今週は膝の調子も悪いことだし、どうしようかと思っていたが、分解洗浄した1080mm相当レンズを使ってナキウサギを撮りたくて、昨日、ブログコメントを書いてから、ウェザーニュースで帯広方面の天気予報を見てみると午前中晴れ予報、対して気象庁予報が曇り後雨。ウェザーニュースは結構シビアな天気予報を出すので、気象庁よりも悪い予報が出るのが常なのに...こういう時は経験的に間違いなく晴れるだろうと踏んで前泊で出掛けることに。18時ぐらいに札幌を出て、道の駅うりまくに21時着。例によって酒飲んで寝る。快晴で星も出てたが街中なのであまり見えず。
朝5時起床。予想通りの快晴。行き先は東ヌプカウシヌプリ。前回、山頂直下の岩場に行きそびれたのでリベンジを兼ねて...6時45分に登山口、さすがにこの時間は誰も登っていない。まだ太陽が東ヌプカウシの山頂の向こうにあって、登山道は暗い。一旦、熊鈴を忘れたので、あこに取りに戻って6時55分仕切りなおし。
暗い樹林帯を進んで行く。苔むした岩場が庭園っぽくてとてもきれいなので大好きなコース。ただ、昨日、酒を飲み過ぎたのか体調が少し悪い。時折フラっとする。この山、距離も標高差も大したことないが、ジグを切ったりせずに、ほぼ直登なので体調が悪いと結構キツい。稜線に出るとようやく青空とご対面。体調も大分回復。ここからの笹薮が思いのほか深くて朝露で結構濡れてしまった。
山頂手前で登山道は少し左に曲がっているが、ここからの眺めが最高。白雲山、天望山、1088m峰あたりだろうか...フワフワとした雲と共に最高に気持ちが良い景色。山頂はスルーしてナキウサギのいる岩場に向かう。ここの笹も以前より被った感じ。ただ岩場に着いても鳴き声一つしない...もしかして不発?と思って、レンズをセッティングしつつ見渡したら、岩の上に「いるじゃん!」みたいな(^^;。その後は何回も遭遇。至近距離で遭遇した時は、大砲片手に焦点合わせに悪戦苦闘してる私を見て「何してるの?」的な疑問系の顔をした後、ピョロロ~って穴の中に入って行った。可愛いけど撮れなかった~(T_T)。
ナキウサギさんを満喫して(レンズ清掃前後の状況を含めて、写真後日アップします)、ボチボチ雲と風出てきて寒くなってきたので、下山するかと動き始めた時に、サーッとまた晴れてきた。せっかくなのでと風景写真を撮っていると、男女のペアパーティがやってきた。男性のほうと話をして、再びカメラを構えようと思った瞬間「スズさん?」と声を掛けられた。「*ぱちり*」のなおなおさんだった。先週のsyokannさんといい、またまたの出会いに驚くと同時にとても嬉しくなった。登山口のあこを見て気付いたらしい。あこも有名になったもんだ(^^;。なおなおさんはブログの印象通りのおっとりとした感じの人で、旦那さんもとても感じの良い男性でした。
しばらく話をして別れた後は、紅葉を楽しみながらの下山。晴れ予報は午前中いっぱいだったのに、どんどん天気が良くなっていくじゃないか。多少の嬉しい誤算に満足しながら下山して行くと、次々に登ってくる人達と出会う。埼玉からナキウサギの写真を取りに来た男性や、のんびりと楽しそうに登る老夫婦。みんな思い思いに楽しんでいて、低いながらもとてもいい山だったが、膝は少し痛くなった。
白樺峠登山口(6:55)→東ヌプカウシヌプリ(7:55)→山頂直下岩場(8:05←ナキウサギタイム→9:30)→東ヌプカウシヌプリ(9:40)→白樺峠登山口(10:30)