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Pentium 4 de Windows 7 resume

まぁ色々とありましたが、Pentium4マシンでWindows7-32bitが無事にインストール完了しました。色々と試行錯誤の末、不安定なマシンになってしまったので、結局、最後は一から再インストールしてしまいましたが...いやぁ、ほんとWindowsってのはいつまで経ってもユーザーインターフェースが進化しませんねぇ。作業の都度、正常動作しているのかどうかわからなくなります。次、Windows9が出るとしたら、そこらへんも何とかしてもらいたいものです。あぁ、Windows8には全然期待していません。というか使えないので、とっとと供給停止するか、Windows7の強化をして欲しいものです。

今回の躓いたのは私がUpgrade Advisorレポートをちゃんと読まなかっのにも要因があるんですけど、そもそもWindowsシステムになってからのMicrosoft製品で、ある程度信頼できる製品ってXPぐらいしかなくて、信頼度が底辺の状態で、この手のレポートが何言ったところで「はいはい、そーですか」ってスルーしちゃうのは自然の摂理です(^^;。それにこのレポートの表記にも問題ありますよ。×表示がされた915チップセットも「このデバイスにインストールされているドライバーはWindows7と互換性がありません」と書かれていて、あたかもドライバーを用意すれば使えるような印象を持ちます。結局ドライバーは存在しないので「このデバイスはWindows7と互換性がありません」と言ってくれたほうが、色々方針も練れるのでありがたいんですけどねぇ。まぁ、ユーザーの立場に立って考えることを知らないMicrosoftにそんなことを言ったところで馬の耳に念仏でしょうが...まぁ、これでも以前よりは格段に良くなっていると思いますけどね。

915チップセットのオンボードグラフィックはWindows7用ドライバーが存在しないので用意したグラフィックボードがGALAXYの「GF PGT610-LP/2GD3 FANLESS」です。2ポート分を占有しますが、追加電源なしでファンレスで作動するし、価格も5000円前後というのも魅力です。最初、最新ドライバーを入れると固まって動かなくなりましが、Windowsの再インストールを行ってからは最新ドライバーで安定して動いています。決して速度は早くないですが、YoutubeでHD動画を楽んだのする分には申し分ない性能です。

サウンドカードはASUSTekのXonar DGXを用意しました。最初、カードが認識しなくて何だろうと思いましたがPCI Express端子の接触不良でした。従来のPCIと違って端子部が短いので、ケースとの相性によってはすぐに抜けてしまいます。これはATXケースのほうの問題ですね。さてカードが認識したものの音が出ません。はて?、と思って英文マニュアルと格闘です。付属ソフトXonar Audio CenterのAnalog OutでSpeakerを選ばないと音が出ないようです。音は出ましたが、何だか凄いエフェクト掛かっている...DSP ModeのHFボタンを押すとエフェクトフリーになるようで全て解決しました。しかし、最新のボードって5.1chシステムとかにも対応してるし、エフェクトやステレオミキシングにカラオケ機能まで...なんだか、すごいですねぇ。

ちなみにWindows7ではYamahaチップ搭載ボート(LABWAY XWAVEシリーズやHoontechのSoundTrack XGなど)は使えません。YamahaチップのWindows7ドライバーはないようです。WindowsXP用ドライバーで動作するとの情報もありましたが、ウチのXWAVEではダメでした。海外サイトでWindows7ドライバーと称したページがありますが、そこで変なソフトを幾つも強制インストールさせられてしまい、アンインストール後もシステムが不安定になってしまったので要注意です。YAMAHAチップ愛好家としては残念ですが、これも時代の流れというやつでしょう。ちなみに、P5GDC-VのC-MEDIAオンボードサウンドも動きません。

そんなわけでWindows7用にアップグレードしたシステムの概要をHWiNFO32で表示させました。ちゃんとPentium4でWindows7が動いてるでしょ。メモリーは2GBにアップデートしてあります。パソコン工房のノーブランドですがちゃんと動いてます。ちなみにこのマザーボードでDDR-2は2Gが上限です。DDRだとそれ以上でも認識できますが、今更、DDRってのもない気がして2GBで妥協した次第です。


- ASUSTek P5GDC-V Pentium 4 -


- Lenovo Thinkpad Edge 11 (SSD換装:Intel SSDSC2CT120A3K5、メモリ8GB) -


- Lenovo Thinkpad Edge 11 -

で、Windows エクスペリエンス インデックスの結果です。参考まで、私のサブ機と職場のWindows7搭載ノートThinkpadの値も載せておきます。CPUは多少負けていますが、平均的に及第点を与えて良い水準です。まぁ、このノートPCはi3搭載の割にノーマルだと非常に遅いモデルなのでSSDに換装して使っていますが、それと比較しても十分使えるレベルに仕上がったということがわかってもらえると思います。

そんな訳で最後に一枚。お疲れでしたぁ。ちなみに実家に帰ったのは本体とスピーカーだけです。その他はまだこたつの上に...これも片づけないとなぁ。

<Final Specification>
OS:Microsoft Windows 7 Home Premium Build 7601 Service Pack 1
CPU:Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 3.00GHz (LGA775)
Mother:ASUSTek P5GDC-V (Intel 915G BIOS 1011.006)
Memory:DDR2-266 (PC2-4200) 2GB
GPU:NVIDIA GeForce GT 610 (p1310)
LAN:Marvell Yukon 88E8053 PCI-E Gigabit Ethernet Adapter (オンボード)
Audio:ASUS Xonar DGX (C-Media Electronics CMI8788)
HD:Seagate ST1000DM003-1CH162 (1000 GB)
DVD:HL-DT-ST DVDRAM GSA-4120B


そんな訳で実家PCが片づいたので、今、自分のメインマシンのWindows7への換装に向けて「艦これ」をやりながら部品の選定をしています。夏場に写真現像等で高負荷を掛けるとブツっと電源が切れることが多く、電源もこの機会に新調しないと行けないとスペックとずっとにらめっこしていましたが、結局、色んなメーカー中、唯一、動作温度が0-50℃と仕様上で明記されていて、温度環境試験結果も公表していたEnermaxのERV550AWT-G(550W)に決めてツクモの土日特価でポチっとしました。その他、サウンドカードはPCIe Sound Blaster Recon3D Professional Audioが販売終了につき格安になっていたのと、メモリはASUSマザーボードとの相性確認済みと仕様で謳っているTED34096M1333C9DC-AS (DDR3-1333 2GBx2)をパソコン工房でポチっと...これだけでも20,460円の出費。後、換装に向けて必要なのはハードディスクか....グラフィックボードまでは手が廻らないので当面オンボードで凌ごうと思います。