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ニセコ神仙沼で紅葉三昧

本日は目国内岳・白樺方面に行く予定でしたが、昨日の山行で膝をやられてしまったので中止にしたものの、天気の良い日に家でジッとしていられず、神仙沼まで来てしまいました。歩きやすい木道ですので大丈夫かなと思いましたけど、ここって思った以上に距離があるんですよね。

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ちょうど紅葉の過渡期で色が変わり始めたカエデなどなどカラフルな紅葉を楽しむことができました。

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神仙沼、こんなに快晴の日に来たのは初めてかもしれない。沼の底まではっきり見えました。長沼にも行こうかと思いましたけど、膝に過度の負担をくわえては、来週以降の山行にも影響が出そうなので、大人なしく神仙沼でUターンしました。

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でも展望台までは近いので行っちゃいました。岩内と日本海の風景が美しい~。5分で行けるし、人も少なく、この景色を独り占めなんて価値ありますよねぇ。

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帰りに前回の財布忘れリベンジということで、ニセコビュープラザで野菜を買って帰ろうと思ったのですが、こちらもすごい人だったようで殆ど売り切れ状態であまり欲しいものが変えなかったですが、ハロウィン近しということか、周囲がカボチャだらけで楽しかったです。バス停もカボチャ並んでましたし。

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本日の温泉は羊蹄山を見ながら入ろうと思い真狩村のまっかり温泉まで行きました。夕暮れ時の羊蹄山を露天風呂の中という最高のロケーションで楽しみました。風呂上がりにはもうすっかり赤蝦夷富士状態に...山登れなくても結構楽しめるじゃないか。さいこー。

帰りは国道230号は渋滞するだろうということで、国道5号まで戻って帰りましたが、比較的すんなりでした。230号の札幌方面は中山峠あたりから大渋滞してたようで正解でした。


神仙沼駐車場(13:45)→神仙沼(14:20)→神仙沼駐車場(15:10)→神仙沼自然休養林展望台(15:15)→神仙沼駐車場(15:25)

表大雪周遊、紅葉と初冠雪と強風と ~当麻岳・安足間岳・比布岳・北鎮岳・中岳~

当麻岳を出発して、相変わらずのガスで良く見えないが、前方の岩に何やら白いものが...「あれっ、雪?」と思って進むにつれて、あたりが真っ白に。草やハイマツには海老のしっぽがビッシリと付いている。一組の御夫婦らしきパーティが安足間から降りてきたので状況を聞いてみると、ここよりも少し雪深くなるけど大丈夫とのこと。が、視界が悪くて進むべき方向が今一つ定まらず、ルートが雪で隠されてしまったのもあり、幾度となくルートを外れた。絶えず目印になるものをチェックしつつ進んでいたが、一回、随分とルートを外れてしまい、目印となるケルンを見失いかなり焦った。視界がないって本当に恐ろしい。

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ともあれ、安足間の稜線に着く。風が強くなってきた体感風速10mほど。気温は0.9℃。寒い寒い。途中にあった見事な海老のしっぽを写真にが収めてた後、足早に安足間岳を通り過ぎて、とっとと次の比布岳を目指す。途中の愛別岳分岐では、この悪条件の中、果敢に愛別岳に挑んでいる3人パーティが目に入る。「頑張れ~」と声を掛けてみたが届いたのかどうか...管理人はそのままスルーして比布岳山頂に立つ。風はどんどん増して来ている。時折パラパラと何かが身体に当たる。よくわからないけど濡れているところを見ると、雪でも降っているだろう。比布岳の岩場の風で少し休憩してから、北鎮岳を目指す。

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思えば当麻岳から一切視界がない。ただ悪条件の中歩いてるだけっていうのも何とも悲しくなってくるが、お天道様も見捨てたわけではなく鋸岳のトラバースに入ったあたりで、一気に視界が開けた。ピウケナイ沢に続く涸沢の紅葉に、雪で白くなった北鎮岳が瞬間的にうまくフレームに収まった。夏山のイメージしかないだけに、北鎮岳ってこんなにきれいなんだと感動する瞬間だった。鋸岳から北鎮岳まではグルっとU字を描いて登って行くが、ここの風がものすごく強い。もう風速は15m近いと思う。比布岳で計測した気温は1.5℃。超寒い。北鎮岳山頂に着くころにはもうヘロヘロになっていた。

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もうこんな天候なので誰も山頂にいないかと思ったが、以外にも、北鎮岳では学生パーティに単独の男性になど結構賑わっている。山頂の風は比較的穏やかだったので、ここで昼食にしたが、暖かい味噌汁も数分でぬるくなるぐらいの寒さだった。愛別岳アタック組ともここで顔を合わせた。ピーク踏んできたらしい。いや、本当にすばらしい。皆、層雲峡方面ということで、私は一人で中岳を目指す。

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北鎮分岐でキタキツネに会った。先週、大雪のキツネは毛並みが...とか書いたけど、かなりフカフカじゃないか。「あんたは確実に冬越せますっ」て感じの立派なキツネさん。写真を何枚か撮らせてもらって、とっとと裾合平まで降りようと歩みを進めるが、強風は増す一方。体感的に風速は15mを超えただろう。中岳周辺は、お鉢平の崖に沿ってルートがあり、悪いことに、丁度、お鉢側に向かって風が吹いているので身体が持って行かれる度に恐怖する。北鎮分岐から中岳分岐なんて高々15分ほどなのにものすごく長く感じた。中岳分岐を裾合平方面に折れると風がおさまってきた。中岳温泉まで降りてきた頃にはほぼ無風。しかし、北鎮から中岳でペースを上げすぎたせいか膝がやられてしまって痛い。幸い視界は良いので紅葉の写真を取りながら足を庇いつつゆっくり進むことにした。

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そんなわけで裾合平でもゆっくり休憩していると、何か以前見た顔が分岐にやってきた。うーむ、誰だったけと思い巡らせsyokannさんだと気がついた。声を掛けたのもお互いほぼ同時。2010年に北海岳で会った以来だから2年ぶりかぁ。その場にいた男性に声をかけて記念写真を撮ってもらった。ブログでは交流あるものの、こうやって面と向かうと嬉しいもんだ。お互いのルートを交換するとsyokannさんは安足間手前でピストンして当麻岳付近で晴れるのを待っていたらしい。膝の調子が悪くならなければ、そのまま裾合平をスルーしてたかもしれないので、悪いことばかりでもない。30分近く話をした後、お互い腰が痛い、膝が痛いとダメージを負った身体を気づかいながらのんびりペースでロープウェー駅を目指した。その後は一緒に白樺荘に...ここは山好きが集まる宿で、例によって露天風呂で楽しい山談義に...気がついたら1時間近くが過ぎていた。



ロープウェー姿見駅(7:15)→裾合平(8:40)→当麻乗越(9:30)→当麻岳(10:30)→安足間岳(11:20)→愛別岳分岐(11:25)→比布岳(11:30)→北鎮岳(12:30←昼食→13:00)→北鎮分岐(13:10)→中岳(13:15)→中岳分岐(13:25)→裾合平(14:35←ティータイム→15:00)→ロープウェー姿見駅(16:05)

今回のあこの燃費:13.3km/L

表大雪周遊、紅葉と初冠雪と強風と ~当麻岳のピークまで~

朝、5時15分起床...まだ眠い。周囲はガスの中...一応、昨夜、月が何回か見えていたので、晴れることを信じて食事と準備を済ませる。3連休期間中はロープウェーは朝7時始発ということだが、6時30分から乗り場には列ができていた。6時45分の駅開館時にはかなりの列になっていた。7時の始発ロープウェーに乗って姿見駅に記帳をすませてスタート。周囲は濃いガスに包まれて沼もよく見えない。状況は悪いが時折明るくなるので晴れることを信じるしかない。裾合平のコースを歩くのは2年ぶりぐらい、出発時の気温が6℃ぐらいの中、途中のハイマツ等で濡れないか心配だったが、狩りはらわれていてものすごく状態が良い。

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裾合平にだいぶ近づいた頃、ピウケナイ第三沢川につながると思われる雪渓跡と思しき西側斜面が突然晴れた。裾合平方面もきれいに見える。でも残念なことに当麻岳の稜線上は分厚い雲かかかっていた。今日は裾合平を起点に当麻乗越、当麻岳、安足間岳、比布岳、北鎮岳、中岳とピークを5つないで一周の予定。裾合平で少し小休止して先を急ぐ。

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当麻乗越まではピウケナイ沢の渡渉があるので、昨日の雨のため、唯一の心配だっだが杞憂に終わり、緩い流れを岩伝いに楽々と調子にのって渡ったら滑ってハマった(^^;。この沢は紅葉と苔とハイマツの緑が何ともきれい。ピウケナイ沢を超えると当麻岳をトラバースして当麻乗越まで道が続く。ピウケナイ沢が作り出す断崖の上に小さな沼々が点在して美しい区間。ほどなく当麻乗越に着くと、今年登山を始めたという苫小牧の青年と出会った。彼の目的地は当麻乗越だったらしいが、まだ9:30と時間も早いので、私が当麻岳に行くことを伝えると、そこまで行ってみようかなということになった。

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しかしながら、途中、沼ノ平がきれいに見えたので写真を撮ったりしているうちに完全に置いて行かれた。稜線に出た段階で、山頂がよくわからなかったという彼が戻ってきたので、再び合流。

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しかし当麻岳の山頂はわかりにくい。途中、岩峰を右側にトラバースするが岩峰につながる踏跡らしきものはない。歩いている内に、ふと、前回登った(スルーした)時にUターンするように岩峰に続く踏跡があったのを思い出し、きっとあれに違いないということで、希望を持って、一旦、岩峰を通り過ぎ、岩峰に取り付いた。

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当麻岳の山頂、行けるところまでは行ってみたが、2012年の先人のブログではあるらしい山頂標識がない。実際もっと先に進んだ跡もあるので、もう少し奥に置いてあるかもと思ったが、断崖で且つ濡れた岩場で足場も殆どなく、そんな状況で高所恐怖症の私が進めるわけもなく、今回はここを山頂ということにしといてやろうと。少し遅れて苫小牧の彼も登ってきた。話を聞いたら大雪山系に登るのは初めてということらしく、ということは、初めて踏んだピークが当麻岳という何ともマニアックな展開になってしまったようだ。最も、管理人が大雪で初めて踏んだピークは化雲岳なので人のことは言えないが...そんなわけで、しばらく話をしながら、当麻岳の山頂で晴れを待ったみたが、予兆もないので、愛山渓に下山する彼と別れて次なるピークを目指して出発した。

ロープウェー姿見駅(7:15)→裾合平(8:40)→当麻乗越(9:30)→当麻岳(10:30)→安足間岳(11:20)→愛別岳分岐(11:25)→比布岳(11:30)→北鎮岳(12:30←昼食→13:00)→北鎮分岐(13:10)→中岳(13:15)→中岳分岐(13:25)→裾合平(14:35←ティータイム→15:00)→ロープウェー姿見駅(16:05)

イワオヌプリ ~ほんの少し色付いたニセコの秋~

今日はボチボチな天気ではあったけど、冬眠モードで引きこもるにはまだ季節が早いのでニセコに行ってみた。スーパーGTをダラダラと見てから11時30分頃に出発。時間が押しているので高速を使う。

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五色温泉への登りでキタキツネがお出迎え。餌が豊富なのか立派な体格に毛並み。大雪のキタキツネはこの時期でも痩せてる印象なのにキツネさんも御土地柄ですね。五色温泉駐車場にあこを停め、ザックだけ背負って出発する。今日はトレッキングシューズ1本...登山靴と違って軟らかくて軽いので運転もしやすいし、山道も結構歩ける。

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ニセコアンベツ川の橋を渡って本日のゆるゆる登山スタート。早速目に入ってくるニセコの紅葉も微妙なようです。アザミの他にも白い花(低山の花はよくわからない)などまだまだ花も咲いている。ここから石段を登ると登山口。爺様が先行記帳中。

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前に隊長さんのブログで見たけれど、ここの階段は本当に立派になった。きれいな上に歩きやすい。記帳をすませると後ろが急に賑やかに...高校生らしきジャージの集団が登ってくる。山頂で聞いたところによると、北海学園の剣道部の合宿で来ているらしい。午前中に練習をやって、午後は登山...若者達は元気ですな。途中にマイヅルソウの赤い実などを見ながら、低木帯を進んで行く。イワオヌプリの手前までは良かったが砂礫地に入るとルートが、訳のわからないことになっていた。北ルートはかつてトラバースだったと思ったが、現在はピークを貫いて通っているらしく、以前の記憶を便りになんの疑問もなく巻き道に入った私は途中からルートが不鮮明になり、道なき道を進むはめに...「こんなにわかりにくくなかったけどなぁ」と思いつつ結果オーライで山頂の尾根に立つ。

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大沼方面を見てみると無名峰の二本ピークの向こうに日本海が見える。ここのところ内陸の山ばっかり行っているから山から海が見えるっていうのは何か新鮮だ。イワオヌプリ山頂を踏んだ後、ついでなので1116m点も踏んでおこうと行ってみる。山頂碑のある点は高度的にはまぎれもない頂点だけど、山頂から眺めると向こう側のほうが高く見えるのは何故だろう。ここも以前、来た気がするが記憶が定かでない。踏跡は微妙ながら繋がっている。

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1116m点までは途中ピークを一つ経由する。写真はこのピークからのイワオヌプリ山頂。学生さん達で賑わっている。ここからは踏み跡不明瞭。1116m点まで行ってみたものの、景色も微妙で、正直ここまで来る必要もなかったかと引き返す。が、帰り道がよくわからなくなってしまった。ハイマツが邪魔して歩けるルートは限られている。何とか踏跡に戻ったが、帰りのほうがルートロストしやすいので要注意。

帰りは南ルートから下りるがここもなんだかルートが交錯してよくわからなくなっている。100mほど進むとペンキが出てきてわかりやすくなってきたが、北ルートとの分岐手前でペンキがなくなって訳がわからなくなる。砂礫の台地の真ん中にはもはや登山者を困惑させるしか能のない大きなケルンが立っている。以前登ったときはルート選びに苦労した記憶はなく、先行していた爺様の記憶とも随分と違うそうで、ここも大雨などでルートがグチャグチャになっているようだ。まぁ、そんなわけで以外と難易度が上がったイワオヌプリだったが、それなりに楽しんで下山した。

五色温泉駐車場(13:15)→イワオヌプリ登山口(13:25)→イワオヌプリ分岐(13:45)→イワオヌプリ(14:05←散策→14:30)→イワオヌプリ分岐(14:45)→イワオヌプリ登山口(15:00)→五色温泉駐車場(15:10)


P.S. 今回財布を忘れたのでニセコビュープラザも温泉も入れず、お腹が空いても非常食を食べるだけという...何をしにいったのかという感じ(^^;。

高根ヶ原通信2012(2日目) ~星空と白雲岳と赤岳の風景~

朝、3時一旦起床。実は2時過ぎにはもう起きていたが寒いのでウダウダやっていた。昨夜は雲が多かったが、もういい加減晴れているかもしれないとカメラを持って外にでる。満点の星空が広がっている。目が悪い私でも多くの星が見える。東の空には緑岳の山頂上にオリオン座、北の小泉岳の稜線上には明けの明星が綺麗に見える。写真は緑岳とオリオン。北斗七星と北極星、カシオペアのコラボレーションも中々だけど、フレームの中には入らなかったのが残念。

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30分ほど撮影した後、寒くなってきたので再度就寝。昨日、再開を果たした男性は板垣新道で相棒と星を撮っている。一眠りして周りが明るくなってきているのに、まだ、帰って来ていないところを見ると、そのままご来光に行ったらしい。この寒いのに元気な話だ。昨日の山行疲れと飲み過ぎとが相まってなんともだるい。yahさんとshizuさんはもう起きて準備をしている。しょうがないので朝飯だけでも作ろうと起き出す。朝食はレトルトの赤飯に味噌汁と質素だが、今日はyahさんにもらったデザートがある。食事後もダラダラと準備を続けた私のせいで小屋発時刻は8時をまわっていた。

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白雲小屋は25日まで営業ということで管理人さん達は忙しそうに作業に没頭している中、挨拶をして小屋を後にする。今日の予定は白雲のピークを踏んで銀泉台に下山するだけ。チングルマの紅葉やウスユキトウヒレンのドライフラワーなどを写真に撮りながら、のんびり進む。前の二人には大きく離されてしまった。白雲岳分岐に荷物をデポして、空身で白雲岳に向かう。白雲岳の岩場ではナキウサギが岩の上に出てきてくれたがかなり遠い(T_T)。気が付いたら二人ともいなくなっていたが、すぐ先で偶然会った知り合いと話をしているようだ。まぁ、あまり邪魔しても悪いし、そのままスルーして山頂を目指す。後ろからは銀泉台からの日帰り登山者の姿も多くなってきた。

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白雲岳山頂はボチボチの天気。小旭岳近くの沼々の景色が美しい。今回は山頂から少しだけ岩尾根を辿って見た。ここから見たほうが岩尾根の曲線が断然美しい。白雲の山容が非常によくわかる興味深い1枚になった。来年、機会があれば、雪の残っている頃に、この岩尾根の上を歩いてみるのも良いかもしれない。白雲岳の帰りは再度ナキウサギタイム。yahさんとshizuさんは早々に離脱。みんな、ナキウサギしゃんにあまり興味がなくなって来ている? そんな中、私一人粘って良い写真が一杯とれた。今回、動画も撮って見た。これも中々良い出来。後ほどアップしたい。

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赤岳では長年の念願であった三角点を探してみる。当初、赤岳の岩場から見える先にあるのかと思っていたが、ここではなかったようで、再度地図とにらめっこしつつ100mほど離れた小高い岩場ではないかと当りをつけて向かう。基本的にルート外れは私も良くは思っていなくて、岩場以外は外れることは殆どしないが、ここは岩伝いにいけそうだったので、高山植物や土壌への影響も配慮しながら進んでいく。案の定、岩が露出していて岩伝いでも問題なく歩ける。最初に目星を付けた岩場には三角点はなかったが、その次の岩場にケルンらしきものを発見する。きっとあれがそうに違いないと思って移動。三角点に出会えた。昭文社地図にはこの三角点を経由して山頂に至るルートが書かれているが、ただの誤記なのか、かつてはそんなルートがあったのだろうか...そんな思いにかられる。

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赤岳三角点からは沢を挟んで烏帽子岳が裾野まできれいに見える。それに賑やかな赤岳山頂から200m程しか離れていないのに何て静かなんだろう。しばらく静寂と景色を楽しんだ後、雑踏の赤岳山頂に戻る。ところが戻ったところに運悪く森林パトロールと鉢合わせて、ルート外れを注意されてしまった。まぁ危険行為をしている訳でもないので、注意と言っても軽いものだったがルールはルールなので謝っておく。赤岳からは銀泉台に向けて下山。途中の第四雪渓で昼食にするが雨が降リ始める。やはりこのメンバーで山歩きするとロクなことにならないらしい。それでもまだポツポツ程度だが第一花園で本降りに。そのまま走って樹林帯に駆け込んでカメラをしまってザックカバーを掛ける。後から来る二人は置いてきた(^^;。この辺りまでは一般の観光客も多く登って来ている。ポンチョを着ている人はまだ良ほうで、傘片手に雨の登山道を登っている人達も多くいた。さぞかし帰りが辛かろうに...と、濡れた道に滑って転んで滑落とかにならなければ良いなと思いつつ下山した。


白雲岳避難小屋(8:20)→白雲分岐(9:00)→白雲岳(9:30)→白雲分岐(10:30)→小泉分岐(10:45)→赤岳(11:05←散策→11:30)→第三雪渓(12:20)→駒草平(12:40)→第一花園(13:05)→銀泉台(13:35)

今回のあこの燃費:14.2km/L