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イワオヌプリ ~ほんの少し色付いたニセコの秋~

今日はボチボチな天気ではあったけど、冬眠モードで引きこもるにはまだ季節が早いのでニセコに行ってみた。スーパーGTをダラダラと見てから11時30分頃に出発。時間が押しているので高速を使う。

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五色温泉への登りでキタキツネがお出迎え。餌が豊富なのか立派な体格に毛並み。大雪のキタキツネはこの時期でも痩せてる印象なのにキツネさんも御土地柄ですね。五色温泉駐車場にあこを停め、ザックだけ背負って出発する。今日はトレッキングシューズ1本...登山靴と違って軟らかくて軽いので運転もしやすいし、山道も結構歩ける。

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ニセコアンベツ川の橋を渡って本日のゆるゆる登山スタート。早速目に入ってくるニセコの紅葉も微妙なようです。アザミの他にも白い花(低山の花はよくわからない)などまだまだ花も咲いている。ここから石段を登ると登山口。爺様が先行記帳中。

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前に隊長さんのブログで見たけれど、ここの階段は本当に立派になった。きれいな上に歩きやすい。記帳をすませると後ろが急に賑やかに...高校生らしきジャージの集団が登ってくる。山頂で聞いたところによると、北海学園の剣道部の合宿で来ているらしい。午前中に練習をやって、午後は登山...若者達は元気ですな。途中にマイヅルソウの赤い実などを見ながら、低木帯を進んで行く。イワオヌプリの手前までは良かったが砂礫地に入るとルートが、訳のわからないことになっていた。北ルートはかつてトラバースだったと思ったが、現在はピークを貫いて通っているらしく、以前の記憶を便りになんの疑問もなく巻き道に入った私は途中からルートが不鮮明になり、道なき道を進むはめに...「こんなにわかりにくくなかったけどなぁ」と思いつつ結果オーライで山頂の尾根に立つ。

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大沼方面を見てみると無名峰の二本ピークの向こうに日本海が見える。ここのところ内陸の山ばっかり行っているから山から海が見えるっていうのは何か新鮮だ。イワオヌプリ山頂を踏んだ後、ついでなので1116m点も踏んでおこうと行ってみる。山頂碑のある点は高度的にはまぎれもない頂点だけど、山頂から眺めると向こう側のほうが高く見えるのは何故だろう。ここも以前、来た気がするが記憶が定かでない。踏跡は微妙ながら繋がっている。

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1116m点までは途中ピークを一つ経由する。写真はこのピークからのイワオヌプリ山頂。学生さん達で賑わっている。ここからは踏み跡不明瞭。1116m点まで行ってみたものの、景色も微妙で、正直ここまで来る必要もなかったかと引き返す。が、帰り道がよくわからなくなってしまった。ハイマツが邪魔して歩けるルートは限られている。何とか踏跡に戻ったが、帰りのほうがルートロストしやすいので要注意。

帰りは南ルートから下りるがここもなんだかルートが交錯してよくわからなくなっている。100mほど進むとペンキが出てきてわかりやすくなってきたが、北ルートとの分岐手前でペンキがなくなって訳がわからなくなる。砂礫の台地の真ん中にはもはや登山者を困惑させるしか能のない大きなケルンが立っている。以前登ったときはルート選びに苦労した記憶はなく、先行していた爺様の記憶とも随分と違うそうで、ここも大雨などでルートがグチャグチャになっているようだ。まぁ、そんなわけで以外と難易度が上がったイワオヌプリだったが、それなりに楽しんで下山した。

五色温泉駐車場(13:15)→イワオヌプリ登山口(13:25)→イワオヌプリ分岐(13:45)→イワオヌプリ(14:05←散策→14:30)→イワオヌプリ分岐(14:45)→イワオヌプリ登山口(15:00)→五色温泉駐車場(15:10)


P.S. 今回財布を忘れたのでニセコビュープラザも温泉も入れず、お腹が空いても非常食を食べるだけという...何をしにいったのかという感じ(^^;。