記事一覧

あこの冬道レポート 2010

ファイル 56-1.jpg

何だかすっかり冬眠モード。眠くてしょうがないが折角の日曜日なんだしと頑張って起きて、雪降ったかなと窓の外を覗いてみる。雪はまだないが天気は良さそうだ。じゃあ、雪のありそうな温泉に行ってみようと言うことでキロロ森林の湯を目指す。今日はのんびり国道5号だ。張碓に入ると雪が降り始め、いい感じだなぁと思って張碓トンネルを抜けると突然吹雪に変わり「イキナリですか」という心の叫びも虚しく雪道へ。朝里で国道5号を折れて、望洋台から国道393号に入る頃には立派な圧雪路になっていた。

あこで雪道を走るのは初めてだが非常に安定している。毛無峠あたりの直線で、毎年恒例のフルブレーキングテストをしてみると、タイヤロックせずにしばらく減速した後ABSが効いて真直ぐ止まった。タイヤは中古のREVO2だが、さすがはブリヂストンと言った感じで我慢が効くし、あこの素直なABSも好感が持てる。

あこの制動性能も把握できたことで、恐さがなくなって次第にスピードが出る。前を行く車もなくあっと言う間にキロロ着。雪の白樺林を行く道路の写真なんぞを撮りつつ、止まったついでに急発進テストもやってみる。あこの四駆システムはリアルタイムというやつで、普段はFFで前輪が滑ったら四駆になるらしい。アクセルを踏むと最初前輪が滑ってCBと変わらんなと思った矢先に後輪が効いて加速していった。「すごいな、あこ。やるじゃん!」みたいな。

スキーシーズンを外したキロロはゴーストタウンのよう。真っ白な中、ホテルピアノがドーンと建っているが、周囲に明かりもなく廃業したのかと錯覚するほど(しっかり営業してますが)。温泉は人も少なく雪見の露天風呂が貸し切り状態と中々良いお湯でした。

ファイル 56-2.jpg

帰り道も順調だったが、調子にのって前輪を少し滑らせながらトラクションかけつつコーナリングしていると、突然後ろから押されたような変な挙動になり少々恐いをした。多分、コーナリング途中でリアルタイム四駆が働いたんだろうと思う。あこの思わぬ弱点を発見したというか、FFっぽいけどFFじゃないということを頭に入れて運転しないと危険だなと感じた。

国道5号線に戻ると事故が多発していて色んな所で突き刺さってる車で大渋滞。道路はブラックアイスバーンになっていて、さもありなんという感じだが、それにしてもこんなに何台も事故起こすかと。札幌に入ると雪は全然なかったが、新川あたりであこの前を走っていた車が突然の追突。事故の瞬間のガリっていう音ってのは嫌なもんで耳に残ってしまった。通り過ぎる時に横目で見たらボンネットがくの字型に変形していて、自業自得とは言え少し可哀想になってしまった。あことは何事もなくうまくやっていきたいなと、互いに確認しつつ家路に着いた。

今回のあこの燃費:10.5km/L (今回は殆ど街乗りだし、雪道で2速3速を多用したのでこんなもん?)

あことドライブ ~初冬の積丹岬~

先週末は完全に寝て終わって、その後の祝日ということで、行って来ました積丹へ。あこと出掛けるのも久々。高速で小樽まで行って、そこから先は国道5号線と229号線で行きます。夏は結構混んでる道もさすがにこの時期は空いていてのんびりしつつも早めの到着。

ファイル 57-1.jpg

積丹岬を散策してみる。駐車場から歩行者トンネルを抜けると、眼下に冬の日本海が拡がる。遊歩道で海岸まで降りる予定が、崩落のため通行禁止に。写真を撮りつつも移動できる範囲が狭いので構図がまとまらない。というわけで場所を移動。まだ行ったことのない積丹出岬灯台まで行ってみます。

ファイル 57-2.jpg

灯台まではアスファルト道で片道600m。適度な登りで、たるんだ身体には良い運動。おそらくまだ現役の灯台は新日本海フェリーの小樽航路が健在だった頃に、ただの光点に過ぎないが船の上から見た記憶がある。ここに展望台があるが景色はパッとせず、展望台から先に続く自然散策道が山の稜線のようで、稜線好きとしては新緑の季節にでも歩いてみたくなった。

ファイル 57-3.jpg

その後は神恵内温泉998を目指して走る。途中で神威岬入口を通過するときに片側のゲートが空いているのを確認。そろそろ通行止めの季節なのに、誰か開けたのかなと思って通り過ぎる。ここから先は平成になってから開通した新しい道路で道幅も広くて走りやすい。神恵内温泉は強塩泉で、温泉成分表からざっくり計算しても1kgあたり40gの塩が溶けていて海よりもしょっぱいということがよくわかる(海は30gぐらい)。露天風呂の周囲も結晶化したツルツルの塩の層が元々あったコンクリートの上に形成されて美しい。

帰りは、温泉名称の由来の一つにもなった道道998古平-神恵内線を通って帰る。管理人が持っている昭和後期の地図には国道229号は分断されており、道道998号は全通しているが温泉はまだない。ここの当丸峠は交通量が少ないワインディングで、シェルター内の変則的なカーブ以外は素直なコーナーばかりで思いっきり攻められる。今年の6月にあこが来てすぐにここに走りに行き、走行性能の高さに恐れ入った場所でもある。当時は全然愛着なんて湧かなかった車なのに、たった半年でこうも変わるとは自分自身でも信じられない。何となく名前を付けてみたのが良かったのかもしれないなと思いつつ、スタッドレスタイヤで出来うる限りの速度で当丸峠を通過して帰路についた。

今回あこの燃費レポートはありません(ガソリン入れるのさぼった(^^;)。

藻岩山小林峠ルート ~登山靴のレビューなどを添えて~

昨日ボロボロになった登山靴を修理に出そうと秀岳荘に行ったら「何とかできないこともないけど、もうここまで使ったら十分でしょう」と言われ、セール中だったのもあって新調することに。以前の靴はキャラバンのGK-47でしたが、非常に気に入っていたので後継であるGK-69にしました。

で、本日、慣らしを兼ねて藻岩山へ。せっかくなので、夏道を歩いたことがない小林峠コースにします。以前はなかったトーガードがつま先とかかとに付いて岩場で早速の活躍。耐久性ありそう。内側は皮から布地になって安っぽさもあるが最初から履き心地が良い感じ。唯一気になったのは、頼りなかった靴紐がより貧弱になったこと。フックがボールベアリングになっているためか紐自体も少し滑りやすく、案の定、途中で何回か紐がゆるむ。これは結構危険かも。ベアリング機構が使えなくなってもいいから紐だけは昔のものに変えようと思った。

ファイル 55-1.jpg

冬に小林峠コースを歩いた時はピークを直登で繋いでいったのに対して夏道はトラバースやジグの連続。冬には標識の表示と歩いた距離感にかなりの差があった理由がよく分かった。今日は北の沢コースを経由して藻岩山と思っていたが、分岐の406mピークに着くと国土地理院の地図ではあるはずのルートが熊笹で埋まっている(↑)。しょうがないので、そのまま進み慣れた旭山コースと合流。特に新たな発見もなく山頂に。展望台が工事中で登山者休憩所やリフトなどもなくなっていた。

ファイル 55-3.jpg

昼食の後、下山すると下り坂で足が痛くなってくる。さすがにまだ靴が合ってないみたいだ。片道4.5kmと藻岩山で最長コースだけに慣らしには選択ミスだったかなと思いつつ下りきった。

あことお茶した後、じゃあ帰ろうとあこをバックさせるとガリガリと嫌な音が...駐車スペースに停めた時に気がつかない内に縁石に乗り上げていたらしい。降りてよく見たら前オーナーが着けた古傷が更に広がっていた。まぁ、同じ部分だし下側なので見た目には何の変化もないが、一応帰宅後に補修。罪ほろぼしに汚れていたアルミホイールも掃除してやる。おおぅ。アルミがピカピカになったので見た目的にはむしろ良くなったんじゃ(^^;。

ファイル 55-2.jpg

今回あこの燃費レポートはありません(移動距離が短か過ぎるし)。