光の当たらない暗いところに生息している個体に多く見られるような印象を受けます。写真撮るにも周囲が暗くて暗くて手ブレで何枚駄目にしたことか(^^;。
yah URL 2012年07月19日(木)06時27分 編集・削除
ゴゼンタチバナは色んな所で目にするけど、上の3つはあまり気付きませんでした。
咲いてたのかもしれないけど、地味だからチラ見だけで終わって写真を撮ってなかった可能性もあります。
こういう小さい花まで見つけようと思ったら、歩くペースはかなり落とさなきゃならないですよね。
ウメシュンさんも「花を見るなら下りよりも登り」と言ってたのはそういうことなのかな?と思います。
角度的にも上を見ながら歩く登りの方が花を見つけやすいんでしょうね。
白雲分岐から銀泉台への下りは結構急いで歩いたので、赤岳の花はかなり見落としたんじゃないかと思います。