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紅葉の秋・食材の秋 ~あことドライブ~

7時時点で十勝岳山頂付近がガスってたし、天気予報がどんどん悪くなってくるので、今年最後の十勝岳アタックをあきらめて二度寝してしまいました。改めて昼前に起き出して毎年恒例の洞爺湖に紅葉と食材を求めて出発です。出発時間が遅かったので行きは高速使って、洞爺湖、ニセコを経由して一周するという去年と全く同じルートです。途中、あこは雪虫の襲来に合い、フロントはビッシリと虫に被われてしまいました。

虻田洞爺湖の新しいインターチェンジからはきれいな道ができています。長い長いトンネルを抜けると一気に湖畔に出ました。自然の破壊力もすごいけど、人間の適応能力にも脱帽です。

洞爺湖温泉は素通りして毎年訪れている壮瞥の吉川果樹園に向かいます。丁度、レッドゴールドの選別作業をしているところにお邪魔して、りんごを頂きつつ、時折、選別を終えてりんごで一杯になった箱に選別札を置いたりなど手伝いのようなことをしつつ、作業の見物をさせて頂きました。重量でりんごの大きさを10段階に選別をしているみたいです。時折、機械が誤作動しているみたいでしたが、作業しているおじさん達のほうが正確で、箱の中身はきれいに大きさの揃ったりんごで一杯になっていきました。

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洞爺湖に戻る途中でシフォンケーキ工房「Canal View Cafe」に寄り道しました。りんごのシフォンケーがあるのを期待したんですが、それはないようで、紅茶とマーブルコーヒー、そしてかぼちゃのシフォンケーキを買いました。どれも甘さはかなり控えめで、その分、素材の風味がちゃんと効いていて大人のお菓子という印象です。贅沢なお茶の時間が楽しめそうです。

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洞爺湖畔東側の道道132号洞爺公園洞爺線の紅葉の通り抜けをあこを一緒にくぐります。途中でキムンドの滝にも寄り道しました。300mほど沢伝いに鉄パイプで櫓を組んで設けられた歩道を歩いていきます。この歩道がなければ完全に沢歩きをしないと辿りつけない場所です。落差こそないですが長年の侵食で削りとられた渓谷を見上げると自然の力強さを実感します。

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その後は栗拾いです。去年は八幡神社前のパーキングにあこを停めて財田自然観察道を栗の木のある終点まで歩いたので、今年は終点近くにあこを停めて栗拾いからスタートです。もう時期的に遅いかなと思いましたが、時折、いがぐりが頭上から落ちてくるような状況で、40個ぐらい拾い集めました。

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栗拾いが一段落すると、日が傾いた自然観察道を散策しました。雪虫が異常発生していて湖の波打ち際は死骸が堆積するほど...白くて小さい秋の風物詩とは言え、ここまで増えるとちょっと気持ち悪いかも。ウィンザーホテルをバックに沈む夕日を写真におさめると、大量の雪虫も一緒にフレームにおさまりました。これはこれでいいと個人的には思うのですが、酷かったのはウィンザーホテルを望遠で撮った写真。雪虫が多すぎてノイズのようになってしまいました。

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その後は、洞爺を後にしてニセコビュープラザで買物です。「さやか」という初めて聞く名前のじゃがいもを見つけました。新しい品種らしくてお店の人もどんな感じがわからないと言ってましたが、丸っこい形から男爵の品種改良したものだと教えてもらいました。帰ってから、煮崩れしないか心配しつつも、とりあえず肉じゃがにしてみました。男爵ほどしっかりしてないですが、食感が軟らくて名前通りの優しい味でした。これは煮物向きですね。残りは定番のじゃがバターにしようと思います。とうやも一杯買ってきたので、明日はこれでポテトサラダを作ろうか。栗の渋皮剥きもしないといけないし、明日は調理で一日終わったりして。あこの洗車も忘れないでねっ!

ミニトマトのアイコも買ってきました。甘くて超うまいっす。これ食ったら普通のミニトマトなんて食べられないな(^^;。まぁそんな感じで食べ物尽くしの一日でした。

今回のあこの燃費:13.9km/L (ちなみに今回の街乗り燃費は5.9km/Lです(T_T))

北大銀杏並木

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昼休みに北大銀杏並木を見てきました。平日にも関わらず結構な数の観光客で賑わっていました。緑・黄色・赤のグラデーションが見事ですね。工学部のほうでは銀杏取りをしている人達がいたので、話をしてみたところ、小振りなものしかないと言って見せてくれました。確かに小さいものばかりで、「これって食べられるんだろうか?」などと話をしつつ束の間の昼休みは終了です。きっと昨日の強風でもがれたもののような気がしつつ職場に戻りました。

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鯨と夜景

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今週末は、土曜日に十勝岳行く準備していたにも関わらず天気が急変しそうだったので、あきらめて結局、家でゴロゴロしてました。そんな中、何を血迷ったか久しぶりに鯨食べて見ようと思って、スーパーで鯨肉買ってきました。で、オーソドックスな調理法ということで煮物にしてみた。「結構、うまそうじゃん」と思って一口...「やっぱりまず~い(^^;」。懐かしい味だけど、確かに鯨って美味しくはなかったよなと、子供のころにタイムスリップした気分になりました。もはやたまにインスタントラーメンが食べたくなるとかそういう感じかもしれない。

結局、週末は何もしないで終わってしまったので、何でもいいから写真撮りたくなって、深夜に我が家の窓からの星の写真なんか撮ってみました。札幌からでも意外とオリオンが奇麗に見えますね。

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上富良野通信 ~雪の中ナキウサギ求めて三峰山~

天気の良い日を狙ってまたまた三峰山に。しかし、段々と寒くなるにしたがって朝が起きれなくなり、7時に札幌を出るという体たらく。あこは災難続きで雀の突撃を食らってしまう。何か茶色いものが飛んで来たなぁと思ったらゴン!と(^^;。凌雲閣前駐車場に着くとすでに満車状態。冠雪もしたことだし静かな山を期待してたんだけど...

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登山道の状態は上ホロ分岐までは雪もポツポツ程度だが、300階段あたりから固い雪が多くなり滑りやすい。上ホロ分岐の岩場では早くもナキウサギを目撃したがフレームインならず。D尾根からは吹き溜りが夏道を埋めて所々ハイマツの上を迂回する。D尾根から山頂までも固い雪。私はこの区間、念のために持っていったアイゼンを使った。稜線に出ると雪は少ないが夏道部分は吹き溜りが多い。先人が迂回したと思われるハイマツや高山植物の上は既に雪が溶けていたので、帰りのことも考えて、雪で埋まった夏道を切り開くことに。ストックで雪の深さを確認しながら進むが、時にひざ上まではまることも。結構疲れる。三峰山への登り斜面は特に雪深くて夏道トレースは諦めた。上の写真は1803mのコルから富良野岳方面、下の写真は三峰山の斜面の上から上ホロ方面...写真で見るとうっすら積もっているようにしか見えないのは何故だろう。

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三峰山に着くといつもの凌雲閣を見下ろす岩場で食事をと思ったが風にさらされて寒い。南からの風を遮ってくれるので夏は快適なのだが、もう冬なんだなぁと実感する。で、風を遮れる場所ということで、すぐ横の岩に囲まれたスペースにお店を広げる。雪がテーブル代わりになって中々快適。

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食事の後はナキウサギを探そうと吹きさらしの岩場に下りるが、気温6℃、体感風速5~10m。ダウンにマフラーに持ってきたもの全部着てるが寒くてやってられない。10分ぐらいで完全に冷えきってしまったので三峰山は諦めて隣の1860mピークに移動すると慌ただしく岩場を動いている姿を発見した。冬眠しないらしいので、岩場から外に出れる内は食料集めに余念がない。時折、目が合うとすぐに岩場に隠れてしまう。正面から見ると丸々として愛敬たっぷりなのに横から見ると凛々しい表情。

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その後は来た道を戻る。幸いなことに私が踏んだ道を多くの人が通ってくれたようで、帰りはちゃんと道が出来ている。道のありがたみを感じつつ上富良野岳まで戻ってきた。このまま下りるのも勿体ないのでお茶にする。あれほど賑やかだったのに山頂付近はもう誰もいない。一泊すると言っていたパーティのいる上ホロ小屋までも1km近く離れている。上空には旭川から東京行きのAirDoが飛んで行く。明後日には出張で乗らないといけないのが憂鬱だが、こうやって見上げる分には飛行機も悪くない。何だかのんびりとした気持ちになる。

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その後は、上ホロ分岐でお茶したり、安政火口に寄り道したり、とにかく山を満喫しながら下山していった。


十勝岳温泉凌雲閣(9:10)→安政火口分岐(9:35)→上ホロ分岐(10:00)→上富良野岳(11:00)→三峰山(11:40←昼食・ナキウサギタイム→12:30)→1860mピーク(12:40←ナキウサギタイム→12:55)→三峰山(13:00)→上富良野岳(13:35←Teatime→13:45)→上ホロ分岐(14:30←Teatime→14;45)→安政火口分岐(15:00)→安政火口(15:10)→安政火口分岐(15:20)→十勝岳温泉凌雲閣(15:45)

今回のあこの燃費:12.5km/L (明日からしばらく修理でピット入りです)

三角山・大倉山シャンツェ ~午後からお気楽登山~

昼から晴れてきたので三角山に行ってきました。唯一、家から歩いて行ける山ということで、たまには歩いてみます。舗装路って案外タルいですね(^^;。途中、旧5号線の金の魔女に魔女っ子シューを買いに寄り道です。山頂でおやつ代わりに食べようという寸法です。山の手登山口からは、最短ルートを通るとすぐ終わってしまうので、一番遠まわりで一番気に入っている砕石場跡ルートにします。

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登山口から少し登って最初の分岐で、二人静かの道方面に折れます。ひたすらまっすぐ行くと「この先私有地」という看板がでますが突き進みます。私有地を横切るのでコースマップには載ってませんが、国土地理院の地図には林道のような感じでルートが書かれています。もちろん車の通れるような道ではないです。採石場跡は南の斜面にえぐれた所が二ヶ所。何か痛々しい気もしますが、男の勲章のような誇らしげな印象も受ける不思議な傷です。でも大地は女性に例えますし男ってどうでしょう...う~ん。

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山頂手前の東屋に何故かトライアングルが吊るしてありました。競輪のラストラップっぽく鳴らした後、山頂までダッシュしますが、途中で力尽きました(^^;。山頂では魔女っ子シューを頂きます。その場でクリーム入れてくれるので、外がサクサクのままでとてもおいしいんです。1個130円というのも嬉しいです。

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その後は尾根伝いに大倉山シャンツェに行きます。木々の隙間から見える手稲山も良い天気のようです。こんな天気になるってわかってたら、朝からダラダラしないでちゃんと準備して手稲山行けば良かったかなと少し後悔です。

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大倉山シャンツェにつくと展望台から身を乗り出して、定番のアングルを撮ります。これは札幌の風景って感じして好きです。左手にはさっき登った三角山が...ここから見る形はほんとに最高ですね。

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帰りは途中まで同じルートを戻って、哲学の道から下山します。砕石場跡は目と鼻の先なので(見えませんが)、これでグルっと三角山を一周したことになります。まぁ、森の中なんで、色んな角度から山頂を見られるなんていうこともないですが...地図上はそうなっとるという話です。


自宅(11:55)→山の手登山口(12:30)→三角山山頂(13:10←おやつタイム→13:20)→大倉山シャンツェ(13:40)→山の手登山口(14:10)→自宅(14:40)


下山後はあこに乗って買物に...一旦家に入るのも面倒だったので登山靴のまま乗っていったら、思ったよりもアクセルを踏みすぎて駐車場で他の車に擦ってしまいました。微妙なアクセルワークができないので登山靴は要注意ですね。幸いどちらの車も軽傷で、保険で対応できそうです。よかったよかった。