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Pentium 4 de Windows 7 resume

まぁ色々とありましたが、Pentium4マシンでWindows7-32bitが無事にインストール完了しました。色々と試行錯誤の末、不安定なマシンになってしまったので、結局、最後は一から再インストールしてしまいましたが...いやぁ、ほんとWindowsってのはいつまで経ってもユーザーインターフェースが進化しませんねぇ。作業の都度、正常動作しているのかどうかわからなくなります。次、Windows9が出るとしたら、そこらへんも何とかしてもらいたいものです。あぁ、Windows8には全然期待していません。というか使えないので、とっとと供給停止するか、Windows7の強化をして欲しいものです。

今回の躓いたのは私がUpgrade Advisorレポートをちゃんと読まなかっのにも要因があるんですけど、そもそもWindowsシステムになってからのMicrosoft製品で、ある程度信頼できる製品ってXPぐらいしかなくて、信頼度が底辺の状態で、この手のレポートが何言ったところで「はいはい、そーですか」ってスルーしちゃうのは自然の摂理です(^^;。それにこのレポートの表記にも問題ありますよ。×表示がされた915チップセットも「このデバイスにインストールされているドライバーはWindows7と互換性がありません」と書かれていて、あたかもドライバーを用意すれば使えるような印象を持ちます。結局ドライバーは存在しないので「このデバイスはWindows7と互換性がありません」と言ってくれたほうが、色々方針も練れるのでありがたいんですけどねぇ。まぁ、ユーザーの立場に立って考えることを知らないMicrosoftにそんなことを言ったところで馬の耳に念仏でしょうが...まぁ、これでも以前よりは格段に良くなっていると思いますけどね。

915チップセットのオンボードグラフィックはWindows7用ドライバーが存在しないので用意したグラフィックボードがGALAXYの「GF PGT610-LP/2GD3 FANLESS」です。2ポート分を占有しますが、追加電源なしでファンレスで作動するし、価格も5000円前後というのも魅力です。最初、最新ドライバーを入れると固まって動かなくなりましが、Windowsの再インストールを行ってからは最新ドライバーで安定して動いています。決して速度は早くないですが、YoutubeでHD動画を楽んだのする分には申し分ない性能です。

サウンドカードはASUSTekのXonar DGXを用意しました。最初、カードが認識しなくて何だろうと思いましたがPCI Express端子の接触不良でした。従来のPCIと違って端子部が短いので、ケースとの相性によってはすぐに抜けてしまいます。これはATXケースのほうの問題ですね。さてカードが認識したものの音が出ません。はて?、と思って英文マニュアルと格闘です。付属ソフトXonar Audio CenterのAnalog OutでSpeakerを選ばないと音が出ないようです。音は出ましたが、何だか凄いエフェクト掛かっている...DSP ModeのHFボタンを押すとエフェクトフリーになるようで全て解決しました。しかし、最新のボードって5.1chシステムとかにも対応してるし、エフェクトやステレオミキシングにカラオケ機能まで...なんだか、すごいですねぇ。

ちなみにWindows7ではYamahaチップ搭載ボート(LABWAY XWAVEシリーズやHoontechのSoundTrack XGなど)は使えません。YamahaチップのWindows7ドライバーはないようです。WindowsXP用ドライバーで動作するとの情報もありましたが、ウチのXWAVEではダメでした。海外サイトでWindows7ドライバーと称したページがありますが、そこで変なソフトを幾つも強制インストールさせられてしまい、アンインストール後もシステムが不安定になってしまったので要注意です。YAMAHAチップ愛好家としては残念ですが、これも時代の流れというやつでしょう。ちなみに、P5GDC-VのC-MEDIAオンボードサウンドも動きません。

そんなわけでWindows7用にアップグレードしたシステムの概要をHWiNFO32で表示させました。ちゃんとPentium4でWindows7が動いてるでしょ。メモリーは2GBにアップデートしてあります。パソコン工房のノーブランドですがちゃんと動いてます。ちなみにこのマザーボードでDDR-2は2Gが上限です。DDRだとそれ以上でも認識できますが、今更、DDRってのもない気がして2GBで妥協した次第です。


- ASUSTek P5GDC-V Pentium 4 -


- Lenovo Thinkpad Edge 11 (SSD換装:Intel SSDSC2CT120A3K5、メモリ8GB) -


- Lenovo Thinkpad Edge 11 -

で、Windows エクスペリエンス インデックスの結果です。参考まで、私のサブ機と職場のWindows7搭載ノートThinkpadの値も載せておきます。CPUは多少負けていますが、平均的に及第点を与えて良い水準です。まぁ、このノートPCはi3搭載の割にノーマルだと非常に遅いモデルなのでSSDに換装して使っていますが、それと比較しても十分使えるレベルに仕上がったということがわかってもらえると思います。

そんな訳で最後に一枚。お疲れでしたぁ。ちなみに実家に帰ったのは本体とスピーカーだけです。その他はまだこたつの上に...これも片づけないとなぁ。

<Final Specification>
OS:Microsoft Windows 7 Home Premium Build 7601 Service Pack 1
CPU:Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 3.00GHz (LGA775)
Mother:ASUSTek P5GDC-V (Intel 915G BIOS 1011.006)
Memory:DDR2-266 (PC2-4200) 2GB
GPU:NVIDIA GeForce GT 610 (p1310)
LAN:Marvell Yukon 88E8053 PCI-E Gigabit Ethernet Adapter (オンボード)
Audio:ASUS Xonar DGX (C-Media Electronics CMI8788)
HD:Seagate ST1000DM003-1CH162 (1000 GB)
DVD:HL-DT-ST DVDRAM GSA-4120B


そんな訳で実家PCが片づいたので、今、自分のメインマシンのWindows7への換装に向けて「艦これ」をやりながら部品の選定をしています。夏場に写真現像等で高負荷を掛けるとブツっと電源が切れることが多く、電源もこの機会に新調しないと行けないとスペックとずっとにらめっこしていましたが、結局、色んなメーカー中、唯一、動作温度が0-50℃と仕様上で明記されていて、温度環境試験結果も公表していたEnermaxのERV550AWT-G(550W)に決めてツクモの土日特価でポチっとしました。その他、サウンドカードはPCIe Sound Blaster Recon3D Professional Audioが販売終了につき格安になっていたのと、メモリはASUSマザーボードとの相性確認済みと仕様で謳っているTED34096M1333C9DC-AS (DDR3-1333 2GBx2)をパソコン工房でポチっと...これだけでも20,460円の出費。後、換装に向けて必要なのはハードディスクか....グラフィックボードまでは手が廻らないので当面オンボードで凌ごうと思います。

Pentium 4 de Windows 7

Windows XPのサポートも今年度限りということで、新規OSの導入を迫られているわけですが、実家のPCもXPで動いているので、この正月休み何とかせねばということでWindowsの載せかえを行いました。Windows 3.1と同じ匂いがして使えないOSとして私の中で認定されたWindows 8を載せる気にはならないので、現状Windows XPと最もインターフェースが似ていて安定して動作するWindows 7にしました。ちなみに実家のPCは私が以前に使っていたPentium 4自作機で、以下のような仕様です。

Mother:ASUS P5GDC-V
Chipset:Intel 915G
CPU:Pentium 4 3GHz
Memory:DDR2-1GB
Audio:C-Media High Definition Audio

メモリー1GBはさすがに少ないだろうと近所のパソコン工房にマザーボードの説明書を持って出掛けて1980円で2GBのDDR2をゲットしてきました。本当は4GBぐらい載せたかったのですが、店員さん曰くこのマザーでDDR2だと2GBが上限とのことでした。

で、早速、マイクロソフトホームページのWindows XP から Windows 7 へのアップグレードを参照にスタートです。まずは「Windows 7 Upgrade Advisor」というのをダウンロードして実行するみたいですな。Windows 7に移行するにあたっての問題点が出てきます。なんだか色々×が付いているみたいですが、何とかなるだろと、とりあえず印刷だけしてそのまま次の工程に進みます。

次は「Windows 転送ツール」で設定等をコピーします。メーラーを含めソフトの設定とかを引き継げるらしくて、これは従来からWindowsの足枷となっていた新規インストールの際の設定作業をものすごく簡単にしてくれる画期的なツールではないかと思いつつ、マイクロソフトのこの手のソフトを信用すると痛い目を見るということは身をもって体験しているので、今回も念のため異なるディスクに3つほど転送データを作成したのですが、同じ内容で転送したのに、ファイルサイズが3GBのものと6GBのものが出来上がりました。ほら、来たよ、やっぱり来たねぇ。この信頼性の低さがマイクロソフトのお家芸ですな。

更に石橋を叩いて渡るべく、万一の時はXPが起動できるようにXPのハードディスクはそのまま引っこ抜いて取っておいて、新しいハードディスクにWindows 7をインストールです。いざWindows 7のCDを突っ込んで起動...何やら黒い画面にエラーメッセージ、「このプロセッサーは64ビットシステムに対応していません」と英語で表示されているようです。ここでふと思い出したのですが、用意したWindows 7は64bit版、そして、Pentium4は64ビットで動かない。「ガーン、そんなぁ」、そういうば、先程、立ち上げたUpgrade Advisorの×の記述を読んで見ると、その内の一つがこれでした(^^;。よく読んどけよって話ですが、しょうがないので再びパソコン工房へ走ります。が32ビット版は品切れ...、しょうがないのでAmazonで注文して到着するまで一時中断です。ここまでは12/31の出来事。

1/2、金剛山から帰ってブログを書いているときに、Windows 7の32ビット版が届いたので1/3に作業再会。CDを突っ込んで、しばらくするとマウスカーソルだけが出た状態で暫く何の表示も出なくて不安になりますが、放置していると無事にインストール画面になりました。マイクロソフトのこういう所って本当いやになります。まず、画面に「今データを読み込んでいます」などのメッセージを表示させとけよって話です。暴走しているのか、正常に動いているのか、そして今何の処理をしているのかがわからない状態になるのもマイクロソフトのお家芸ですよね。いい加減、このユーザーを不安にさせるインターフェースやめろよ、本当に(^^;。

そんなわけでインストールが完了したんですが何やら画面がデカイ。何でこんな低解像度で立ち上がるんだろうと画面のプロパティで解像度を変えようとしたら800×600しか選択できない。「何で?」と思って調べたら、Intel 915GのオンボードグラフィックはWindows 7のサポート外らしい。ドライバーを探しても全然なし。しょうがないので、また、パソコン工房へ...幸いマザーボードに「PCI Express x16」のスロットがあったので、グラフィックカードを購入。4980円の「GeForce GT 610」。再び家に帰ってこいつを投入して電源ON。真っ暗...、「えっ、何これ?!」と思って、よく見たら端子が浮いている。PCIスロットの金具の寸法が少しおかしくて、ネジ締めると端子が浮くんです。金具を修正して再度電源ON。画面でた。良かった。そして、製品に付属のドライバーを入れたら、ちゃんと解像度も選択できるように...ただここで、新しいドライバーありますというので、インストールしたらまた画面が真っ黒に...そんでもって再度付属のドライバーを入れなおすはめに...隊長さんと正月にブログでコメントをやりとりしてたの、丁度、このあたりです(^^;。

で画は無事に出たのですが、今度は、音が出ない。LABWAYのXWAVE6000というYAMAHA YMF744チップを使ったサウンドボードを使っていたのですが、色々調べたがこれも対象外らしい。それならばとP5GDCに付いているC-MEDIAのオンボードサウンドもトライしたら、これも対象外...別にサウンドカードを用意するしかないようだけど、もう選んでいる時間もないとしばらくは音なしで...

というハズだったのですが、サウンドカードが意外と安く入手できるみたいで「トライして見るか」と実家からPCを送ってもらい、1月19日に再びパソコンと向き合っています。テレビ画面に艦これを映して、こたつに入りながらマッタリと....何かなぁ(^^;。うまくいくといいんだけど...

というわけでWindows7導入の注意点(特にPentium 4マシンについて)

・Pen4マシンではWindows 7は必ず32ビット版を購入すること!(64ビットは動かない)
・intel 915GチップセットのオンボードグラフィックはWindows 7のサポート外!
 何でもいいからグラフックボートを用意して!
・サウンドについて...
 Yamaha YMF744搭載サウンドカードはWindows 7サポートなし。
 XPドライバで動作するとの記述もあったけど、動作しなかった。
 C-MEDIAのオンボードサウンドもWindows 7では動作しない。
・OfficeはProgram filesのofficeフォルダーから右クリックの「管理者として実行」をしないと永遠に同意画面が出つづける。

凪いだ洋上で双眼鏡遊び ~新日本海フェリー~

今更ですが1月6日深夜...帰りは行きと反対方向で、敦賀から「すいせん」にて苫小牧までです。いつも通りにニ甲板かと思いきや、何やら階下へと繋がる狭い通路に誘導されましたよ。そして階下に下りた後、通路が蓋されちゃいました。ここは一甲板。なんか狭いスペースです。それもそのはず、ここは喫水線ギリギリか喫水下で、お隣には機関やスクリューなんかがあるハズです。いやぁ、珍しいところに入れたなぁ。ちなみにここに入れる車両は2t未満のものだけみたいです。

船内は今年も手作りのお正月飾りでいっぱい。何だか去年よりも気合が入っている気がします。

案内所のカウンターも鏡餅で飾られています。招き猫のミニ凧が可愛いですね。

天井まで続く連凧です。子供の頃に近所の田んぼで凧上げしたのを思い出します。


そして見事な玉飾り。どの飾りつけも近くで見ると結束バンドや粘着テープとか苦労の跡が伺えるんですが、その手作り感あるれる出来栄えに逆に人の温もりをとても感じます。きっと職員さん達が仕事納めに運行の合間を狙って飾りつけをしたんだろうなぁって思うと何だか心がほっこりしてきます。

ちなみに休み明けの平日だけあって乗客はかなり少ない。ツーリストA(二等寝台相当)の10人部屋が貸切で使えました。

そして翌1月7日、津軽海峡に入る頃合を見計らって双眼鏡を持って外にでます。さすが交通の要衝。色んな船が行き来してます。写真に写っているのは松前小島とHUNDAIと書かれたコンテナ船。

すいせんは巡航27.5ノットの高速フェリー。コンテナ船も同じ進路で進んでいるのですが、気がつけば随分と後方へ。洋上の艦船を双眼鏡で除くなんて初めての経験なので随分と色々楽しんでしまいました。ちなみに双眼鏡からはこんな絵が見えていました。

双眼鏡で除いた竜飛岬。中央に竜飛岬灯台、そして右端に見える小さな三角形の島が高さ37mの玄武岩の帯島みたいです。すごいですねぇ双眼鏡の絵も素晴らしいですが、双眼鏡で見た絵を写真として伝えられるのも結構感動ものです。

洋上から見た大千軒岳。まだ未踏で一度登ってみたいと思っていますが、遠いし熊出没多発地帯なので中々腰が重い山なのです。行くとしたら知内温泉旅館で二泊ぐらいしたいですね。

そして最後に臥牛山こと函館山です。もう日も暮れて左手に双眼鏡と右手にXF1で写真撮るのはフレームに入れることすら結構難しい。何回もトライしてブレブレですが何とか写りました。まぁ、このアングルからのカットは木古内付近の海岸線からも撮れますからねぇ。というわけで、1時間近く双眼鏡で遊んでいました。

そして冷えた体を温めるため「お風呂直行、ドボーン!」です。函館の夜景を眺めながらの洋上露天風呂がまた格別でした。

風呂の後はレストランで夕食。去年よりもセットメニューが充実していて、とてもリーズナブルな価格で食事ができました。写真は中央のテーブルにあった装飾です。そんなわけで船旅を存分に楽しんで北海道に戻ってきたわけでありました。やっぱ、凪いだ船旅は最高ですねぇ(^^)。

Nikon image space(http://img.gg/x59elgj)ではその他の写真も御覧になれます。

今回のカメラ:「Fujifilm XF1」

海軍さんの町・呉 ~広島県呉市~

1月5日に訪れた広島県呉市のてつのくじら館の続きです。てつのくじら館でも1時間近く費やしても気がつけばもう日が結構傾いているので、あとは夕暮れの風景を撮影しようと、観光情報プラザで教えてもらった「アレイからすこじま」と「音戸の瀬戸公園」へとあこと向かいました。


日暮れまで約1時間半と時間が押しているにも関わらず、途中に旧海軍工廠の大和建造ドックが見えるという「歴史の見える丘」に思わず寄り道です。入口にあるヘンテコなオブジェは呉海軍工廠礎石記念塔で、残存していた旧海軍工廠の礎石と、呉鎮守府開庁当時の庁舎建材のレンガと、明治時代のカモメのブロンズ像などが組み合わさって出来ています。第九工場の文字からも呉に多数の工廠があったことが伺えます。

肝心のドックは「歴史の見える丘」からも一応見えるのですが、道路を一本挟んでいるので少し見づらいので、歩道橋を使って道路の対岸へ移動。対岸にはバス停があるのですが、この付近からは大和の建造ドックが良く見えます。丁度、「大和のふるさと」と書かれた建物が大和の建造ドックです。大和の建造当時も機密保持のため屋根がつけられていたというのは有名な話ですが、当時も似たような感じだったんですね。しかし良く見えます。逆に言うとこんな環境で秘匿艦建造とか有り得ないんですが(^^;。

歴史の見える丘に戻ってもう一つのオブジェクトを見てみます。「噫戦艦大和之塔」と書かれていますが、第30回大和進水日(8月8日)を記念して建てられた記念塔で、大和の艦橋をかたどって出来ています。右側が大和の46cm主砲の鉄甲弾で、左側が長門の41cm主砲の鉄甲弾です。大和の砲弾は約1.5t、あこと同じぐらいの重さです。これを大量の炸薬を使って敵艦に向けて発射するわけですが、短距離弾頭でも初弾の命中率はほぼ0%で、初弾でうまく挟叉に持ち込めればラッキーという中、42kmというとんでもなく長射程になった分、より命中率が下がるわけで、よく考えたら恐ろしく効率の悪い兵器です。これこそ国家予算のバラまきそのものですな(^^;。


更に奥にあるオブジェクトは「澤原為綱翁之像」と書かれていますが、どこにもそれらしい像がなくて、何だろうと思って説明文を読んでみたら、戦中の金属供出で像がなくなってしまったようですね。銅像とかも対象になってたんですね。鎌倉や奈良の大仏様も戦況次第ではヤバかったのかもしれません。

さて、いよいよ「アレイからすこじま」に向かいますが、駐車場がわかりにくくて苦労しました。細い通りの上、一般の敷地みたいに金網で囲まれた区画なのでものすごくわかりにくいのです。駐車場入口には「呉海軍工廠 職工教習所 工員養成所 跡地記念碑」という記念碑があって、これを目印にすると良いかもです。一応、駐車場入口には「アレイからすこじま駐車場の利用について」という申し訳程度の小さな文字で看板が貼ってあるのですが、この看板、車からは全然読めません。それにしても呉の市内はガイドマップにも載っていない史跡がいっぱいあるみたいです。適当にブラブラ歩いてみても楽しいかも。

そんなわけでようやく「アレイからすこじま」に到着です。正面には海上自衛隊の潜水艦桟橋がありました。これ実際に使われているようで、散策をしていたら門を開けて入っていく自衛官と思しき人を確認しました。潜水艦桟橋の周囲に細長い遊歩道のようなスペースが整備されています。ガイドマップには公園と紹介されていますが、そもそもAlleyとは路地や散策路みたいなものを意味する言葉ですし、その名の通りの印象です(^^;。

潜水艦桟橋の向こうには本当に多数の潜水艦が...いやぁ、なんというか不思議な光景ですねぇ。ちょうど鳥の群れがやってきたので一緒にフレームに収めました。いやぁ、なんか物騒な兵器が近くにズラっと停泊しているのに落ち着きますねぇ。暖かい晴れた日に岸壁に腰かけてホゲーっとしたりしたらととても気持ちが良さそうです。

少しアングルを変えるとまた良い雰囲気です。呉の港は周囲を島で囲まれているので、どのアングルで撮影しても必ず背後に山が写ります。他の軍港と違って、軍艦の背景に山があることで殺風景に感じず、何か妙に平和的な風景に見えるんでしょうねぇ。

アレイからすこじまを後にして音戸の瀬戸公園の一番高い場所にある高烏台に来ました。夕日に間に合うか微妙でしたが十分に間に合いました。駐車場周囲を歩いていて、函館山の津軽要塞地区で見たのと同じ作りの地下に伸びる階段があって、もしやと思いましたが、やはり高烏砲台という砲台の跡地のようです。旧兵舎と説明された屋根の抜けた石造りの建物が印象的でした。


高烏台は呉市街に隣接する山の中腹に位置しますが、散策道を使って、場所を移動すれば270°ぐらいの眺望が楽しめます。写真は呉の工業地帯を見下ろせる高台です。左手奥に見えるのが江田島です。のんびりとした瀬戸内の風景にと木々越しに見える工業地帯が何ともアンバランスですが、この風景も呉の魅力なのではないかと思います。

落日の倉橋島です。とても綺麗な場所ですが、こんなのどかな場所でも戦闘が行われていたようです。丁度、写真の右手前の音戸漁港は航戦伊勢が防空砲台として最後を迎えたところです。艦艇写真のデジタル着彩さんでは奮戦する伊勢の写真が紹介されています。また、音戸漁港の向こう側、潜水艦のような形に見えなくもない三子島では空母天城と空母葛城が終戦を迎えました。kyuusyu-expさんのブログで島に停泊する葛城と大破転覆した天城の写真が紹介されています。葛城の飛行甲板が変な形をしているのは、多分、爆撃を受けてめくれ上がったからではないかと思います。


そしていよいよ日が沈みます。右手の山は地形的に、多分、大黒神島の櫛ノ宇根ではないでしょうか。平和っていいですねぇ。

日暮れを迎えてから高烏台の公園を散策してみます。樹齢1500年の屋久杉で作られたオブジェクトや五重ノ塔に二重ノ塔と平清盛の足跡と杖の跡と言われる窪みが残された日招き岩という大岩があったり何だか変てこものがいっぱいある公園です。ただ、平清盛が沈む夕日を招き返したという伝説があることは本当みたいです。瀬戸内の景色も最高ですし、ツツジや桜などもあるので、花の咲く時期に散策すると純粋に庭園としても楽しめるんじゃないかと思います。


呉市内はごちゃっとして駐車場のあるお店探しが大変そうなので、早々に、高速に乗ってサービスエリアで本場?のかきフライを食べた後帰宅です。で昨年と同様、呉の「亀齢純米酒」と北海道の「国士無双大吟醸」で呑み比べです。亀齢の一杯目は純米酒なのに雑味があってあまり美味しく感じませんでしたが、二杯目からはとても美味しく感じました。飲みやすい酒でチーズと一緒に美味しく頂きました。さすが日本酒で有名な西条の地酒、国士無双大吟醸、値段が倍近く高いのにかなり圧倒されていましたよ(^^;。

Nikon image space(http://img.gg/YKNFIAM)ではその他の写真も御覧になれます。

今回のカメラ:
「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
「Nikon D7000」+「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」
「Fujifilm XF1」

今回のあこの燃費:13.4km/L(何か久々に計った気がする)

海上自衛隊呉資料館 てつのくじら館 ~広島県呉市~

1月5日に訪れた広島県呉市の大和ミュージアムの続きです。


大和ミュージアムで二時間半も使ってしまい、かなり時間が押して来ましたが、お隣にある海自のてつのくじら艦にも行ってみます。街中にドーンと展示潜水艦「あきしお」が浮かんでいます。なんかものすごい光景ですね。ここの目玉は何といっても、2004年に除籍になったこの潜水艦に乗れることです。

早くあきしおに乗りたいのですが、中に入ると順路通りに展示スペースを見て廻らなければなりません(^^;。まずば太平洋戦争後の機雷掃海の歴史から始まり、現代の機雷や掃海道具などの展示を見ます。機雷って地味な兵器なのであまり好きではなくて、興味もないんですけど一応順々に見ていきます。写真の展示室は天井に機雷があって、海中から水上に浮かぶ機雷を見上げるような工夫がされた展示になっていますが、やっぱり機雷には興味を持てそうもありません(^^;。大和ミュージアムを見てから、てつのくじら館に来ると海軍から海自に至る歴史を通しで見れるという意味では、なかなか興味深いものがありますが。

機雷の次は潜水艦くろしおに関する展示です。少し近づきました(^^;。くろしおは海自初の潜水艦で、戦中の米軍ガトー級潜水艦を日本が貸与されたものらしいです。確か、子供の頃によく見ていた「うみののりもの」という図鑑にも載っていた気がします。図鑑では日本の潜水艦というところで紹介されていたと思いましたが、敵として戦っていた時代の兵器を貸与されて自衛隊が使っていたという事実は知らなくて驚きでした。

これらの展示スペースを越えるといよいよ「あきしお」に乗艦します。実際の運用では写真上部のハッチから出入りするのですが、展示艦ということで船殻にドアが付けられていて、そこから内部に入りました。

狭い艦内通路を辿ると士官寝室の向かい側に厨房がありました。ワンルームマンションのキッチンみたいです。この狭い厨房で全員分の食事を作るのはかなりのストレスだろうなぁと、どうでも良いことを考えてしまいます。ちなみに置かれていた冷蔵庫は家庭用の市販品でした。

艦内でも一際広いスペースが士官公室です。会議や士官の食事などに使われるそうです。潜水艦は水上艦と違って潜航中は揺れなども殆どないらしいですので、地上と同じぐらいに快適な食事が取れるんだろうなと、またしても、どうでも良いことを考えてしまいます。

三菱の銘判が誇らしげに張ってあります。国産だったんですねぇ。調べてみたら最新のあたご型イージス艦とかも全て国産なんですねぇ。イージス・システムが米軍開発のものなので、てっきり船自体も米国から買っているものだと思っていました。勉強になります。

そして発令所へ。潜望鏡が二台ありますが、ちゃんと調整されていて潜望鏡像を楽しむことができます。ちなみに、この潜望鏡は6倍ズームでどちらもNikon製です。


潜望鏡を覗くとこんな風景が見えます。少し日が傾いた湾内に佇む護衛艦が何とも平和な風景です。ちなみにこの写真はXF1を潜望鏡の接眼レンズに当てて撮っています。最初、冗談のつもりでD7000でトライしたら全くだめで、それを見ていた係の人がコンパクトデジカメのマクロモードで稀にピントがあうケースがあるらしいと教えてくれたので、それだったらとXF1で再チャレンジ。試行錯誤繰り返した中での最高の一枚です。こんな写真が撮れるなんて思ってもいなかったので良いお土産になったと、係の人にお礼を言って展示潜水艦あきしおを後にしました。

レンズにレンズを重ねて撮影するって発想は全くなかったので、面白い撮影法を経験しました。潜望鏡でいけるのだから、望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などに応用が効きそうで、色々なもので試してみたくなりました。

Nikon image space(http://img.gg/YKNFIAM)ではその他の写真も御覧になれます。

今回のカメラ
「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
「Fujifilm XF1」

呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム ~広島県呉市~

ここ2年、正月休みの度に広島まで出掛けていますが、今年も1月5日(日曜日)に大和ミュージアムを目当てに呉の旧軍港地区を見に行ってきました。実家のある奈良から呉までは約4時間。朝7時30分に出発して11時30分に到着。山陽道や東広島呉道路などが整備されたおかげでものすごく近くなりました。

今回は散策というよりは展示見物目当てなので、見入ってしまって帰りにお土産買う時間がなくなるかもと、まず最初にお土産選びです。大和ミュージアム第2駐車場の2階に地酒ショップの「呉蔵元屋」さんが入っていたのでまずそこへ...店頭には艦隊これくしょんの「赤城」さんがいらっしゃいました。ここでは「艦これ」の利き酒セットと、店主のお勧め、西条の地酒「亀齢純米酒」を買いました。

実は呉の観光情報を殆ど調べていなかったので、買物の次は「くれ観光情報プラザ」でガイドマップをもらいます。呉らしい風景が撮影できそうな場所についてもも聞いてみて色々と教えて頂きました。現代は観光も情報戦ですからね(^^)。情報収集の後はいよいよ大和ミュージアムに向かいます。空は屋内展示を見て過ごすのは勿体ないと思うばかりの晴天です。

特別展示は巨大戦艦大和展。残念ながら空母「赤城」の図面は展示されていませんでしたが、空母「鳳翔」の図面が展示されていました。鳳翔は旧帝国海軍初の航空母艦で、図面を見ていると航空母艦黎明期の迷走ぶりが伺え、なんじゃこりゃと苦笑してしまいました(^^;。というのも、船殻のすぐ内側の大半を重油タンクがズラーっと並んで占めていて、船殻のどの部分に雷撃を食らっても面白いように燃料に誘爆するような構造になっていて、当時、空母を艦隊決戦に運用するということは、全くもって想定されていなかったんだなと良くわかります。並んで戦艦長門の図面も展示されていましたが、こちらは複雑すぎで何が何やらでした。

ビデオ上映も凝っていて、大和の艦橋から眺めるような形になっていました。ビデオ自体は全部見なかったので曖昧ですが、大和の艤装訓練の様子を上映しているようです。

常設展示「呉の歴史」のほうに移動します。大和ひろばには大和ミュージアムの目玉というべき1/10スケールの戦艦大和の模型があります。これで1/10かよっていうぐらい圧倒されます。実物はもう船というよりはビルみたいなものだったのかもですね。

巡洋戦艦金剛の建造当初のボイラー。このボイラー正式には「ヤーロー式混焼缶」というらしいですが36基も積んであったそうです。いやぁ、この博物館の巨大展示物には圧倒されっぱなしです。

大和の進水記念の風鎮です。厳重な秘匿艦だっただけに、当時、こんなものが作られていたとは思いませんでした。ものすごく貴重な逸品ですね。

こちらは大和の探照灯です。直径1.5m、厚さ1cm、予備品として残存していたものらしいです。かなり高性能な放物面鏡らしく、これだけのものを現在の技術で製造するのは相当困難で、高性能Nikkorレンズなんかゴミと言わんばかりに高価なようです。46cm砲と同様に失われた職人技の一つなんでしょうね。

航空母艦赤城の模型。赤城の展示は模型とあと数点だけと非常に寂しいものでした。折角なので模型だけでも写真に撮っておきます。「ア」という大きなカタカナは、着艦識別文字で、赤城のアです。パイロットが目視でこれを確認して自分の所属艦船に着艦します。今からして見ればものすごくアナログですが、間違って米軍空母に着艦しようとしたエピソードもあるぐらいですから、当時としては最善の措置だったのでしょう。



航戦日向と戦艦長門の軍艦旗。上が日向で下が長門です。どちらも血痕のようなものが付着しており、見ていて、とても痛々しいものがあります。

大型資料展示室に移動します。というかこれまでも十分大きかったけどまだ、これ以上のものがあるようです。入口にはいきなり魚雷が置いてあります。仕様からデカいことは知っていましたが目の当たりにすると驚くほどデカイ。これが40ノット以上の高速移動するとは...展示物は二式魚雷で九十三式酸素魚雷ではありません。

大型資料展示室の目玉は零戦六ニ型です。昭和53年に琵琶湖から引き上げられて修復されたもので本物です。零戦は改良モデルがいっぱいあって、私にはさっぱりわかりませんがほぼ最終型のようです。意外だったのは展示機体が中島飛行機製(現在の富士重工)だったことです。零戦=三菱重工だと思っていたので...調べてみたらライセンス生産で中島でも生産されていて、実は半数以上は中島製だという衝撃の事実(^^;。大型資料展示室は他にも特攻兵器「回天」、特殊潜航艇「海龍」、各種砲弾の他、期間限定で特殊潜航艇「甲標的甲型」のセットが展示されていました。

ここまで一通り展示を見て既に二時間半経過(^^;。結構駆け足で見たつもりでしたが、やはりこういう展示ものって時間がいくらあっても足らないですねぇ。

ちなみに今回撮影してて、PLフィルターを持って来なかったことを悔やみました。大半の展示物がガラスケースなどの中に入っているため周囲の写り込みが激しくて、中々いい写真が撮れませんでした。見た目は忠実に再現されているんですが、再現してほしくない情報まで写り込むのはどうもいただけません(^^;。次回、屋内展示等を見に行く時は忘れずにPLフィルターを持って行こうと思います。

Nikon image space(http://img.gg/YKNFIAM)では、高解像度の写真も御覧になれます。

今回のカメラ
「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
「Fujifilm XF1」

金剛山で初詣

今日は二ヶ月ぶりの山ということで初詣を兼ねて金剛山へ。内地の山はこれで何座目だろう。まだ数えるほどしか登っていない。金剛山はルートが多くて地図を見ていても、何処から登ったらいいかさっぱりわからない。yamarekoで検索してメジャールートのダイヤモンドトレールと青崩道の二本を利用して一周することにした。

丁度、両登山口の中間点あたりに水越川公共駐車場があるらしいので、そこにあこを置いて出発。いやぁ、内地で札幌ナンバーはさすがに目立つようで、駐車場で「北海道からですか?」と破魔矢をザックに入れた男性に早速声を掛けられた。どうやら彼も初詣に山頂まで行くらしい。一足先に出発し、舗装された林道を水越峠まで歩く。写真はダイヤモンドトレールの入口なのだけれど、ただゲートがあるだけで非常にわかりにくい。ゲートを抜けて少し進むとダイヤモンドトレールと書かれた石柱があるので「ここでいいんだ」と納得して進む。

しばらくは広くて快適な道。ススキの後ろに目指す金剛山山頂が見えている。こういう風景って内地の山っぽいと思って写真に撮った。


さらに進むと雪。ここまで原チャリで登ってきた人もいるみたい。これだけ景色が良いと林道歩きも結構楽しいと思うのだけど...

途中、分岐を折れてダイヤモンドトレールはいよいよ登山道らしくなってくるが、途中に東屋があったりして、やっぱりどこか北海道とは雰囲気が違う。道はずっと階段でいよいよ登山本番。二ヶ月のブランクは大きくて、しばらくは身体が重くて苦労したが、途中から急に楽になってきて、昔、体育で習ったデッドポイントというやつを今越えたなと感じる。

杉林が明るくなってきて階段を登りきると旧パノラノマ台。眺望があるかと期待していたが、木々の間から少し程度。写真も撮ったがブログに貼るほどの景色でもないので、興味ある人はyamarekoかimage spaceを見て欲しい。旧パノラマ台で出会った師弟と思われる二人パーティと、一緒に更なる階段道を登っていく。標高1125mということで、比較的簡単な登山を想像していたが、このコースは結構登り応えがある。

階段道を登っていると途中に葛城山のビューポイントが...久々に開けた眺望に気分はウキウキ。周囲の木々もちょうど葛城山方向だけが開いていて、本日のベストショット言っても良い風景。


道は山頂が近づくに連れて凍って滑りやすくなってきて、階段道が雪で埋まって急斜面になったここが最大の難所。ここまでアイゼンなしで登ってきたので、途中で着けるのが面倒でそのまま何とかやり過ごした。

そして難所から10分ほどで山頂へ...立派な鳥居がドーンと出てきて驚いた。山頂の神社なので、小さい御社のようなものを想像していたのに、これでは平地の神社と遜色ない気がするのだが...


参道には仁王杉と書かれた立派な杉が...樹齢約500年だそうです。参道には石灯籠などもあって、何だか本当に平地の神社の境内にいるような気分になってきて、山ウェアにザックを背負っている自分の姿に違和感を感じてきたのだが...(^^;。

そして葛城神社の階段下に到着。この上が山頂なのだけれど、こんな山頂って初めてで、何か感慨深いものがある上に、何だか大社様以上に本当に神様がいそうな気がして不思議な感覚に陥る。

拝殿も立派なもので、。参拝客が多いのも頷ける。山頂の最高部に拝殿があるので、山頂を踏むことを許されているのは神様と神事に携わる方々というところも神秘性を感じるのでありマース。

葛城神社周囲は食事ができるような雰囲気ではないので転法輪寺に移動。途中で滑って転びそうになったので、ようやくここでアイゼンを履く。転法輪寺近くの広場にベンチがあったので、そこでいつものカップめんとおにぎりを頂いた。

食後は青崩道から下山するのだけれど、登山道の分岐が多すぎて、地図とGPSで確認し、それらしき方向に移動すると山頂標識のある広場に出た。眺望はそれほど大したものではないけれど、いつも私がよく見ている山頂の風景で何だか少し落ち着いた。

落ち着いたのも束の間、青崩道の標識を見つけたたら「この先道標なし」の不吉な文字が...「えっ」と思い、不安を抱えつつ、人のいない登山道へと足を運んだが、いざ歩いてみると、次々に登ってくる人々とスライドするし、要所には標識もちゃんとあると、特に心配することもない立派な道が続いていた。青崩道は眺望が殆どなく延々と続く階段道で、途中、ひざが痛くなりつつも無事に下山。

下山後、駐車場まで戻る途中には竹林があって、思わず珍しく思って写真に撮ってしまうあたり、自分も完全に北海道の人間になってしまったなぁと思いつつ、あこの待つ駐車場への歩みを進めていった。

ヤマレコで山行詳細が、Nikon image space(http://img.gg/ftZiNtL)で山行写真全てが御覧になれます

水越川公共駐車場(7:30)→水越峠(7:40)→金剛の水(8:10)→旧パノラマ台(8:35)→金剛山・葛城神社(9:40←参拝→9:45)→金剛山・転法輪寺(10:00←昼食→10:40)→セト(11:05)→水越川公共駐車場(12:30)

今回のカメラ:
「Nikon D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

実家から往復50km弱のため、あこの燃費レポートはありません。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。のんびりとした正月を過ごしております。冬の間は殆ど更新されないブログですが、皆様、今年も宜しくお願いいたします。

ちなみに今年も本州に渡ってきました。27日の深夜にフェリーに乗ったのですが、日本海側は悪天候で、グラグラ揺れるフェリーにひたすら耐えること25時間。船酔い気味で気持ち悪い中、あまりに暇なので少し外に出て見る晴天。だけど風強し。カメラにも容赦なく潮がかかりました(^^;。

29日の深夜2時敦賀港到着です。何か白い...一瞬、苫小牧に戻ってきた?と錯覚しましたが、本物の敦賀港でした。

敦賀港から実家に向かう途中の高速道路。除雪車が先導していて中々道路が進まないので、途中、サービスエリアに入りました。いやほんとここ何処だろうって感じです。古戦場で有名な賤ヶ岳です。いやほんと雪すごいわ。


お腹空いたのでサービスエリアで食事です。内地のサービスエリアは北海道で言うところのレストランが軽食コーナーとして24h営業しているので、深夜の3時でも暖かいご飯が食べられます。北海道のサービスエリアもこうなってくれると嬉しいんですけどね。ちなみにレストランはもう少しゆったりとしたスペースで隣接した別のところにあります。価格は少し高めです。

食事後、外に出たら雪が余計にすごいことになってました。ラッセル渋滞は解消したけど雪がすごくて前が見えないので結局スピードは出せず。その後、米原を過ぎるとまたラッセル渋滞...ああ、これ、よく考えると懐かしいわ~。内地の降雪地帯は除雪車2台がのんびり先導して、その後ろにみんなくっ付いて走るんです。そんな感じで家に着いたら、もう夜が明けてきました。時間は6時と変な時間。こんなに時間がかかったのは初めてかもです。

というわけで冒頭のボケーっとした正月につながります。明日は金剛山に登りにいこうと思います。生まれて初めての山頂初詣になるかと...

今回のカメラ:FUJIFILM XF1