症状は良くなったものの、油断するとすぐに足が攣りそうな状況の中、慎重に残り距離を縮めていき無事に山頂着。いやぁ、体調はともかく今日の景色は最高だ。昨年ポッキリ逝った山頂標識の代わりに、案内標識に十勝岳のプレートが貼ってあった。その向こうには富良野岳がクッキリ。上ホロ小屋周辺もだいぶ雪融けが進んでいる。
下ホロカメットク山の向こうには日高の山々も見えている。望遠でも撮影してみる。
鋸岳に続く稜線上はこの時期ぐらいしかお目に掛かれない雪の縞模様。雪の量も絶妙だ。向こうにはニペソツ山を中心に東大雪の山々。
昼食後は上ホロ小屋近くまで行ってきたという旭川のKさんと談笑。ポカポカと暖かい山頂で話もはずむ。Kさんが降りるというので下山するKさんを見送ってふと時計を見たらもう14時過ぎ。もう1時間半近くも山頂いるのかと私も荷物をまとめて下山。午後に入って気温が上がり雪の状態は更に悪化。いつ埋まるか気が気でなく1720mより下は輪カンを付けた。快適に下山と思いきや途中で当りクジを引いて腰まで埋まった。丁度、巨岩の周囲の雪が溶けていてそこを踏み抜いてしまった格好だ。輪カンで埋まったら下手すると抜けなくなるので冷や汗が出たが、無事に抜けてくれたので良かった。
そんなわけで多少のハプリングがありつつも、ポカポカの春山を満喫できた一日でした。
望岳台(9:25)→美瑛岳分岐(10:10)→十勝岳避難小屋(10:20)→1720mピーク(11:20)→十勝岳(12:30←昼食・休憩→14:10)→1720mピーク(14:55)→十勝岳避難小屋(15:20)→吹上温泉分岐(15:35←teatime→15:40)→望岳台(16:05)
今回のあこの燃費：13.6km/L
tarumae-yama ＵＲＬ 2012年04月29日(日)16時11分 編集・削除
一気に読みました。
天気が良く、眺望も最高でしたね。
この時期は気温の状態によってはアイゼンが必要かもと思いますが、キックステップで全然問題なかったようですね。
ハプニングもあってちょっと大変だったようですが、堪能できたようで良かったです。
私達は1日浜益岳を予定していますが、天気がちょっと微妙に変わってきました。