敏音知岳(ピンネシリ岳)の次なる計画は、前々から国道40号を通る度に気になっていた函岳。この辺りでは最高峰の1129mの山ながら、気象観測用の函岳レーダーがあるので山頂まで林道が繋がっているらしい。いつもは登山口で待ちぼうけのあこに、山頂の醍醐味を味合わせてやろうじゃないかということで、今回は、どちらかというと敏音知岳がおまけで函岳がメインの感が強い。
国道40号の函岳の標識を曲がると10分ほどで林道入口。山頂まで27kmも砂利道行くのかよと気が滅入ったが、走り始めるとこの道、明るい林道の上、よく整備がされていて、わだち一つない快適な道。ついついスピードが出て、大きな石を跳ねて車体に当たる音で、我に帰ってスピード落とすほど。
それでも30分ほど掛かってようやく加須美峠。ここの標高は740mほどで、ここからは755m、918m、897m、941mのピークをつなぐ稜線をやや巻きながら山頂に道が繋がっている。完全な稜線じゃないけど、あこと稜線歩き(?)ができるとは思わなかった。背の高かった白樺は低木のダケカンバに変わり、視界も良くなり快適そのもの。山頂のレーダーも見えてきた。車に乗りながらも、ここまで登山の雰囲気を楽しめるルートっていうのも珍しいんじゃないかと思う。
標高が1060mに達すると視界を遮るものは熊笹しかない。拡がる青空をバックにあこの写真を一枚。う~ん、絵になる。この先を少し走ると山頂駐車場。30台以上は楽に停められるんじゃないかというほどの大きさ。山頂まではあと200mながら、あこが行けたのは標高1120mの駐車場まで。ちょっと可哀想だがあこを置いて山頂を見にいく。
レーダーは補修作業中のようで工員さん達で賑やかだ。補修作業で山頂に行けないのかと思ったが、「右側に通路があるよ」と工員さんに教えてもらう。進んでいくと立派な山頂標識。景色が素晴らしくてしばらく眺めていたが、地理的にどこも遠望ばかりで、写真的に絵になったのは山頂標識ぐらい。ここは。写真を撮るよりもボーっと眺めているのが楽しい山だ。
あこと大雪山を眺めながら昼食にした後は、来た道を折り返して帰路についた。下山すると雲り始めて丁度良いタイミングで登れたことに感謝した。
国道40号(11:50)→林道入口(12:00)→加須美峠(12:35)→函岳(13:05←昼食→13:55)→加須美峠(14:15)→林道入口(14:45)→国道40号(14:50)
街乗のあこの燃費7.4km/L
今回のあこの燃費14.9km/L 街乗りと丁度2倍も違う。このギャップが何とも...山登ったのに何でこんなに燃費が良いんでしょ、この娘は(^^;。
今回は久々にRAWで撮影してみた(私のカメラはいわゆるコンパクトデジカメの部類だけど何故かできるんです)。やっぱり色温度や露出の微妙な補正ができるので、同じカメラで撮影しているのに仕上がりが断然奇麗だなと改めて思う。ただ、連射ができなくて、しかも1枚撮るのに3秒~5秒ぐらい掛かるのがダメダメです。今回みたいに時間に余裕があって、しかも風景しか撮らないと決めてれば、それでもいいんですけどね...
yah URL 2011年09月12日(月)14時59分 編集・削除
こんにちは。
今回はちょっとマニアックな?方面に行かれたんですね。
僕はよく知らず、「どこだ?」と地図で場所確認しました。
ここはドライブついでに行くのにはよさそうですね。
コンデジでRAW現像が出来るっていうのはかなり少ないですよね。
手間はかかるけど綺麗に仕上がるので、僕も基本的にRAWで撮ってます(PCで写真の確認がしやすいようにRAW+JPEGで撮ってます)。
写真いっぱい撮るから、写真の確認&現像に時間かかって、ブログにupするのが遅くなってしまうのが難点です。
ホンダのクルマは総じて燃費いいですよね。
過去に1台だけホンダ車に乗ってたことありますが、スポーツタイプだけど燃費もよかったです。