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札幌モーターショー2014

2月16日(日曜日)、札幌モーターショーです。自動車業界が長かったので、本家幕張のモーターショーは仕事絡みで何回も行ったことがありますが、比べちゃいけないとわかっていても一目会場を見て「うわっ、何これ、狭っ!」て思っちゃいました(^^;。幕張は一日フルに掛けても全部周り回りきれないけれど、この規模だと数時間で回れそうですねぇ。ようは中身なので、どっちがいいのかわかりませんが……ちなみに会場の札幌ドームまでは、月寒グリーンドームにあこを置いてシャトルバス(無料)で来ました。

ランボルギーニ・アヴェンタドール。V型12気筒で排気量6500cc、シリンダー1本で昔の軽自動車規格……アホかって感じです(^^;。しかも最大トルクが5500rpm、最大馬力が8250rpmとエンジンチューニングもガチガチスポーツです。ランボルギーニは小学生の頃に憧れたスーパーカーだけど、今となってはいらんわぁ(^^;。ただ、環境だ、安全だと、車の本来の楽しさに見向きもしない世の中で、のっけから、こんな展示が見れたのは素晴らしいことだと思いますよ~(^^)。

カンナム・スパイダー。何か変なの来ましたねぇ。しかし、この車体でフィット並みの排気量、恐ろしく速そうです。なんか普通免許で乗れるとか行ってたのが聞こえましたが、本当なんでしょうか。「1枚いいですか?」と指で合図したら、お姉さんが目線くれました。

フィアットのお姉さん(^^;。後ろの車はパンダです。イタリアメーカーはランボルギーニ、フィアットの他に、フェラーリ、アルファロメオ、アバルト、マセラティと精力的に出展しています。最も大半はフィアットの息が掛かってますけどね~(^^;。


日産・X-TRAIL。tarumae-yamaさんも乗っていましたね。ピカピカの車体は大人気でした。SUVが出始めた頃は誰も見向きもしなかったのに、今となっては各社販売の主力ですもんねぇ。時代の移り変わりを感じます。

ダイハツ・コペン。私、車買うときあこかコペンかで随分迷ったんです。いや車種も用途も違うだろって? いや、そもそも、あこは妥協の上に妥協を重ねたわけで、好きで買ったわけではないんですよ。そもそも、もう日本の自動車メーカーの車で魅力を感じるのがこの車しかなかったというか...ただ、最低地上高が10cmしかないのはネックでした。この問題さえなければコペン買ってましたねぇ(^^;。ちなみに展示モデルの見た目的に、少し地上高が高くなってそうに見えたので、技術の人に聞いてみたいら、やはり市販モデルよりも少し地上高が上がっているらしいです。コンセプトモデルなので数値は教えてもらえませんでしたが、逆に「何cmだったら買いますか?」って質問されてしまいました(^^;。

トヨタ・FT-86オープンです。いらん、こんなん86とちゃう(^^;、とAE86全盛世代の私は思うのです……ちなみに私はその当時シビック(ワンダー)に乗ってました。

トヨタ・FCV。私の中の目玉は断然これです。だって私も燃料電池ずっとやってましたからねっ(^^)。すかさず説明員を捕まえて根掘り葉掘り聞いてみました。燃料電池スタックは床置きで、水素タンク容量は秘密だけど航続距離は700kmだそうです。来年発売だそうですよ。最初は水素ステーションのある本州の主要都市での限定販売になるそうです。燃料電池車って分類的にはEVなんですけど、ガソリン車と同じように呼吸するEVです。我々と同じで飯食って息するんです。苦しくなったらゼーハーいいます。じゃ、プラグインEVはというとゾンビ的な感じかな(^^;。厳密に言うと電池ではなくリアクターなので、EVの速さと独特の排気音が特徴です。何というかキャノンボールでジャッキー・チェンが乗っていたスバルのような感じでしょうか。スポーツカーに仕立てたらとても乗っていて楽しい車になるハズです。その思いを伝えてみたら、将来的にはレクサスブランドの高級スポーツカーへの搭載も視野に入れているということだそうです。嬉しいじゃないですか(^^)。

マツダ・アクセラスポーツ。今年のコンセプトスポーツモデルみたいですね。アクセラは展示車を見ると毎回格好いいなと思いますが、何で駐車場で誰かの実物を見ても魅力を感じないんでしょう。不思議な車です。マツダブースは会場で唯一エンジンのカットモデルがあって人だかりができていました。ただ年配の人ばかりでしたけどね(^^;。やっぱり最近の若い人はメカよりもデザインでしょうから(^^;;;。

スバル・BRZ。スーパーGTのGT300クラス・ランキング4位の山野・佐々木ペアの車両です。去年は殆どスーパーGTを見ていなかったので、記憶に残っていないのが残念です。でも、こういったレース車両ってモーターショーの醍醐味ですよね。

ホンダ・S660。車よりも後ろのキャッチに目がいって、思わずツッコミ入れたくなった。「枠にはまるな」? つまらない市販車ばかり出しておいて、どの口が言うんだって...「お前らこそ枠にはまるなよ」って言いたくなります。まぁ、このS660とNSXはホンダらしいと言えばらしいけど...この現状を宗一郎さんが見たらどう思うんでしょうね。まぁ、F1も復帰するみたいだし、今後に期待かなぁ。

北海道自動車短期大学のクマを模したモビリティカー。北海道ブースはこういう学生さん展示が元気でした。

北海道ブースでの中でも目を引いたのはスーパーセブンEV。八戸ナンバーですが本物のナンバープレートがついています。いやあ、面白そうですねぇ。でもプラグインEVですけどね。

というわけで終了です。他も色々見てきましたが、総じて市場では全然売れなくて、誰も見向きもしないと思われているスポーツカーが中心の展示にもかかわらず、どのブースも人であふれていました。こうやって見ていると、昔と変わらず、人気の中心はスポーツカーにあるんだなぁって思います。ただ、最近の人は興味と実生活は別だというところが、昔と違うところなんじゃないでしょうかねぇ。子供連れの人も多くいて、ここで自動車に夢を見た子供達が車を好きになって、携帯端末よりも車に興味を示してくれると嬉しいですけどね(^^)。

ちなみに帰りに月寒グリーンドームで中古車市を回ってきました。思えば、あことのファーストコンタクトもここでした。あこはその時の中古車市の目玉車両だったんですよ(^^)。一応、前日に電話して「現物を見て気に入ったら買うから取っといて」と言って押さえてもらっていましたけど、状態の良さに即決でしたねぇ。


今回のカメラ:「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
(久々にななみちゃん使ったぁ、大和撮って以来だから、一ヶ月以上ぶりかなぁ。やはり、こういう混み合っていてスペースの限られた展示会では広角は重宝しますねぇ。)