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イチャンコッペ山 ~強風の中、尾根歩き~

今日は天気も良いということでイチャンコッペ山に行ってきました。tarumae-yamaさん(http://tarumaezan.exblog.jp/)、H原さん、mottiさん(http://motti110.exblog.jp/)も11時スタートで登るという話だったのでどうしようかと思いましたが、準備が早く終わってしまったので一足先にスタートすることにしました。

アイゼン・輪カンも持ってきたものの、登山口付近は雪もなく出番はないかなと思いつつ念のため持って登ります。今日は気温は高いが風が強い。登りは涼しくていいですが、標高580mでトラバースした後、風不死岳の眺望が良い、風の通り道に差しかかりました。山頂は結構大変かもです。

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雪も緩くて気を抜いているとズボスボ沈みます。とはいえ、今さら輪カン履くのも面倒なのでそのままです。途中、踏み跡を辿っていくと狭い植林樹の間を抜ける急斜面の変なルートに出ました。手前の踏み跡で曲がっておくべきだったかと思いましたが、行くべき方向はわかっているのでそのまま行きます。このあたりは鉤形の雲が青空に映えてなんとも春山っぽい感じです。

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785mの反射板まで到達すると、もう身体がフラつくぐらいの風です。風に立ち向かいながら反射板から札幌方向の写真を撮りましたが、なんとも春穏やかな絵になってしまいました。実際は強風で寒くてカメラ構えてるも大変なのに、こういうのって本当に写らないんですよね。

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こんな風の強いところで休憩もないので、防寒対策をして早々にイチャンコッペ山に移動します。この尾根が一番風強くて大変でした。途中で7人ぐらいのパーティと擦れ違いました。途中にデポしてあったスキーやスノーシューはこの人達のものかと納得しました。山頂標識が雪に埋まっていてよくわからない中、そのまま歩いて行くと夏山時期には行けない山頂奥の狭いスペースまで来てしまいました。写真はここからから見た紋別岳です。

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この山、三角点もあるので運が良ければ見つけられるかもと思い、ついでにウロウロ山頂を散策。結局、三角点は見つかりませんでしたが、地図上の三角点のあるあたりに鉄筋コンクリート製の構造物を発見しました。これ、なんでしょうね。

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散策のあとは風のなさそうな場所で昼食を取って、tarumae-yamaさんパーティを待つ事にしたが反射板あたりに人影なし。強風でこっちまで来るの諦めたとかかなと思いつつ、とりあえず反射板まで戻ってみるも誰もいない。あの人達のペースだともう着いてるハズなのになぁと思いつつ、もう寒いから降りようと200mほど下ったところでH原さんとバッタリ...遠くに他2名の姿を確認。その後は、反射板まで再び登ってtarume-yamaさんに頂いたコーヒーとパンを美味しくいただいてから下山しました。その様子は「イチャンコッペ山 ~tarume-yamaさんと合流~」にて。


登山口(10:00)→漁川ダム反射板785mピーク(11:30)→イチャンコッペ山(11:45←散策・昼食→12:15)→漁川ダム反射板785mピーク(12:30←tarume-yamaさんと合流・Teatime→13:20)→登山口(14:15)

イチャンコッペ山 ~tarume-yamaさんパーティと合流~

H原さんとバッタリ会ったてしばらく話をしていると、遠くにtarume-yamaさんとmottiさんを確認。せっかくなので、V1用に買った1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6で使ってみます。これで人を撮ったのは初めてですけど結構いい感じです。

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周辺を散策するH原さん。今登ってきたばかりだというのにパワフルです。

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新しいカメラ(オリンパスOM-D)を手に御機嫌のtarumae-yamaさん。使わせてもらったけど同じミラーレスでも操作方法が全然難しい。もうすっかりNikon1の簡単操作に慣れきっちゃって、もう戻れないかも。

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散策していたH原さんが見つけた熊の足跡。うーん、この爪でやられたら、かなりのダメージ食らうだろうなぁ。10本爪アイゼンよりも爪深い(^^;。

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Tarumae-yamaさんに頂いた写真。H原さん、mottiさん、とスズ(管理人)。

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幌平山

tarumae-yamaさん(http://tarumaezan.exblog.jp/)に誘って頂いてH原さんと3人で幌平山にいってきました。元々は7人パーティで白老岳の予定だったのですが、天候悪化で予定変更になりました。でも幌平山で良かったかも。冬眠生活で体力が落ちててるところに、今週あまり眠れてなかったのもあって付いていくので一杯一杯という感じ。ルートを作ってもらっているにも関わらず、完全に息があがってました。

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途中、いつもと色が違う支笏湖を写真に収めます。tarumae-yamaさん曰く対岸が凍っているそうです。天気予報ではここのところ暖かい日が続いていたので「えっ?」と思いましたが、確かに汗をかいた髪も凍ってるし。標高580mでトラバースした後はイチャンコッペ山ルートを左に折れて尾根づたいに登っていきます。途中の雪尻をH原さんがストックで突いてたのが印象深かったです。私、恐がりだから、あまり近づかないので(^^;。

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山頂はガスの中です。樹氷の美しい大木をバックに記念写真です。疲れたけどやっぱり山はいいですね。下りはトラバースせずに直接下ります。途中でキツツキ(探索したけど結局木を突く音だけ)、登山口ではエゾシカと遭遇しました。エゾシカは写真撮ってみましたけど、10mmレンズではトリミングしていっぱいいっぱいですね。フォーカスも合ってないし(^^;。

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疲れましたけど楽しい山でした。今度はもっと天気の良い日に、万全の体調で望みたいです(^^)。

登山口(9:00)→-幌平山(9:40)→→登山口(10:30)

シマエナガさんの写真で見るイチャンコッペ山登山

イチャンコッペ山の写真をシマエナガさんからメールで頂いたので、何か、このままハードディスクの肥やしにするのも申し訳ないということで貼ってみました。何というか単なる2Dの風景写真と違って、この人の写真は人物が写っているというのもあって、もう一次元時間軸が付与されて3D像になっているような気がしました。それにしてもいい瞬間を切り取って撮っているなぁと感心してしまいます。

イチャンコッペ山山頂で、H原さんと山頂標識はあるけど三角点がないですねとか言って地図をみながら話をしていた時ですね。ここじゃなくて熊笹に覆われた写真と反対側のもう少し高い点にあるんじゃないかとか、そういえば三角点ハンターっいうのもいるらしいとか話していた時ですね。

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同じく山頂でカメラの話をしてますね。「スズさん(管理人)のカメラは随分と大きいけど一眼?」みたいなこと聞かれて、管理人が使い勝手の悪いコンデジだけど結構色々やれるんですよ的なことを話しているところですね。H原さんのリラックスモードがかっこいいです。

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tarumae-yamaさんと一緒に森ぶらりんのmoriさんと話しているとこです。よくこんな場面撮影してましたね(^^;。

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下山中の管理人とtarumae-yamaさん。暑くなってきたのでマフラーを外してザックの紐にかけた超いい加減スタイルで降りる管理人です。ダブルストックは膝が悪かった頃の名残でやめられないでいます。困った時のストック頼み的なところがあるので、ストックは登山靴と同じぐらい管理人にとっては重要アイテムです。思えば登山口でストックを忘れたのに気付いて山行を断念したときもありました。

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イチャンコッペ山 ~雪の支笏湖の展望台~

先週の紋別岳でイチャンコッペのほうが支笏湖の景色がいいとのことで、今回はtarumae-yamaさん(http://tarumaezan.exblog.jp/)と、その山友達のH原さん、シマエナガさんとイチャンコッペ山に御一緒させて頂きました。支笏湖までの道程は今年初の雪道で、かなり楽しみにしていたものの、街中のミラーバーンに今年初のポンピングブレーキ+ABS発動というあことのコンビネーションプレーで追突を回避しつつ街中を抜けて、ようやく圧雪になって「いけるぞ!」と思ったら、工事車両に前を塞がれて不完全燃焼という何とも残念な結果に...まぁ、そんな感じで集合時間ギリギリに現地に着いた頃には皆さん準備万端という感じ。

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私も早速準備をして向かった頃にはH原さんとシマエナガさんはガーミン製のGPSを握り締めつつ、一生懸命なにやら設定をしている様子。同じ機種ながら歩行距離が異なったりするようで...「むぅ、さすがアメリカ製、結構、そういうとこザックリ?」みたいな印象を受けつつ、私の使っている日本が誇るエンペックスの高度計も結構ザックリだったのを思い出し、まぁ、そんなもんかと思っていた最中...なし崩し的に出発です。

天気予報はウソのように外れて、晴天、風も穏やかで暑いくらい。H原さん先導で出発です。この人、かなり速いなと思いつつ、何とか着いて行きつつ標高580mのトラバースルートに出た段階で小休止。後続のシマエナガさん、tarumae-yamaさんまではかなり空いています。この段階でこのパーティのスタイルを何となく理解しました。何とかいうかフリースタイルです(^^:。行きたい人は行き、止まりたい人は止まれと...そういうことのようです。

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ということで、ここからは写真など撮りつつマイペースで行くことにしました。今日はとにかく空の青が奇麗で、これを写真に撮りたくてダケカンバの後ろに拡がる空を撮ります。熊笹に積もった雪がサチュレートしてしまいましたが、空の青は見たまんまバッチリです。ここからは比較的なだらかな道が続きます。植林の林を抜けると今度は785mピークへの登りです。マイペースで登っている限りはこのぐらいの傾斜は管理人にとっては好きな部類です。途中からは支笏湖と恵庭岳の眺望が拡がります。「うーん、来て良かった」と思います。

イチャンコッペ山までは漁川ダム反射板のある785mピークに荷物をデポって空身で進みました。元が日帰りの軽装なので、きわだって軽くなった感じはないものの軽快に進んで行きます。先導はキツネの足跡です。イチャンコッペ山山頂の印象としては、風景的に785mピークのほうが良いですが、山頂は風が穏やかでのんびりできる感じです。地図上には山頂に三角点があるんですが、歩いて来たルートを考えると山頂標識のあるのは三角点の50mほど手前側のような気がします。予測される三角点の位置は熊笹の茂みの中です。こんなところに設置する人間の力もすごいですが、それをいとも簡単に覆い隠してしまう自然の力もすごいです。

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イチャンコッペ山から引き返す途中、コルから見える樽前山からは真っ直ぐに噴煙が立ち上っています。こちらは風速3m/sほどの冷風が吹いてますが、支笏湖を挟んだ対岸はほぼ無風のようです。天気はますます良くなってきた感じです。785mピークに戻って、そこで昼食にします。シマエナガさんからアルコールフリーのビールを頂きました。山で飲むお酒は大好きですが日帰り登山ではそれもできず、もどかしい思いをしていましたが、アルコールフリーでも結構いい雰囲気を味わえるものだと実感しました。本当に感謝です。私の昼食は、昨晩時間がなかったので、その辺に転がっていたカップめんと慌てて作ったおにぎりですが、山のスパイスは驚くほど美味しい味に仕上げてくれました。

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下山する頃には天気はさらに良くなって雲一つない快晴になって来ました。空の青がますます奇麗になって来ました。今回、早めに出発したのもあってここから続々と登ってくる人達に遭遇します。途中で出会ったSONYのNEXをぶら下げて登って来たmoriさん(http://blog.goo.ne.jp/mori_burarin)も空の青さが気に入ったようでした。下山後は、会合があるとのことでtarumae-yamaさんは早々に帰宅され、残された三人でガーミンの設定をあーでもない言いつついじって見るものの結局のところ、結論は出ないまま皆さんはそのまま帰宅されるとのことでしたので、管理人は汗を流しに単独で丸駒温泉に向かうことにしました。

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ほぼ4年振りの丸駒温泉ということで楽しみにしていましたが、カメラを持って湖畔の露天風呂に向かうと何やらワインの入ったカップを片手に持ったかっちょいい兄ちゃんがポーズを決めて写真を撮っている最中に出くわしました。折角のいい被写体を前にして思わず「私も写真撮っていいですか?」と言って写真撮らせてもらっちゃいました。風呂上がり色々と話をしていると、この人、管理人のすぐ近所にあるラーメン屋「真武咲弥(http://samurai-noodle.jp/)」の社長で留萌出身の華ノ陣TOKIさんだそうで、今は、東京の本店にいるそうですが来週から香港に行かれるということで、その前に北海道に戻って来たそうです。他の二人は店の常連さんということで、しかも二人とも管理人と同じ町内という思わぬ偶然にびっくり。ご近所話に花が咲き、楽しい気持ちで温泉を後にして帰路につきました。


登山口(8:40)→漁川ダム反射板785mピーク(9:55)→イチャンコッペ山(10:10)→漁川ダム反射板785mピーク(10:20←昼食→11:05)→登山口(11:55)


P.S. 
帰り道は道が空いているのをいいことに、あこのテールを滑らせたりしながら楽しくドライブしつつ帰りました。ようやくあこの4WDシステムにも慣れてきて、どうやって滑らせつつアクセル開けてコーナー抜けるかが分かってきました。FFっぽくトラクションかけつつステアリングを多目に切ってアンダーステア的に曲がるのはダメだというのは去年学習したんですが、今年はリアルタイム4WDを逆手にとって、最初に通常の切り角でアンダーステア的に突っ込んでからアクセルを開けるとリアルタイム4WDで後輪が駆動してググッとオーバー方向に持っていってくれるようです。まず最初に滑る挙動から入るのでFF式と違って心理的にかなり恐いですが、うまくコーナーを抜けられるとあことの一体感を感じてものすごく楽しいです。これは病み付きですね。