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藻岩山でななみん山デビュー ~D7000とNikon1の使用感などを比較しつつ~

今日は室蘭岳に行こうと計画していたものの、ライブカメラで雲がどんどん分厚くなって行くので止めました。高い高速代とガソリン代使って行くなら、やっぱり快晴の時がいいですからね。でも、まぁ、折角、山に行く準備をしたのだからということで、ななみん(D7000)の山デビューを兼ねて藻岩山に登りました。想像していたよりも山での使い勝手も良くて、いっちゃん(Nikon1)危うしという感じです。やはりファインダーの差が歴然としてます。山頂までななみんを使って、山頂でいっちゃんを覗いたら、「あれっ? こんなに絵、汚かったっけ??」と妙な違和感を感じました。私の中では旅行用カメラという位置付けだったんですけど、これはまずいことになりましたねぇ(^^;。空の色も見たまんまですし、逆光なんのその、適度にコントラストもあってとにかく素晴らしいです。このあたりはカメラというよりは、レンズ「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」の実力が遺憾なく発揮されていると言ったほうがいいのでしょうか。

今日は旭山記念公園からスタートです。まぁ、なんというか、あれだけ寝たのにまだ体調が回復していなくて足取りは重いです。写真撮ろうとしたら、のっけからレンズキャップを雪の中に落として濡れて使えなくなりました。まぁ、プロテクターあるからいいやと、そのまま使いましたけど、やっぱり、一々キャップをしなくて良いとなると一気に使い勝手が向上しますねぇ。写真は途中の雪庇っぽくなった尾根から...


この尾根を抜けてピークを一つ通過して、次のピークが地図上では標高350mの第一見晴らしポイントです。今日はここまでショートカットのトレースがあったので利用しました。写真で見えづらいかもですけど、樺戸山地までハッキリ見えました。


ここからほどなくして小林峠への分岐です。前回断念しましたが、今回は誰かのトレースがハッキリと付いています。リベンジしたい気持ちになりました。

馬の背では慈恵会ルートと合流して登山者が一気に増えます。一昨日、昨日の大雪の影響で道幅が狭くなっているのでスライドする度に止まったり、止まってもらったり、ペース違いで道を譲ってもらったりたりで、中々、落ち着いて写真撮れないのでそのまま山頂まで一気に登ります。山頂からは六角堂側から札幌の景色を...今日は大雪っぽい山も見えました。


反対側の景色はもっと美しいです。烏帽子岳、神威岳方面は、大小様々な稜線のコントラストが奇麗。稜線に木々が生えているからこその太い輪郭を持つ稜線は独特で美しいですよねぇ。

ここで、いよいよいっちゃん(Nikon1)の出番です。支笏湖の山々を望遠で捉えました。樽前山から噴煙があがっているのまでハッキリわかります。足慣らし程度で考えていたので、ここまでの景色が見えるとは思いませんでした。


山頂でおにぎりとお茶して、来た道を戻ります。今日は14時からBSジャパンで「ローカル路線バスの旅」を見たいので、それに合わせて降りようという参段です。下山中に馬の背の倒木地帯の雲が奇麗だったので写真撮ってみました。わざと太陽を入れて思いっきり逆光なんですけど、フレアのひとつも出てません。左上で白く光ってらっしゃるのが太陽さんです。すごいですね。コンデジからNIKON1、D7000と来ましたが、こんなに違うのかと驚きました。


馬の背を通り過ぎ、ふと振り返った藻岩山の山頂。今日は薄い雲が多くて白っぽい青空に覆われていましたが、この色がほぼ完全に再現されています。オリンパスブルーのような鮮やかな空色もいいですが、このカメラで撮りたかったのは、こんな自然な感じの色合いの空なんですよ(^^)。いやいい感じです。


そんなわけでテレビ番組に十分間に合う時間に帰宅して、我が家の風呂で汗を流して、液晶画面に張りついていました。テレビが終わって、ふと思案。D7000とNIKON1、どっちを山に持って行くべきか...とりあえず、「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」を見てから考えるか...と先送り。だって、これまで使った印象では絵のクオリティは断然D7000だけど、NIKON1のほうがホワイトバランスや露出のオート制御は上を行っているし、レンズ性能が上がれば対等に闘えるんじゃないかと思うのです。ファインダーだけは完敗だけどねぇ。いや、これ、山記事なのにすっかりカメラレビューっぽくなっちゃった、どうしよう(^^;。