今日は大雪高原温泉から緑岳ルートで白雲岳まで登って見ようということで、例によって朝4時30分に札幌からスタートしたまでは良かったが、旭川紋別道の愛別インターを過ぎた辺りで登山靴を忘れたのに気が付き呆然とする。もう距離的に取りに戻るのも不可能なので今日は登山中止。そのまま紋別道を走って3月に行ったサロマ湖あたりを周遊してみようということで、そのまま上川層雲峡インターを通過して丸瀬布方面へ。8時には前回訪れた芭露水芭蕉群生地に着いていた。
前回と同じく季節的にもう芭蕉様でもないだろうと思いつつ、何か他の花が咲いているかもと散策する。一番目立ったのがフランスギク。北海道では至る所に群生していて、ウチの近所のごみステーション脇にも咲いているが、白い花はやっぱり美しい。
黄色い目立つのはクサノオウ。枝豆みたいな実がなっている。日本全国どこでも見られる花のようだが、気にして見たこともないので中々に面白い。
驚いたのは芭蕉様の葉で、半端ない数が群生している。ここまで密集しているのを見たのは初めてかもしれない。
あこも、昨日洗ってあげたばかりでピカピカの御機嫌モード。たまには記念撮影ということで。
前回と同じルートで計呂地交通公園に行ってみる。もう宿泊営業はやっている時期だが、
管理人さんが常駐しているのは16時~19時までのようで、鉄道資料館が見たい方は電話下さいとの貼り紙がしてある。「もちろん見たいでしょう!」ということで管理人さんに電話して見る。後でよくよく考えて見たら日曜日の朝8時30分。普通なら非常に迷惑な話であるが、「10分ほどで行きます」と快く応じて下さった。中は非常に小規模ながらも、湧網線周辺の乗車券や乗車証明書が充実しており、運行表や時刻表などお約束アイテムの他、タブレット閉塞機が2台も保存されていた。 管理人さんは鉄道にはあまり詳しくないようだが、昔、列車が着いた時にこの音を良く聞いたとタブレット閉塞機の鐘を鳴らしていた。結局、管理人さんと話をしたり展示を見るのに夢中になっていて、写真を撮るのを忘れていた。
交通公園の散策路についても聞いてみるが、この時期はあまり花もパッとしないらしい。秋にはサンゴ草の群生も見られるが能取湖のほうが奇麗だということだ。じゃぁ、「サロマ湖対岸の原生花園のほうがいいですか?」と聞いてみたら、散策するならそっちのほうがいいということで、お礼を言って原生花園に。