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新見峠から秋晴れの目国内岳

ニセコ連峰ってチセヌプリ、ニトヌプリ、イワオヌプリに大谷地からの沼めぐりしかり、低木が登山道にずっと覆いかぶさっていて、ずっと屈んで歩いているから、腰が痛くなるイメージしかなくて、少し敬遠していたところがありましたが、今回は大雨の影響が少なさそう場所ということで、ニセコ連峰の未踏区間を歩いてみようと思い立ち、目国内岳に登ってきました。いや、素晴らしい山ですね。特に、ニセコ連峰の稜線が一望できるなんて想像もしていなかっただけに驚きでした。これは癖になりそうです。

ただ途中22名の登山愛好会御一行様に前目国内岳で道を塞がれたのは少し残念でした。目国内岳の山頂付近で彼らとスライドしてから、1時間20分も山頂にいたので、さすがにもう下山している頃合だろうと思っていたのに、前目国内岳で休憩している彼らに不本意ながら追いついてしまうとは…内、一人は休憩中に登山道を塞いで座ってるんですよ。あげく私が通ろうとしたら、自らは道の上から微動だにせずに「そっち迂回してください」って脇の草むらを差されて唖然としました。普通「すみません」とか言って避ける動作ぐらいするでしょうに…。もちろん全員が全員そういう人ではないんでしょうが、こういう団体さんの中には必ずと言っていいほど感覚のずれた人が混じっているので、何回出会っても気分悪い思いをしますね。

まぁ、そんな思いをした後には、良いこともあったりして、結局、終わりよければすべて良しということで、楽しい山行になりました。

四合目を越えるとチセヌプリとニトヌプリの間から羊蹄山がひょっこりと顔を出してきます。羊蹄というと全体の山容がハッキリとわかる山という印象がありますが、ここから見た羊蹄山の自己主張のなさは独特の風景ですね。

前目国内岳から目国内岳。穏やかで楽しそうな稜線です。実際歩いてみるともっと楽しい。

岩の門。見た目そのままの名称ですけど、中々良い景色でした。くぐって裏側から見るのも味があります。

そんなわけで色々とすっ飛ばして山頂です。この山頂直下の岩場で永山登山愛好会22名パーティとスライドして、えらいことになりました。この後、山頂標識にたどり着くのに5分ぐらい待つことになります。

そして、この十勝岳連峰に勝るとも劣らない美しい稜線を目の当たりに。最奥の羊蹄山へと果てしなく続いていく美しい稜線…これがニセコ連峰真の姿なんですね。御見逸れしました。

そして下山中に少々気分の悪い思いをしたものの、初めて訪れる新見温泉へ。混浴露天風呂に入っていたら、艦これの明石さん似の美人さんが入ってきてビックリ。本州から温泉めぐりで来ているとかで、しばらく、一緒に楽しくお話をさせていただきました。その後はいつものビュープラザで買い物。駐車場待ちができるほどの混雑っぷりでしたが、食材はちゃんとゲットできました。終わりよければ全て良しです。

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/Uw89Nf5)で高解像度山行写真が御覧になれます。


今回のカメラ:
 「Nikon D7000」+「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」
 「Fujitsu F-04A」