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KONICA CENTURIA 400 ~10年前のフィルムで現代を撮る~

ここまで10年前に撮影済みで放置してあったフィルムを現像したらどうなるかについて、きじを書いて来ましたが、じゃぁ、10年前の未使用フィルムで、今、写真を撮ったらどうなるかもやってみました。フィルムはコニカのセンチュリア400です。多分、安売りで買ったものを放置して忘れていたんだと思います。

二週間前に撮ったばかりなのに、のっけから味のある写真来ました。昭和の記録映像っぽい写真を撮りたいなら、かなりいい感じに撮れますね(^^;。写真が切れているのはスキャンエラーです。ネガではちゃんと写っています。

北大モデルバーン入口の紅葉です。被写体の色がはっきりしているので、わかったのですが、青や赤に対して緑が劣化して出てませんね。長期間保存では緑の感光層がやられやすいのでしょうか?

この劣化したフィルム、モデルバーンの古い建物に非常に良く合います。なんかどこかの郷土資料館に飾ってあるような昔の写真じゃないですか? 二週間前に撮った風景なんですけどね(^^;。


最後は北大工学部から札幌駅方向です。今の時代の写真はデジタルで記録されているから、リアルのこの風景が何年経っても色褪せることなく続いていくんでしょうが、きっと銀塩カメラで撮った今の写真を数十年後に見るとこんな風になるんでしょうね。

その他、このフィルムで学生さんのスナップもいっぱい撮りました。どれもデジタルではだせない独特の色合いの写真で、彼らに撮っても良い記念写真になるんじゃないかと思います。

今回のカメラ:
「Minolta α707si」+「Minolta AF zoom 24-50mm F4 + MC-UV」
Film: KONICA CENTURIA 400(10年程度未使用で保管)

今回の現像所:
「なら写真倶楽部写真現像屋」
ネガ現像と写真インデックス付きのCD書き込みのセットを申し込みました。

http://item.rakuten.co.jp/naraphotoclub/10000004/