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AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR

yahさんには既にバレてしまったようですが、広角から中望遠までをカバーできるレンズということで「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」を買いました。シャープな画質とリーズナブルな価格からDX機の定番レンズとの定評があるレンズです。中には着けっぱなしというぐらい利用頻度が高い人もいて、それだけ多くのシーンで使われているレンズだけに、当初は「中古は恐い=新品を買おう」と思っていたのです。

が、何気なく見たマップカメラさんのホームページで、シリアルNoが22299***の美品個体を発見しまして、思わず衝動的にポチっとしてしまいました。Nikon Lens Serial Nosの5月6日アップデート版で確認されているのは22000772~22282132までで、相当新しいものだろうという目論みです。届いた現物を見て驚きましたが、まるで新品のように金箱に全パーツ小包装されていて、使った形跡も殆どありません。何かとんでもなく良い買物をしてしまったようです。

あと、レンズを買う時にいつも思うのは「またフィルター買わねばならんのか」ということです。そんなわけでプロテクトフィルターも新調です。また、いつものPRO1Dにしようかと思いつつ、欲を出して純正のニュートラルカラーNC67も見てみたら、価格が200円ほどしか違わなかったので、今回は純正フィルターです。

届いた当日、早速、D7000に装着して使ってみました。AF駆動時に超音波モーターからキュルルという感じの小さな音がしたので「ん?」っと不思議に思い、翌日、職場の学生さんに聞いたら18-55もそんな音がするそうです。我が家の「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」が静か過ぎるようですね。実際、琴似神社のお祭りに持っていき、動作も全然問題なく、写真もきれいに撮れました。

思えば数ヶ月前まではNikon1用に「1 NIKKOR VR 6.7-13mm F3.5-5.6」を買うと言っていましたが、先週、梅の写真をレンズを換えつつ、D7000、V1で撮影比較してみて、日陰や夕方など暗いシーンではノイズの出方が全然違うなぁと改めて実感して以来、V1に高額なレンズ投資をするのがアホらしくなってきて、だったらその分D7000用のレンズを充実させたほうがいいだろうと、結局はyahさんの言っていた通りの路線に落ちついた感じです。

夕張滝ノ上公園から花の便り

滝ノ上公園から花の写真を厳選して御送りします(^^)。

一枚目はスミレさんです。何スミレかって?そんなのわかりませんよ。だってスミレっていっぱいあって見分けつかないんだもん(^^;。一時期真剣に図鑑とかwebサイトを見て識別しようと努力したことはありますが、全然わかりませんでした。なので、もうこういうのは博識の方々に教えてもらうしかないでしょう。他力本願万歳です。
[Minolta AF50mm ss1/200 f4]


ミヤマエンレイソウなんですけど、なんだかここの花ってピンクっぽいんですよね。なんだか不思議な感じがして一杯写真に撮りました。タイミングの問題なのかな?
[Minolta AF50mm ss1/200 f4]
[AF-S 12-24mm 24mm ss1/100 f5.6]


桜・ド・アップ。フォーカスが少し手前に合ってしまって、いわゆるピンボケ写真なのですが、なんだかフォーカスがバッチリあってる写真よりも、こっちのほうが桜のホワホワした雰囲気にピッタリな気がしました。マニュアルフォーカスは難しいですが、こういうラッキーな写真とも巡り合うこともありますね。
[Minolta AF50mm ss1/160 f4]


ほかはチラホラ散っているのに、この木だけは満開の状態で頑張っててくれました。ありがとう(^^)。
[AF-S 12-24mm 12mm ss1/160 f8]

スミレいっぱい(^^)。嬉しいですね。一緒に寝転がりました。
[Minolta AF50mm ss1/250 f9.6]

何故、今回に限ってシャッタースピードや絞りなど書いているかと疑問に思う人のために、理由を書いておくと単純に忘れてしまうから。覚えている内に書いておこうというやつです。MinoltaのレンズをNikon1で使うと、シャッタースピードは画像に記録されますが、絞りは記録されません。なので自分で1段ごとに目盛を降った絞りダイヤルを頼りに、この写真は何段絞りで撮ったと覚えておかなくちゃなのです。あとは帰ってから電卓弾いてf値を計算...ああ、面倒。2日前の写真ですら忘れそうなのに、一週間たったらもう無理ですよ(^^;。

今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
       「Nikon1 V1」+「Minolta AF50mm f1.7」

琴似神社例大祭(春)

今日は琴似神社春の例大祭でした。大抵、ヘベレケに酔っぱらっているので、このお祭りのことを書いたことはあまりない気がしますが、札幌では2番目に大きいお祭りじゃないかと思います。例によって地元の飲み仲間とくり出します。

今年はアベノミクス効果か例年になく暖かいせいか、20時過ぎまで時間をずらしたにも関わらず、ものすごい人手で歩くのも大変なぐらいでした。露店も大盛況でどこも順番待ちの列ばかりです。なんか久し振りに景気がいい風景を見たような気がして、見ているだけでも大満足です。

春の例祭は琴似屯田兵の入植記念のお祭りなので神様は関係ないといえばないのですが、一応、習慣的に屋台で一杯やる前に御参りだけは済ませとこうということで神社の境内です。もう既に体内はアルコールで御清め済みですが、やはり外も清めておかなければということで...

神社の境内へ...初詣でもないのに、こちらもすごい人です。時間は21時。もう札幌に来てから11年、この祭りを見てきましたが、この時間にこんなに人が多いのは初めてです。神社ももう消灯の時間なのか、「御参りの方は4列に並んで御参りして下さい」と言われて急かされるぐらい(^^;。


いつもの屋台で飲んでいます。この日ばかりは祭りの雰囲気に飲まれて、多少、理不尽な値段を言われても「はいはい」と気前良く払ってしまうのです(^^)。締めはいつもの「広島焼き」をお土産に...まぁ、そんなわけで、お祭り楽しんできました。次は9月4日に本祭があります。


今日のカメラ:「D7000」+「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」

あことドライブ ~意味もなく日高路を一周~

昨日の時点で全道的に好天が期待できるということで、期待してアポイ岳に登ってみようと出掛けたのですが、静内を過ぎたあたりから黒い重たい雲に包まれ初め、浦河を過ぎると雨がポツポツと...ああ、一気に登る気が冷めてしまい、途中の国道236号を広尾方面折れて、宛てもなくドライブすることに...


途中オロマップ展望台から日高幌別方面、このぐらいの天気なら登ってもいいかなと思うのですが、様似のほうはもっと重い雰囲気の雲なんですよ。その後、tarumae-yamaさん達が登った野塚岳は天候良好でしたが広尾が近づくとまたドンヨリ。そんなわけで晴れ間を求めて北上開始。芽室あたりでようやく晴れてきた。途中、12時過ぎに剣山の登山口入口に...夏山だったら行けるとおもうけど、初めての山の上、状態が全くわからないし、地図も持ってないし、アポイでは不要だと思って雪装備は全部家に置いてきているし、時間も微妙だし...あきらめて日勝峠方面に。天気はほぼ快晴になってきた。こんなに天気のいい日に何やってんだろう(T_T)。

日勝峠第一展望台から芽室岳方面。うーん? やっぱり山頂付近は雪多いということで良しといことにしようか(^^;。展望台からすぐのところのペケレベツ岳登山口通過、車2台。やぁ、登りたいですねぇ。途中、ペンケヌーシ・チロロ登山口とか登山口の標識がやたらに目に入ってくる。しかし樹海ロードは交通量が激減していて快適そのものです。対向車すら稀に出会うぐらい。やはり道東道の全通効果でしょうか。

そんなわけで滝ノ上公園まで一気に戻ってきました。暑いくらいのポカポカ陽気の中を散策します。今回カメラは2台体制で、D7000はいつもの12-24mm、V1のほうは花撮り用にミノルタのAF50mm F1.7が付いています。早速、千鳥ヶ滝を撮ってみます。上はD7000の12mm(ss1/250、f8)、下はV1の50mm(ss1/800、f4)。V1の50mmは換算135mmなので望遠できて面白いですし、光学系はフルサイズ用ですから解像感もあって風景撮りにもなかなか使えそうです。

案内板には「ポンレプッペ」と謎の言葉が書かれていた位置にあった岩。思いっきり北海道の形をしていますね。そうそう、今日は丁度、この岩の下半分を全部走ってきたぞと思います(D7000)。


つり橋の下からトカゲさんがこんにちは。周囲を伺うように出てきました。あまり爬虫類系は好きじゃありませんが、このぐらいだと可愛げがありますね(V1)。



瀧之上発電所。北炭の水力発電所だったところですが、なんか一段と老朽化が進んだ印象。「ゆうばり紅葉まつり」の時だけ内部公開されるらしいので、また中を見に来てみたいですね。上はD7000の24mm(ss1/250、f8)、下2枚はV1の50mm(ss1/125、f4、2枚目は-1段補正)。

時折、特急列車がやってきます。これはヘッドマークを見ると「スーパーとかち」のようですね。時刻表持ってなかったので、踏切の音が聞こえたら撮影ポイントまでダッシュ。シャッタースピードの設定するの間もなくやってきてしまい、1/160で撮ったのでブレてますが(^^;。キハ261ですね。スーパー宗谷型としてデビューした車両ですが、最近は全道走り回ってるみたいです(D7000)。

まぁ、そんなわけで意味もなく日高から広尾、芽室と一周してしまった週末でしたが、あこのニュータイヤで総計569.3kmのロングラン走行をして、再び14km/L台が出たので、コンスタントにこのぐらいは出ることが分かったし、滝ノ上公園で花を見ながらのんびりできたし、それはそれで良かったかな。では、また、次は花の写真で...さようなら。


今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
       「Nikon1 V1」+「Minolta AF50mm f1.7」
       ※絞り値はf1.7の2.5段絞りの換算なので半端な数値になってます。
↑ウソ、計算間違った(^^;。全部f4だ。
    
今回のあこの燃費:14.3km/L

DUNLOP「LE MANS 4」を使ってみて

以前の記事で、ロードノイズが酷いと書いたあこの新しい靴「LE MANS 4」ですが、今回、札幌から望岳台までの区間で、高速道路、一般道、ワインディングロードなど多様な道路を走行してみてイメージが結構変りました。

<高速道路>では、うるさくて耐えられないかもと心配していたロードノイズですが、ロードノイズ自体はしっかりとあるものの、オーディオも従来の音量で普通に聞けるし、新川-三笠IC間の実走行では殆ど気になりませんでした。静粛性が売りなタイヤなだけに期待感も大かったのが、前回、うるさく思えた原因かもしれません。スピードを出してもフワフワした挙動を示すこともなく、常にステアリングに適度な重さがあって操作しやすかったです。あと、道路のつぎ目などのショックもかなり軽減されていて、とても良いタイヤだと感じました。

<ワインディングロード>では、登り坂やコーナーでのアクセルレスポンスが非常に良く、低アクセル開度でもちゃんと加速するなど、エンジントルクが上がったかのような錯覚を受けました。反面、ブレーキレスポンスは大きく低下してエンジンブレーキだけでは速度が中々落ちず、慣れるまでは足ブレーキを多用するなどの状態が続きましたが、慣れてしまえばブレーキポイントを早めにして、従来と同様にエンジンブレーキで速度制御ができるようになりました。

<一般道>では、走行性能的に特筆すべき点はありませんが、やや下り勾配の平坦な道路では一度加速してしまえば、あとはノンアクセルで進めてしまうので、エンジンの燃料カット機能が有効に使え、燃費に寄与するのではと思います。

ファイル 228-1.gif

燃費性能の比較ですが上図のようになっています。このプロットは札幌-上富良野間往復(十勝岳連峰登山で往復)の際の各タイヤ毎の燃費をプロットしたものです。風や路面状況などで、どのタイヤも稀に、14km/Lに到達することがあり、データが1点しかない中ではハッキリしたことは言えませんが、今回は、今年の積雪で荒れた凹凸道路の上、渋滞や、岡山千本桜をアイドリング放置でゆっくり見てまわったりと、条件的には悪い環境において、ブルーアースの平均燃費を大きく上まわった点では期待が持てそうで、今後も引続きモニターしていきたいと思います。

写真は望岳台駐車場で雲の間から見えた青空の前で...

岡山千本桜

「岡山地区旧樺戸道路に桜を植え、先人の偉業を偲ぶとともに桜の名所とするものです。 三笠市岡山連合町内会 平成5年10月17日」

5/18日土曜日、十勝岳の帰りに道央道三笠インターそばの岡山千本桜に寄ってきました。まだ咲き始めという感じでしたが、夕暮れ時の桜を楽しむことができました。

前回訪れた時はは入口付近しか見なかったので、今回は奥のほうも見てきましたが、案内図では遊歩道が続いていることになっているのですが、草が生え放題でとても遊びで訪れたいような歩道ではないのです。

仕方がないので遊歩道は途中であきらめて、車道脇の桜を青空を背景に色々と撮ってきました。この場所は畑の中のひっそりした感じで、訪れる人も殆どいないのですが、華やかな桜の花が静かな風景にとても合っていて、お気に入りの場所になりました。

今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」

毎年恒例の十勝岳春登山と山辺の家族

いよいよ週末に待望の晴れ間がやってきたので毎年恒例の山開き前の十勝岳山行に出掛けた。もう5月の下旬に入ろうかというのに望岳台も大半が雪が覆われている。思っていたよりも雪は少ない印象を受けるが、例年と比べると滅茶苦茶多い。もう面倒なので最初から6本爪アイゼンを着けて行く。山頂付近でカリカリになることも想定して10本爪も持っていく、あと輪カン。今日のカメラもななみちゃんを連れてきたし、双眼鏡もザックの中でさり気なく存在を主張していて、水を減らしたにも関わらず荷物がずっしり重い。

重い荷物の負担を軽くするべく、しばらくは先人のトレースを辿っていたが、十勝岳避難小屋から高台のを通る夏道の岩肌が出ていたので、夏道を使ってみようとトレースから外れた途端にズボズボ沈む雪に難儀して、急にキツくなった。まぁ、それでも初志貫徹で1720m標識までは夏道で行こうと進むものの、岩場が露出していたのは前半の少しだけで、残りは全部雪に埋まっていた。おまけに途中で腰近くまで踏み抜いて、足を引き抜く時に腿が少し攣った。こんな標高の低いところで攣るとは思っていなかったが、もうこの時期の十勝岳山行は不本意ながら「足のつり」が定番になりつつあるので、用意してあったツムラ68を飲んで続行。

薬を飲んだからといっても足の違和感はすぐには治らず、キックステップに力が入らなくて苦戦。直登ルートを進んできた彼らにあっさり先に行かれてしまった。今日の雪は本当に難しい。踏む場所を誤るとすぐに埋まる。トレースのないところでは、ストックで前方を突き刺して雪の状態確認しつつ慎重に進む。

そんなわけで1720m点に到着したが「ありゃ、標識がない」。完全に雪に埋まっているようだ。スリバチも例年より小さく見える。2008年以来毎年5月に登っているが、こんな光景は初めて見た。しかも予想外の強風。高層天気図から吹いても10m/s弱ぐらいだろうと予想してたのに...山頂まで辿りつけるかなと不安も大きくなってきた。

1720m標識から溶岩ドームまでは平坦な砂地が続いているハズだが見渡す限りの大雪原。雪の状態も全然変らず、トレースを外すとすぐに踏み抜く。もうここまでの登りで結構な体力を消耗したので、先人達のトレースをありがたく使わせて頂く。まわりの景色から推測するに、トレースは夏道で言うショートカット路の上についているようだ。風に乗って大正火口から硫化水素の腐った卵のような刺激臭が流れてきて呼吸がツラい。

溶岩ドームを前にして山頂までのルートをルートをどうしようかと考えていたが、今日の雪質を考えると長いものに巻かれたほうが得策と、多くの人が連なって歩いている直登ルートにした。結果的にはこれが正解だったようで、仮に十勝岳の肩経由で行ったとしても山頂付近に、巨大な雪庇のような壁に行く手を阻まれ、直登ルート側にまわり込むしかなかったと思う。直登ルートも簡単というわけではなく、山頂付近の急斜面では崩れやすい雪に先人達が苦しめられた痕跡があちこちにあり、私もルート取りに苦しんだ。


「光顔巍々」碑や山頂標識も埋まっている十勝岳山頂に到着。山頂は2パーティのみで静か。ここのところ眺望があまり良くない山行ばかりで、少々気が滅入っていたが、今回は眺望バッチリ。今年標高年を迎えたニペソツ山もクッキリ見える。

美瑛岳方面から先生を先導に旭川北高校の山岳部が登ってきた。火口の向こう側を周ってきたと言っていたが詳しいルートは不明。先程までと一変して急に賑やかな山頂になったが、「寒い・寒い」を連呼しはじめて、昼食をすませるとすぐに下山して行き、また静かな山頂に逆戻り。なんか台風のような一団だったなと思う。

境山と下ホロカメットク山。これらの山は十勝岳の山頂から見るのが一番きれいなんじゃないかと思う。後ろには日高山地まではっきりと確認できた。やはのこの時期の眺望は素晴らしい。


望岳台方面は写真を見ていると穏やかそうだが、10m/sを越える風速で向こう側から風が吹きつけてきていて、カメラを構えて構図取りするのも大変な状態。

山頂でのんびりしたかったのだが、今日は風が強くてそんな雰囲気にもなれず、雲が掛かってくたので40分ほどで下山。下山時は埋まるのが嫌なので輪カンをはいたが、それにも関わらずニ箇所で足が全部埋まるほど踏み抜いた。内、1箇所では片足が中々抜けず、根性で引き抜いたらまた足が攣った(^^;。本当に今日の雪は最悪の状態だ。


下山時に十勝岳避難小屋の窓から十勝岳の山頂を...と思ったが、雪が多すぎて昨年の隊長殿のような綺麗な絵にはならなかったのでありマース。

本日の温泉は「山辺の家族」。旧ほしの灯家の経営が変わって、アトピー性皮膚炎の方々を対象にした温泉宿「山辺の家族」になってから、日帰り入浴ができなくなって、残念に思っていたのだが、今年から「日帰り入浴」の看板が復活してとても嬉しい。山好きが集う温泉だったので、またかつての頃のように露天風呂で山談義ができるような温泉になってくれたらいいなと思う。入浴料も600円とリーズナブル。浴槽は旧ほしの灯家から変っておらずかつての雰囲気も楽しめる。

内部は洒落たカフェも併設された。以前は白金温泉で食事ができたのは「林道食堂」だけで、ラーメンなどの定番メニューは確かに美味しいが、他に選択肢がなかっただけに非常に嬉しい。キーマカレーやハンバーグなど健康思考のメニューが美味しそうだったが、山頂で一杯食べてきた後なので次の機会にしようと見送った。旦那さん、奥さん、娘さんの家族で経営されているようで、旦那さんは気さくな感じで玄関前で楽しく話をさせて頂いたし、奥さんは内助の功的な暖かそうな感じの人、娘さんは、とても明るく人懐っこくて可愛らしい感じ。写真はカフェの前で娘さん。山おやじだけでなく山ガールにも受け入れられそうな明るくて雰囲気の良い温泉に生まれ変わっていた。

ヤマレコとNikon image space(http://img.gg/umv95bi)で今回の山行写真全てが御覧になれます。


望岳台(8:30)→白銀荘分岐(9:00)→雲ノ平分岐(9:20)→1720m標識(10:40)→十勝岳(11:50←昼食→12:35)→グラウンド火口(13:10)→十勝岳避難小屋(13:40)→望岳台(14:25)

今回のカメラ:「D7000」+「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」
今回のあこの燃費:14.1km/L

銭函天狗岳から花のたより

5月13日の銭函天狗岳で出会った花達の写真を厳選して御送りします。


キクザキイチゲは銭天山荘近くの登山道でいっぱい見掛けましたが、まだ眠たそうな印象です。お日さまも出てない林間では元気でないのも頷けます。

エゾエンゴサクの青花。同じく銭天山荘近くで、可憐な感じのものを選んで写真に撮ってみました。やはり、これを見ないと春が来たっていう感じがしませんね。

ナニワズはそれほど好きな花でもないんですが、今年初めて見た黄色い花で、嬉しくなっていっぱい撮ってしまいました。

エゾエンゴサクをいっぱいフレームに入れてみました。結構頑張って構図組みしたつもりなんですが、フォーカスポイントが少し変な感じ(^^;。



エゾエンゴサクの紫バージョン。この界隈では残念ながら白花は見掛けませんでした。

ここから北電の作業道に入ります。このあたりは日当たりも良いのか、キクザキイチゲが開こうかどうしようか迷っているような状態です。

エンレイソウも活き活きとしています。


鉄塔の傍のは開いていましたが、まだまだ、開ききった感じではないですよね。


この黄色の花はなんでしょうか? moriさん教えて下さい(^^;。


moriさんが話題にしていたフキノトウ。少し白っぽいものがついていたので写真に残してみました。花弁とまではいきませんが、これから開くのはもう終了なのかどっちなんでしょう?


最後は松泉学院そばの水場で咲いていたエゾノリュウキンカ。行きは見落としていましたが帰りに運良く発見できました。

花はまだまだといった感じですが、それでも登山口近くでこれだけの花が見れるようになって、少しずつ季節が前身している気がします。そういえば桜は咲いたんでしょうかね。

ほしいも作ってみた

先週は天気の良い日が続いていたので干し芋作ってみました。今年の初めに職場の同僚がよく買ってきてくれて、それで癖になってしまった感があります。少し、干しが足りませんでしたが、まぁまぁ及第点かな。この量の市販品を買うと400円近くしますが、原料費だけで出来てしまうのは嬉しい(^^)。皮つきなのがポイントです...面倒だっただけ(^^;。

海抜0mから銭函天狗岳

ゴールデンウィーク以来、週末の微妙な天気が続いているが、そんな中でも日曜日は比較的、良さそうな予報が出ていたので、景色の良さそうな低山ということで銭函天狗岳に行くことにした。この山、駐車スペースが少なくて混むという噂なので久々にJRで行くことにした。途中、車窓から見た手稲山は完全にガスの中で、これは期待できないかなと思いつつ銭函駅に到着。JR銭函駅から登山口まで25分、と数字で見ると長いようだが、意外と気にならない距離だった。

登山口では早速一波乱。ゲートに表示された登山口の矢印表記のほうに向かうと、やたらとピンクテープがある道に出て、これが高圧伝送路の鉄塔に沿って続いている。「む、これ違う」とUターンして再スタート。ただ、このあたり結構花が綺麗に咲いているので帰りに散策いてみようと思う。正規の登山道はそのままゲートをくぐって進めば良いだけで、何というか深読みしすぎが仇となった感じ。


途中の銭天小屋。低山にしては立派な山小屋でビックリ。「山に登れ 山に登れ 山に登らねばならない」の銘が張ってある。なんだか文字だけ見ていると呪いのようですな(^^;。小屋を越えると残雪が見えはじめるが、途中の谷地形で左に高巻く踏み跡があったので辿ったら途中で消えて、正規ルートに戻るのに難儀した。向こう側にゴルフ場、それを左手に見ながら進むと急坂、ロープ場と中々面白い。しかし、足下が泥濘むので滑らないようにするのが結構大変。

それらをクリアすると岩塔部が見えてきた。しかしガスってますな。やはりこうなるのか...トホホな気分。ここで18名御一向様とスライド。登り優先とはいえ足場の狭い道では多勢に無勢。


岩塔部、ドーン。「おお、すげぇ」と思わず声にでた。道は右から巻いている。とはいえ、巻いた先には残雪があり少し思案したが、崖近くの残雪に乗って万一滑ったら人生終了なので、雪のないところを選んで進んだ。

やれやれ山頂に出たかなと思ったら、まだ少し崖沿いに道が続いているよう。山に登るようになって、大分、高所も慣れたとはいえ、こういうところ嫌なんだけどなぁと思いつつ通過。

山頂着。しかしながらガスって眺望なし。そんなわけで達筆な山頂標識と愛用のBDストッくんを写真に。今回、ストックはスノーバスケットのまま登ってきたわけだが、これが低木の枝とかに絡まって鬱陶しいことこの上なし。やっぱり雪のない山では夏道用のバスケットのほうがいいなと改めて感じた。帰りは、行きに迷いこんだ高圧伝送路沿いの北電作業道を散策したりして、花を見ながら下山したが、それはまた別な機会に...

最後に海抜0mを謳う以上やっぱり「海は行っとかなくちゃ」ということで銭函の海岸にやって来た。このあたりは、丁度、石狩湾の砂浜が途切れていて、歩ける海岸線がない地域だが、漁師さん達が船を出す用の場所を狙って海岸線に到達。GPSの高度計は-5mを差していた。

ヤマレコとNikon image space(http://img.gg/jT339Ck)で今回の山行写真全てが御覧になれます。

JR銭函駅(11:10)→銭函天狗岳登山口(11:35)→銭函天狗岳(12:40)→銭函天狗岳登山口(13:50)→北電作業道散策して登山口→(14:10)JR銭函駅(14:40)

<行き>
JR琴似駅からJR銭函駅まで列車利用(260円)
 3164M [区間快速]いしかりライナー 小樽行き

<帰り>
JR銭函駅からJR琴似駅まで列車利用(260円)
 2778M [普通] 苫小牧行き 手稲で乗り換え
 3940M [快速] エアポート150号 新千歳空港行き

今回のカメラ:「Nikon1 V1」+「1 NIKKOR 10mm f/2.8」

「LE MANS 4」を履いてマクンベツ湿原へ

北海道はゴールデンウィークに入ってから連日、天気の悪い日が続いています。今日もあきらめていたのですが、昼ぐらいにほんの少し好天したので、石狩のマクンベツ湿原に芭蕉様を見に行きました。


この湿原は初めて来ましたが一直線の木道が気持ちいいですね。木道の周囲はミズバショウでいっぱいです。

ミズバショウだらけ。すごい数。ただ、ゴールデンウィークということで、人間の数も負けていないですよ。邪魔にならないように写真を撮ります。


木道を進むと、ミズバショウの群生地が一旦途切れて葦原にでます。ただの葦原ですが、何というか雪に薙ぎ倒されて出来た立体感がいい感じでした。実際はガサガサなんだけど、フサフサに見えますね(^^)。


「木道の終点には何があるのかな」と思って辿りついたら何じゃこりゃ状態。「これはイケませんよ(><)」。日本で三番目に長い石狩川の河口付近ということで、ある程度、ゴミが集まるのは仕方ないかもだけど、この量は半端ない。そもそもタイヤなんか流したやつ誰だ!。川岸に流れついたゴミの量だけでもこんなに多いってことは、これの何倍ものゴミが海に流れてるってか? 信じられない。これ見たら石狩浜で海水浴なんて、とてもできない(T_T)。

イヤなものを見てヒートアップしてしまったので、芭蕉様を見て気を落ち着けよう。やっぱり自然の景色はいい。C-PLフィルターを久し振りに使いました。こういう水辺とかでのフィルター交換は落とさないかどうか緊張しますね。

ついでに「はまなすの丘公園」にも寄って来ました。何もありません。荒涼としてます。夏にはあれほど背丈の大きかったハマナスも、地面に枝が這いつくばっているだけ。ハマナスって葉がないとこんなになっちゃうんだと驚きでした。写真は、少し高台に登って撮った荒涼とした大地と樺戸山地の山々です。中央部がピンネシリと待根山、その左に神威居尻山、右側は隈根尻山かな?(カシミール情報(^^;)

で、最後に記事タイトルのLEMANS4ですが、あこに買ってあげた新しい夏タイヤ(DUNLOPのLEMANS4)のことです。静粛性とウェット性能を重視したエコタイヤということで期待してたのですが、目の荒い舗装路では「ゴーッ」というロードノイズがすごくて、はっきり言って静粛ではないですね。私の中で「エコタイヤ=うるさい」というイメージでしたが、そのイメージを裏切らないタイヤでした(^^;。静かさで言えば以前使っていたブルーアースのほうが良かったかもしれません。まぁ、でも元々が静かな車なので、目の細かい舗装路では殆どノイズは気にならないし、慣れればそれほど気にならなくなるんじゃないかと希望的観測をしています。

運転した感じはステアリングに適度な重さがあって操作しやすいですし、一昨日の雨の中では急ブレーキにもちゃんと適応してましたし、走行性能的には申し分ない気がします。転がり抵抗も低いみたいでブルーアースよりもアクセルオフで進む距離が長くなった印象です。あとはワインディングを走ってどんな感じなのか見極めたいですね。写真は奥手稲山をバックに新しい靴を履いたあこです。本人的には御機嫌なのか、履きなれない靴に戸惑っているのか、どっちなんでしょうね。


Nikon image space(http://img.gg/02NM4V5)で今回の写真が御覧になれます。


今回のカメラ:「Nikon1 V1」+「1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6」「1 NIKKOR 10mm f/2.8」